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今月(5月1日~5月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 銀魂 モノクロ版

    空知英秋

    女子や大人のファンも多い少年漫画
    2017年7月10日
    ある大きな病院の窓や壁に、入院している子供達の習字が貼ってあって。みていたら「夢」「青空」「大空」「希望」と色んな言葉の中、「高杉晋助」と書いていた男の子がいました。
    しばらく見入ってしまいました。

    あぁ、銀魂って本当に良い漫画なんだなー って改めて思いました。 作文っ!?
  • 風光る

    渡辺多恵子

    僅か5年の物語
    ネタバレ
    2017年5月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 1863年は個人的には感慨深い年と思ってます。色々動きがあった中で、新選組(壬生浪士組)も発足した年ですよね。
    それから5年の物語。
    風光るの世界観がとても好きです。
    新選組だけを綺麗にきっちり切り取っている。
    そして史実を絡めながらの展開は、まるで一隊士の目線で一緒に参加しているかのように思えるし、武士道を体感出来る。
    武士道の表現は風光るが一番だと思ってます。何度涙したか。
    全てのキャラクターも際立っているのでみんなが主人公レベルだなぁとも思ってます。最初から満遍なく読む必要ありますよね。カッシーも最高でした。
    二人の恋の展開も士道に生きる者達だからこそのこじらせ方。
    最後まで見届けたいです。
    (これだけ結びつきの深い新選組のみんなだから、できれば、輪廻で、いつかどこかで再会している、再会する、なんて希望を持っていたいな)
  • 亜獣譚

    江野スミ

    水面に雫が一滴落ちる感
    2017年5月14日
    面白いです。
    でもその一言で表現出来るものではなく。
    それは倫理(哲学)に繋がる感傷を揺さぶられる回があり、自分のうちなるものを起こされる事があったから。読後感の揺らぎによって、自分、これまで、他人の反応、他人の中の自分などに 気付き、受け止め、消化せざるを得ない回があったから。綺麗な水面を見ていて、そこに雫が落ちた時、ただ見ていられるか、ポタンという音が聞けるのか、衝撃として波紋のように自分の内側が動かされるのか。ある一人の人物のせいでこんなに文字使っちゃいました。
    絵が繊細で美しいです。
    変人いるし、というか主人公が変人さんだし、コケティッシュなところも多々あり、面白いです。
    人間と獣の狭間での葛藤はもう珍しくはないのに、オリジナルを感じる。
    揺るがない骨太の芯とそれを包む柔らかさと温かみも感じる。
    そっか人間を描いてるんだ。
    鬼才ってこういう事かぁ。なんて思ってます。
  • クイーンズ・クオリティ

    最富キョウスケ

    素敵な変化球
    2017年5月9日
    古今東西変わらず必要としているテーマ。でもそれは直球だと必ず誰かしら傷つけてしまう。それを、とても上手な変化球でメッセージ出してくれている作品だと思います。
    なーんて言っちゃいましたが、ただただきゅうちゃんの切ない思いにキュンキュンを楽しませて貰ってます。
  • 邪神の花嫁

    冬織透真

    どんどん面白くなってる
    2017年5月9日
    作家さんの描く男の子のキャラクターが好きです。
    女の子もちゃんと自身で気付き自立していくし。
    なにより、二人のいちゃこらに癒されます。
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  • G戦場ヘヴンズドア 完全版

    日本橋ヨヲコ

    最低2回は読んだ方が良いかも
    ネタバレ
    2017年5月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 漫画製作に留まらず生みの苦しみを感じている人、自分を壊したくてたまらない心境になったり、他人に期待してない自分の中のからっぽさを感じてる人がいるなら、是非ともおすすめしたい作品です。
    自分をコントロールするには訓練がいる。
    その力をまだ持たないうちに、無自覚のうちに、超越した自分の潜在能力に押し潰されそうにならないで。この作品で気付いて。
    そう思いつつも反面、
    経験と結果はいつもその人自身の為にあるのだから、先にヒントや答えを得ないで苦しむのも良いんじゃないか。とも思う。自我の超越の前に自我の崩壊がきても、必要ゆえかと。
    それは登場人物が皆聡明で、互いを深く理解しているのに、当人には言葉足らず。だから成長するのだと示しているから。
    若い時に見ても年を重ねてから見ても、アクター側の人でもシアター側の人でも感じ入るものはあるのではないかと思いました。
    心の澱が流される作品だと思います。
  • ビン~孫子異伝~

    星野浩字

    孫子の兵法
    ネタバレ
    2017年2月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 読む前から兵法を知っていた、つもりでした。でも知らなかった。
    最初の頃の読後の自分の高揚は、ビン君にただただ感動して泣いたりクスッと笑ったり思考停止になったり、しばらく・・・完璧に良い意味で踊らされていました。
    ビン~孫子異伝~を語る時、ネタバレするしか手段を思いつかないくらい持っていかれてました。
    孫子の兵法は、戦う以前の重要性を知らせていて、戦わざるを得ない時には被害を最小限に、でも必ず利益を得る事に重きを置く(現代では非情にさえ思える)、その為の教えだと思ってました。
    故に準備が大事で、準備には時間がかかり、全て準備するのは現実的ではないのだろうと。
    でも改めて見ると、
    ビン君は戦う前に最初の準備篇と言われている3篇だけではなく<計、作戦、謀攻、形、勢、虚実、軍争、九変、行軍、地形、九地、用間、火攻>全ての準備をしていた。臨機応変に実践で使いこなしていた。
    攻は天の目で見て、守は地下に隠れるが如く。
    深い深い溜息しか出ませんでした。
    騎馬戦もギリギリ上手く交わしているところなど、深い内容だなと感じています。
    読んだ人は更に孫子の兵法、孫ビンの兵法を知りたくなるかも。
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