このレビューはネタバレを含みます▼
BLは、全くもって興味無いんだけど、CDの声優さんが好きで、聞いたら原作読みたくなって買いました。
ストーリーは面白かったです。冬至が、弓弦を思う切なさとか振り回されてるところとか。
ハードな描写がないから、割と受け入れ易かったです。
でも残念なのは、背景とか細かい描写が、雑ですね。
石川町→東神奈川に向かってるのに、新横浜で途中下車とか有り得ないし(実際は、新横浜は東神奈川より先です。CDでは横浜下車に直されてたけど)、その間に、土手があるような川も渡らない。
冬至は1年で弓弦は3年なのに、紫乃には1コ上って言ってたし、石川町駅でも、冬至に降りる改札聞かれて、弓弦が南って言ってるのに、絵は北口になってるし。
港の見える丘公園での夕日の向きも逆。
そういうの、ちょっともったいな。
ついでに、BL好きな人はそういうの思わないのかもだけど、ノンケの二人がお互いを意識するようになった時に「自分は男なのに、なんで?」みたいな表現があったほうがリアリティ出ると思うんだけど。