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今月(11月1日~11月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • セックスしたい、したくない【描き下ろしおまけ付き特装版】

    四ツ原フリコ

    まさに虹色ですな
    ネタバレ
    2021年8月16日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 主に性欲で人を分けた時のマイノリティのお話しがメインですね。
    主人公の男の子が生身の人間と一生やらなくても生きていけるっていうタイプで、まったく反対の、男と毎日やらないとダメっていうくらい性欲があるって自分で思ってる女の子がメインのお話しですね。
    わたしは性欲がどうの以前に、実子を作らない主義なので、今の夫とも一度もしたことない人ですから、男の子の方に近いですけど、体が女で生まれているから、女の子の方の事情も少しわかる、
    わたしも勉強できるので、男女問わず敬遠されたり、本が好き過ぎて、自分が他人を敬遠したり、母親をみていて男無しでも生きていける程度に働きたいと考えたりしたものですけどね。
    わたしが実子欲しかったら、女の子の方になっていたかもしれないですね~
    そして、脇役には、周りに何か言われるのイヤで彼氏をとりあえずつくっていたことか、女性カップルの経営する食事どころとか、そこに集ういろんなマイノリティの人とか、中学から告白しつづけた女の子とつきあえて、主人公にも幸せを分けたくて、すぐに飲み会に連れ出す善意の先輩とか、いろんな人が出できますね!
    まさに虹色の作品ですわ~
    さて、正反対のふたりのはお互いに興味を持ちましたが、そのあとはどうなるでしょうか?現実にはもっといろんな結末があるとおもいますがわたしはこの作品の結末が好きですね。
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  • ねこねこベイビー

    楢崎壮太

    ほのぼの笑える
    ネタバレ
    2018年3月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ねこねこシリーズ長男編
    絵がきれいで可愛い
    話がちょっと泣ける
    それはシリーズ共通だけど、長男編が一番ほのぼのですね~
    しかも、猫だけじゃなくて鳥も出てくるので、両方好きな人にはたまらん!
    メンタルが落ちてしまうと猫になる家系の呑気な長男が1年以上口説いている美人さんはツンデレで、猫に好かれやすい体質~
    マタタビみたいなタイプだと言われても、ちょうどいいじゃんと呑気に反応していたけど、じつはそこに大問題があって…
    長男の愛が本物か試される時が!
    美人さんな過去を思えば涙無しには読めないけれど、そこはねこねこシリーズのクオリティで笑えるとこもたくさん!
    ほのぼの笑える純愛ストーリーですね( 〃▽〃)
  • パペット【SS付き電子限定版】

    丸木文華

    果たしてどちらが?
    ネタバレ
    2018年3月26日
    このレビューはネタバレを含みます▼ いつもながら少しミステリー要素のある丸木さんの作品。期待通りにちょっとしたどんでん返しが起こります。
    家族にも友だちにも恵まれていると口にしながら、かわいそうな人たちが救われるマンガばかりを強いこだわりと気迫で描く主人公…しかし、その展開が読めるワンパターンなマンガはヒットからは遠い。
    しかし、新しい優秀な担当編集者がアレンジし始めたところ人気は爆発。
    担当編集者は自分の方針に自信を持ちつつも、主人公の必死さや、マンガに顕れる闇に、主人公への興味を深めていく…
    主人公は本当はどんな人なのか?
    主に主人公の一人称で話はすすむのに、主人公も担当編集者も主人公の親しい人も謎だらけという面白い構成ですね。
    毎度、主人公を愛する人は素晴らしく出来がよくて、主人公のいびつさごと愛してしまうので、丸木さんもご自分でおっしゃっている通り、割れなべに綴じ蓋なふたり…
    しかし、囚われたのはどちらなんでしょうね?依存しているのは?
    本当のことや正しいことって重要ですかね?
    一筋縄ではいかない作品がお好きな方にオススメです。
  • 霧の楽園

    丸木文華/笠井あゆみ

    病んでるのが真骨頂
    ネタバレ
    2018年3月26日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 丸木さんお得意の病んでる系ですね。
    子どもの頃から辛い目に遭っていると、ひとつの対策として出てしまうと、一時期精神医学の世界で話題になった症状を抱える主人公。
    そして、そんな主人公だからこそ、より溺愛する相手という、丸木さんの真骨頂ですね。
    お医者さんや科学者は、彼らが定義した健康という枠からはみ出している人を分析し、研究し、健康という枠の中におさめようと四苦八苦します。
    しかし、そのいびつさこそを愛して、大切にしまいこんで可愛がるという、違う道に個人的に走っちゃうけど、本人たちは幸せなのって、どういう展開かな~という丸木さんの想像力の賜物ですね。
    でも案外、現実にも当てはまることかも。
    周囲が障害や欠点と捉えて、なんとかしなきゃと思っていることも、家族や親しい人には、
    それはひとつの個性で、かえって愛しいことってありますよね。
    そういうことが、少し大げさに描いてある作品です。
    あばたもえくぼという言葉を解する方にオススメです。
  • カスミとオボロ

    丸木文華/THORES柴本

    広くオススメな丸木文華作品
    ネタバレ
    2018年3月26日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 構成力も文章力もあるけれど、BLや近親ものなどのシチュエーション故に、誰にでもはすすめられない作品ばかりの丸木さん。
    しかし、この作品は主人公の美少女と、彼女のはるか前世に因縁のある一見美少年の鬼が、一緒に過ごしながら出会う事件を描いた伝奇的オムニバスなので、一般的なミステリーのように読めるので、多くの方にすすめられます。
    無害なふりをして、ただひとりの女性を愛する鬼の純愛物語でもあるので、どぎつい性描写もありません。
    耽美な雰囲気はありますが…
    長編としては、夫である鬼を裏切り、人間に加勢して、人間との間に子どもをもうけた妻は何を考えていたのかというミステリーでもありますね。
    何巻あっても夢中で読み、新しい事実がわかると伏線を読み返したくなる名作です。
  • 白狼王の愛嫁

    櫛野ゆい/葛西リカコ

    お互いに力になりたい
    ネタバレ
    2018年3月9日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公とだんなさまが、お互いに力になりたいというところが好感が持てますね~
    愛し合うときも狼なだんなさまなので、それがダメな人や、運命の相手だからと最初がムリヤリなのも、嫌いな人は嫌いかも~
    わたしは愛嫁の方は大丈夫でしたが、続編の恋妻の方で主人公が妊娠、出産するのがイヤでした。
    個人的に主人公が妊娠したりしないのがよくてBL読んでる部分があるので~
    愛の奇跡的なエピソードなんでしょうが、現実の不妊治療でさえ不自然なかんじが個人的にキライなんで~
    せっかくヒーローが王様で、主人公が妃で、ふたりとも国民を愛しているので、国中の孤児の親になるくらいの愛をみせて欲しかったですね~
    つわりも出産の苦労も何も無くて、ヒーローに労られただけで前向きになる主人公もちょっと浅い…
    実際は出産は命懸けだし、子育ては大変ですからね~
    ファンタジーに中途半端に妊娠をぶっこむ必然性がわからん