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今月(5月1日~5月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 嘘よみと偽飾の王女

    小田原みづえ

    男装少女は憎い王女(性別:男)の婿になる?
    2021年12月4日
    陰謀渦巻く宮廷、身分違いのふたり、知られれば命はない重大機密と、王宮ロマンス好きにはたまらない設定が詰まったお話です。琉球モチーフなのも素敵ですね。ほどよい異国情緒が漂っています。ヒーロー、ヒロインともに性別を偽っていて倒錯感にドキドキしました。
  • エイラと外つ国の王

    びっけ

    群像劇としては弱いけど一風変わってます
    2021年10月5日
    吸血鬼の一族に嫁いでしまった王女のお話です。一巻の引きが衝撃的で続きが気になったのですが、読み進めるとどうにも物足りない、痒いところに手が届かない感じがしました。説明的な台詞が多くて、人数の割に人間関係が希薄であるせいかもしれません。でもそれを除けばよくある吸血鬼ものではなく捻りがあって面白いです。異国への嫁入り、吸血鬼の一族、獣人や竜などなどファンタジー要素も盛りだくさん。絵のタッチも優しくて好きです。そして喋る黒猫ロロンが可愛い。
  • 残業シンデレラ

    朝比奈ショウ

    もったいない!
    ネタバレ
    2021年10月5日
    このレビューはネタバレを含みます▼ これ、五巻で完結なんですよね? だったら言えることはひとつ。本当ーーーにもったいないです。四巻までがどストライクな展開で、コワモテバイト君と元彼部長に挟まれドキドキしっぱなしでした。部長既婚者だけど、この構いっぷり、もしや本格参戦しちゃう?なんて期待したり。それが五巻でまるで打ち切りのごとく駆け足&部長フェードアウト&「待っててほしい」…って待ってほしいのはこっちだよ。え、これで終わり?呆気なさ過ぎて持て余したこの感情をどうしたらいいのか。前から思ってましたがシーモアさん、完結したなら◯◯巻配信中って書くのやめましょうよ~(泣)
  • 溺愛ヤクザには甘やかされない!

    平井るな

    依存症男とお花畑ヒロインにハマれるかが鍵
    ネタバレ
    2021年8月5日
    このレビューはネタバレを含みます▼ それまで基本的にコメディだったのが、3話で急にがっつり重くなります。個人的にはもっとヒロインとの愛ある攻防を見ていたかったので、少し期待はずれだったかな~。加えて肝心のお嬢、下着みたいな格好で男の部屋に行くわお皿割らなかっただけで得意げになるわ、お花畑が過ぎてちょっと引きます。思わせ振りな黒髪美女の登場もフラストレーションが溜まるの目に見えてるので続きを買うかは未定。ただ2話までと巻末のおまけは面白かったです。小林さん、いい人(笑)
  • 呪い子の召使い

    柴宮幸

    1話でおなかいっぱいかも
    ネタバレ
    2021年8月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 触れた者を死に至らしめる王子と不死の身体を持つ少女。呪い子同士のふたりが出会ったら……というお話です。1巻だけ読んだ感想としては、1話で十分満足かなと。ヒロインのレネと王子、初めから信頼度も好感度もけっこう高い。だから緊迫感がないし、どちらかが思い悩んでもう一方が励ますという流れがお決まりです。1巻でここまで進展してるなら、2巻以降なにするの状態。まあ呪いの行方とか色々あるんでしょうけど……。それと黒幕が起こした騒動がちょっとお粗末。という具合にシナリオが気になって入り込めなかったため☆3で。ただ、絵はとても綺麗だし好みです。繊細で柔らかいタッチで、見ていて癒されます。機会があれば、続きを読むかも。
  • 天堂家物語

    斎藤けん

    死にたがりの少女の命がけの恋
    ネタバレ
    2021年7月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「生きては出られぬ」なんて囁かれる旧家、その噂に相応しい屈折した家人たち、跡目争い、二年前の殺人事件。お家騒動のまっただ中に飛び込んだ少女の覚悟と恋の物語です。天の邪鬼な雅人様はむしろわかりやすいほう。「人を助けて死にたい」なんて本気でのたまう、本名すらわからないヒロインのために、常に事態は思わぬ方向へぶっ飛びます。特に六巻で本物の「鳳城蘭」になるためにらんが取った行動には驚かされるんじゃないでしょうか。少女漫画のヒロインらしからぬ選択だと思います。おかげでふたりの仲はこじれにこじれ……。展開はゆっくりめですが、その分じっくり世界観に浸りたい方におすすめです。
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  • NとS

    金田一蓮十郎

    この恋は許されない…ならきれいさっぱり
    2021年7月12日
    「なかったことにしましょう!」……ってそうは問屋が卸さなかった(笑)離れようとすればするほどなぜか引き寄せ合ってしまう男女のラブストーリー。ふたりの異様に高いエンカウント率に思わずクスッと笑ってしまうこと請け合いです。それでいて切なくなるポイントも押さえていて、特に一巻ラストでヒロインが「最後にお別れの◯◯がしたい」とお願いするシーンには、恋の喜びと悲しみがギュッと詰まっています。ベタな落としどころとしては「ヒロインが卒業したらお付き合いする」ですが、そうはならない気もしていて、ふたりがどんな結末を選ぶのか気になります。
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  • 少年のアビス

    峰浪りょう

    「君の人生この先絶対つまんないだろーし」
    ネタバレ
    2021年6月3日
    このレビューはネタバレを含みます▼ なんて言われて「初めて自分を理解してもらえた」と喜んでしまうくらいには屈折した男の子が主人公の群像劇。『ヒメゴト』に続き、思春期の行き場のない感情や人間関係のもつれ具合が秀逸です。一巻では主人公にとって害にしか見えない人物ばかりですが、それが徐々に本音や事情をさらけ出し「ああ可哀想な人なんだ」「理由があったんだ」なんてホッとしたところで別の顔を見せられる。はたまた悪人でしかないような奴が意外な切実さを覗かせる。万華鏡みたいに見える世界がクルクル変わって翻弄されます。二十九年前の心中未遂で死んだのは誰? なんてミステリー要素もあり、あっという間に読んでしまいました。