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レビュー

今月(10月1日~10月31日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 【単話】異世界で半魔の子供を育てたらヤンデレに育った

    仁神ユキタカ/福澤ゆき/鳥梅丸

    絵は綺麗だけど⋯
    ネタバレ
    2025年10月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ コミカライズ単独で読んだらかなりクオリティの高い作品になっています
    が、原作における主要人物の心理描写、特にトラウマや強迫観念から来る思考グセや認知面の歪みについては華麗にスルーされて、全く解釈違いの形に纏めれています
    ヤンデレは攻めよりも受けの主人公の方が闇深いのですが、ある種の傷つき体験がないとなかなか理解できない深層心理の病みっぷりではあります
    原作はかなり悲痛な思いで読み進め、特に主人公の救いのない生き様は胸をえぐられ息が苦しくなるほどですし、序盤の貧困の描写はこれ本当にライトノベルなの?というくらいキツかったはずですが、コミカライズでは全体にコメディタッチの軽いノリ
    原作にはない表現で全く違う解釈になっていて、正直原作とは別人です
    連載数の制限や、万人が理解できるように、コミカライズに際してあえての改編なのかもしれませんが、物語の核とも言える主要人物たちの「中身」をここまで変えても良いものなのかな?と疑問を感じました
    いいね
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  • 異世界転生!悪役王子は護衛騎士に溺愛される!!【コミックス版】

    秋雨るい

    期待以上でした
    ネタバレ
    2025年9月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 皆さんのレビューの高さから購入しました
    まず先に、作者様を存じ上げなかったので失礼な言い方になる所もあると思いますので先に謝罪します
    試し読み部分だけの印象は、少女漫画風の絵柄で主人公の王子が弱々しい⋯女々しそう⋯と思ったのですが、実際は芯の通った優しさと強さのある青年でしたし、絵柄イメージから濡れ場シーンは体の描き方にはあまり期待していなかったので、まさかあんなに美しくも肉感的な裸体の絡みが見られるとはと感激しました
    とても肉感的なのに、情緒の表現もあって、濡れ場シーンに清潔感があるのです
    すっかり大人になったアーク王子は、相変わらずの癒しオーラに無自覚な大人の色気も纏っていて、彫刻のように完成された肉体のユリウスもとてもかっこよかったです
    また、登場人物全員に魅力があり、是非とも続編を期待したいです
    いいね
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  • キング・オブ・アイドル 薔薇王の学園

    阿部川キネコ/菅野文

    原作オマージュとオタ活の描写が秀一
    2025年5月19日
    本当に面白かったです。オマージュが細かすぎて、薔薇王ファンなら抱腹絶倒間違いなしです。オタ活、推し活の描写もリアルで笑えました。二巻の最後は、原作ラストシーンにリンクして、救いもありホロッと泣けました。
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  • サユリ 完全版

    押切蓮介

    細かいところ考察
    ネタバレ
    2024年12月1日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 他の方がレビューしてくれてるので、細かいところの考察しました。

    則夫の弟の俊がサユリに一番理不尽で酷い扱いを受けてるのは、サユリの妹への嫉妬や怒りの捌け口にされてるから?
    自分と違い親に愛されてる。兄弟仲もいい。だからじっくり虐めて苦しめる。

    サユリの意識は姉の径子に一番影響している。
    引きこもり、弟(妹)を襲うシーン複数あり。舌を噛みちぎり逃げるように走って死んだのは自分を操ろうとするサユリに抵抗してか。サユリは径子に取り憑いて操縦しようとしていた。径子は一番長い事、サユリと戦っていたのかも。

    父親と祖父は生きている間も死後もずっと家族を守るために
    戦っていたと思う。サユリの埋まった場所を突き止めたり。死後もサユリの呪縛の中でも家の中をウロウロし、忠告をしたり。

    母親は直接サユリに襲われていないし遺体の損壊もなく返されている。殺された恨みとともに世話をしてくれた母の愛を求めるサユリの意識なのか。

    則夫と祖母で戦ったような印象が残るが、おそらく家族全員が愛を持ってずっとサユリと戦っていた。愛の溢れた作品だと思う。
  • イズァローン伝説

    竹宮惠子

    見えざるものへの畏怖と愛
    ネタバレ
    2023年12月28日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 古い作品で、母の持ち物であった古いコミックスを10代の頃に読んでいました
    それから20年以上経った2023年の終わりに、シーモアさんで続きを見つけ、完結しているということで読んでみました
    現在、古い価値観や構築されてきた社会システムが崩壊してきて、物質依存の世の中から精神世界へ眼差しを向ける人たちが増えてきています
    少女時代にはあまり意味が分からず異世界ダークファンタジーのイメージで読んでいましたが、いま読み終えて、ヒトの生きること、どう生きるかを何に委ねるのか
    見えざるものへの怖れと、それをただ退けるのではなく、見据えながら苦しみながら抗い続けること、それらを愛すること
    魔が身近にあった世界の人々が魔を恐れ嫌う中、魔を恐れ排除し忌み嫌うヒトの心が、魔からヒトを救おうとする存在を無力にしてしまうこと
    愚かかもしれないが愛に欲に畏れに翻弄される、人々の営みや懊悩、後悔と希望が描かれています
    ヒトも、魔物も、全ての登場キャラクターがそれぞれ魅力的に描かれているのも、あらゆる存在に対する竹宮先生の眼差しのあたたかさ故なのかもしれません
  • ざ・ふぁぶる

    南勝久

    後半は別作品です
    2022年7月22日
    前半はファブルのスピンオフですが、後半はナニワトモアレという作品のスピンオフや初期作品のようです
    作品を知らないとちんぷんかんぷんなので、ご注意を