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今月(6月1日~6月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 椿町ロンリープラネット

    やまもり三香

    進化系少女漫画
    ネタバレ
    2020年5月4日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 「少女漫画はここまできたか」です。
    買いです。
    「男女一つ屋根の下」とゆー設定はベタです。
    ベタ設定にどこまで読者を引き込めるか?が、その少女漫画の力量。
    ベターを、吹っ飛ばす新鮮さ。
    みずみずしさ。
    引き込まれます。
    絵もオシャレ、画力もあり、キャラクターに温度と色気があります。
    少女漫画って、主人公だけハッピーで脇役が雑な場合が多いですが、モブの扱いにも愛があります。
    群像劇のように読め、登場人物がリアルで血が通ってます。
    だからこそ、「THE少女漫画」なありえない設定でも心疼かせてくれます。
    台詞回しや、見せ場の作り方も素晴らしい。
    「っもーーーーー」となります。
    ヒロインも、本当にこーゆー娘いそう…と思わせてくれる。
    色恋のみで14巻まで、中ダレすることなく読ませてくれる。
    とても、とても丁寧に気持ちの変化を描ききってます。
    よくある勘違いによる気持ちのすれ違いも、やりすぎ感がなくリアリティがあり、迫ってくるものがあります。
    少女漫画でここまで心象風景の変化を繊細に描けてるものは希少なので、大人でも胸が熱くなります。
  • BLACK BIRD

    桜小路かのこ

    男性キャラとラブシーンが全て
    ネタバレ
    2020年4月30日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ストーリー自体は「どこかで読んだことのある」少女漫画王道パターンのパロディ。切り貼り感はいなめません。
    この作品は良くも悪くも「男性キャラクター(と濡れ場)」が全て。
    その魅力で、18巻まで引っ張れるのがこの作者の力量で、凄味。
    なんとも言えない表情の描写やヒロインの相手役のセリフ、乙女心をわしづかむ強引さ。
    少女漫画の夢が凝縮されてます。
    ラブシーンは、かなりドキドキさせてくれます。
    が、、、
    ヒロインの思い込みの激しさ&泣きすぎで辟易します。
    男女のすれ違い方がステレオタイプで、主人公の独りよがりに見えます。
    毎話見せ場を無理やり作ってる感があり、想いが暴走しすぎて疲れます。
    ヒロインに「共感できない」=同性はイラっとくるのでは?
    匡が、ここまで主人公に拘る理由が見出せませんでした。
    「仙果」だから特別=主人公のキャラに芯がなくてもいいのかぁ〜と、無理やり納得しつつ読み進めました。
    後半、壮大なスケールに発展…作者のひとりよがりが先行してポカンとなります。
    こーゆー半ファンタジーは漫画といえリアリティが全てだと思いますが…
    ・ストーリーの伏線が雑
    ・モブキャラの扱いが雑
    ・突発的エピソードが多すぎる(消化イベントのような安物の)
    ・主人公が女子高生とはいえ甘ったれすぎて、身勝手
    ・両親との関係は不必要な描写
    だったと思いました。
    思いつきとゆーか、無駄が多いストーリー展開です。
    大筋のストーリーにのみマトを絞って丁寧に描いて欲しかった。
    脱線せずにまとめれば、10〜12巻で収まったような。
    激しい割に簡単に片付くエピソードもあったりで…。
    そこまで不幸思い詰めるほどの状況でなく、愛されて恵まれてるのに悲劇のヒロインすぎて、読者の気持ちが追いつかないまま終わります。
    作者の伝えたかったものと、漫画の世界観・構成の技術が伴ってないのか、チープな感じで読者置いてけぼりな場面が見受けられます。
    ラストも…なんか。
    作者の押し付け?ヒロインの1人よがりでポカーンです。
    あと、(特に横顔)描写にブレがあります。
    これは好みですが、もう少し女の子の目を小さめに描いた方がいいかも。
    とはいえ、18巻まで一気に読めるエンターテイメントです。
  • 酔うと化け物になる父がつらい

    菊池真理子

    毒親本の必読書
    2020年4月15日
    自分が毒家系育ちと気付いてから、色々な毒親本を読み漁りました。ダントツ分かりやすいです。
    絵がキャラクターっぽいとゆうか、いい意味で簡素で柔らかいタッチなので、一線引いて冷静に読めます。
    ただ、作者は、かなりしんどい思いで描き上げたのだろう力作です。
    毒親育ちの
    ・行動パターン
    ・陥りやすい考え方(認知の歪み)
    ・閉じられた家族空間での常識とと世間値とのズレに大人になるまで気付かなかったことなど、、、
    行き場のない、どうしようもない生き辛さが克明に描かれています。
    明らかに「家っておかしい」違和感を抱えつつ「自分の家はそこまでじゃない…」と、自分の痛みを見て見ぬフリとゆうか、自己評価が低いあまり相対化して見てしまう部分など、共感できました。
    他人から見て「酷い」の強弱でなく、程度はどうであれ、自分がつらかった気持ちを軸にしていいのだと教えてくれます。
    そして、毒親本によくある、宙ぶらりんな終わりでなく、優しさを感じ、かすかな希望を持てる本です。
    この著者の「毒親サバイバル」も必読書です。
  • 東京卍リベンジャーズ

    和久井健

    とにかく面白い
    2020年4月12日
    ヒーローものは「最初から主人公が強い」定石を、覆す新しさ。
    こちらの作家さんは、どの作品も登場人物が作り込まれてて、キャラクター全員が魅力的です。
    設定もビジュアルもオシャレ。
    毎巻秒速で読み終わります。
    主人公が弱→強と成長していく様もリアルで説得力がある。
    ぐいぐい引き込まれる全体の流れと、毎話スピード感溢れる展開。
    読んだら最後!止まらなくなります。
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  • つなぐと星座になるように

    雁須磨子

    なんかリアル
    2018年9月7日
    タイトルと試し読みに惹かれて一気読み。
    登場人物個々人の心理描写が妙にリアル。
    湿度と温度を含んだ作品です。
    宙ぶらりんな、揺れ動きながらストーリーが進行していく運び方や、つなぐとやんわり星座になってる感、割り切れなさ…漫画でしか表現出来ない世界観だなぁと、うなりました。
    ゆらゆらゆらっとしたリズム感が、人によっては「で?なんなの?」って評価分かれそうですが。
    新鮮なオフビート感にやられました。
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  • おひとりさま出産

    七尾ゆず

    子育てママとして共感
    2018年5月3日
    税金の無駄遣い系意見も見受けられますが、子供育てる母親としてとにかくスゴイの一言!
    イラつく描写もあるけど、これだけレヴューあるってことはそこそこ印税入ってそうだから、ミライちゃんの未来の為にも一安心。
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