フォロー

0

フォロワー

0

総レビュー数

3

いいねGET

3

いいね

0

レビュー

今月(5月1日~5月31日)

レビュー数0

いいねGET0

シーモア島
ベストアンサー0
いいね0
投稿レビュー
  • サユリ 完全版

    押切蓮介

    細かいところ考察
    ネタバレ
    2024年12月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 他の方がレビューしてくれてるので、細かいところの考察しました。

    則夫の弟の俊がサユリに一番理不尽で酷い扱いを受けてるのは、サユリの妹への嫉妬や怒りの捌け口にされてるから?
    自分と違い親に愛されてる。兄弟仲もいい。だからじっくり虐めて苦しめる。

    サユリの意識は姉の径子に一番影響している。
    引きこもり、弟(妹)を襲うシーン複数あり。舌を噛みちぎり逃げるように走って死んだのは自分を操ろうとするサユリに抵抗してか。サユリは径子に取り憑いて操縦しようとしていた。径子は一番長い事、サユリと戦っていたのかも。

    父親と祖父は生きている間も死後もずっと家族を守るために
    戦っていたと思う。サユリの埋まった場所を突き止めたり。死後もサユリの呪縛の中でも家の中をウロウロし、忠告をしたり。

    母親は直接サユリに襲われていないし遺体の損壊もなく返されている。殺された恨みとともに世話をしてくれた母の愛を求めるサユリの意識なのか。

    則夫と祖母で戦ったような印象が残るが、おそらく家族全員が愛を持ってずっとサユリと戦っていた。愛の溢れた作品だと思う。
    いいね
    0件
  • イズァローン伝説

    竹宮惠子

    見えざるものへの畏怖と愛
    ネタバレ
    2023年12月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 古い作品で、母の持ち物であった古いコミックスを10代の頃に読んでいました
    それから20年以上経った2023年の終わりに、シーモアさんで続きを見つけ、完結しているということで読んでみました
    現在、古い価値観や構築されてきた社会システムが崩壊してきて、物質依存の世の中から精神世界へ眼差しを向ける人たちが増えてきています
    少女時代にはあまり意味が分からず異世界ダークファンタジーのイメージで読んでいましたが、いま読み終えて、ヒトの生きること、どう生きるかを何に委ねるのか
    見えざるものへの怖れと、それをただ退けるのではなく、見据えながら苦しみながら抗い続けること、それらを愛すること
    魔が身近にあった世界の人々が魔を恐れ嫌う中、魔を恐れ排除し忌み嫌うヒトの心が、魔からヒトを救おうとする存在を無力にしてしまうこと
    愚かかもしれないが愛に欲に畏れに翻弄される、人々の営みや懊悩、後悔と希望が描かれています
    ヒトも、魔物も、全ての登場キャラクターがそれぞれ魅力的に描かれているのも、あらゆる存在に対する竹宮先生の眼差しのあたたかさ故なのかもしれません
  • ざ・ふぁぶる

    南勝久

    後半は別作品です
    2022年7月22日
    前半はファブルのスピンオフですが、後半はナニワトモアレという作品のスピンオフや初期作品のようです
    作品を知らないとちんぷんかんぷんなので、ご注意を