あかねずみさん

以前からずっと気になってて、新刊でて半額になってたので購入を決意！こういうヒエラルキーものって、先輩が後輩を溺愛～系ばかりだとおもってましたが、本作は少しちがいますね。
以前から特別な思いがあったとか、過去に出会ってるとか、出会ったときにひかれた…とか恋愛感情ありきで近づく先輩が多い中、まさかの猫可愛がりしたいだけとは！！
無自覚なだけなのかな？いつ恋愛に発展するんだろう？新鮮です！そしてそして、ビックリなのがまさかの主人公（後輩）の方が先輩への行為を先に抱いてる…（っぽい）！先輩の溺愛に絆されて、いつのまにか好きになってた…という後輩が多い中まさかの逆方向！Σ(･ω･ﾉ)ﾉいろんな面で予想を砕いていく本作に期待大です！早くいちゃいちゃがみたいのか、それとももうちょっとじれててほしいのか…自分自身の気持ちがわからない…！この気持ちはなんやろう～！（西王子先輩と同感笑）
現在三巻まで読んでますが、続きが気になります！

一見よくある王子溺愛系ですが、本質はそんな甘いものじゃないです。
厳しい厳しい妃教育を7歳の頃から強制され続けたヒロイン、レティシアは、その厳しさに辟易し、いつか自由を手にいれる、つまり婚約破棄を目指し堪え忍んできたかわいそうな令嬢です。あるパーティで婚約者の王子が知らない女性をエスコートしているのをみて、さらになぜ自分をほったらかしにしているのかという追及にはしどろもどろ。婚約解消だ！と喜び逃げ出すヒロインですが、すぐさま捕まります。そして婚約破棄は誤解だと知り、最終的に絆されるのですが…
逃げても逃げても追ってくる王子は、執着愛がゆえ、なのかもしれませんが、根本的にヒロインのことを理解しようとしていないようにしか見えない、つまりただのわがまま王子にしか見えません。手籠めにしない、なんて言って紳士ぶりを出してるのかもしれないけど、そういう問題じゃないだろ！とツッコんでしまいました。
ヒロインの兄も兄で最低です。ヒロインを出世の道具としてしか扱わず、最終的に鉄格子のはまった部屋に入れて結婚式まで日を過ごさせるとか、狂気の沙汰です。ギャグでさらっとごまかしてるのかもしれませんが、「俺はひどいやつなんだ」的な自覚の一言で済まされるレベルじゃないです。
最後にヒロイン、あんなに自由を欲してた10年はどこへ？という脱力感に襲われました。王子を意識した途端、ドキドキしだす、というのは定番なんでしょうけど、それにしてもあっさり絆され過ぎ…。貴族だからいつかは結婚しないといけないなら、王子の婚約者が…なんて行ってましたけど、婚約破棄して田舎で暮らそうとしてたんじゃないの？婚約破棄したのに、貴族のままでいられると思ってたの？庶民の生活を熟知している…みたいな書き方があったけど、結局は貴族でいるの？と、混乱しました。なんか、タイトルでは王子と兄をなじってますが、書いてるうちにヒロインにも難あり、というのがわかってきました。厳しい妃教育に耐えてきたはずなのに、気品さが感じられないし
他にも婚約破棄だと誤解した王子にエスコートされていた女性や、ヒロインの侍女など周りのキャラもいかしきれていないし、なによりみんな王子側の者（ヒロインに同情しない）なので、ヒロインが可哀想でした。
総じて、ビミョーです。
軽いギャグと溺愛王子をさらっとよみたい方におすすめします。

試し読み増量ということで、読み、おおはまりしてしまいました！
いつもなら、新刊でて安くなるまで待って…を繰り返しますが、今回は読みた過ぎて我慢できず、買ってしまうほどツボを押されました。
棗（先輩受け）✕斗真（後輩攻め）のコスメ業界のお話です。
一巻は二人がくっつくまで。二巻からは二人のイチャイチャと同時にプライドによる衝突やすれ違いもあり、またどの巻もストーリーとエチのバランスがとれています！ストーリー重視の方も、イチャイチャがみたい方もおすすめです。
コメントではスパダリと表現されがちな斗真ですが、よくみるスパダリ（受け大好き～感まるだし）とはすこし違う印象です。確かに、棗に心底惚れ込んでいる斗真ですが、クールで淡々とした物言いなので、より言葉に裏がなく本音を言っている感じがして、甘すぎず非常に好みでした。ただ、斗真が（もちろん棗も）妬きもちを妬く場面や甘える場面もあるので、そのようなBL欲も満たされます(^ー^)
どの巻も好きですが、お互いがお互いにおもいあう、尊敬しあう、感じがより出ている３巻が一番おすすめです。買って後悔はしません！
長く続いてほしい作品ナンバーワンです。

初恋というより、お互いがお互いを思いあってるのがずっと
伝わってきて、付き合う前も付き合ってもその関係が変わらない永遠の初々しさを感じます。
山下くんが歩さんを好きになったのは初見の軽い感じからだったけど、ページをめくるごとにどんどん歩さんへの愛がほとばしるギャップがすごくきゅんきゅんしました。
相手を思いやっているのを伝えるとき、その愛を伝えてもいいのか、相手は困らないかという相手への配慮がみえる&もだもだ悩む感じがリアルでほんとうにたまりません。最近の溺愛系はところ構わず好き好きいうものが多く、そういう意味でも今回はすごく新鮮でよかったです。（ただ、私自身溺愛系の万年ラブ感も好きなので決して非難しているわけではないです！）
ストーリー重視やじわじわ進むBLを読みたい方におすすめです。
ぜひ、３巻も読みたい！

薬剤師という職業は医者と違って目立たない。けれど、縁の下の力持ち。 薬剤師の奮闘ぶりや現実を知って、ありがたみを改めて感じる作品です。
医療をテーマにしているので、リアルが基盤にはありますが、どのお話もシリアスになりすぎず、突飛すぎずいい塩梅で描かれています。
相手と真剣に向き合う姿はどの職業でも通じることだと思います。この作品はその重要性を思い出させてくれる魅力的なキャラクターで溢れています。
とても、おすすめです。

そっけない受けに対して強引な攻め…。
好みが分かれるかもしれませんが、だんだん受けがほだされていくストーリーが好きな方にはおすすめかもしれません。
激しいシーンも多いですが、主人公たちを取り巻く環境にも焦点を当てていてストーリーも次第に進んでいくので飽きることはないと思います。

「かわいくない兄貴を〜」の本を先に読み、兄サイドの本も読みたいと思い購入したのですが、ほとんど「かわいくない兄貴を〜」と内容がほとんど重複していました。
通常価格が高い割に描き下ろしが少ない(数ページ程度)のは残念でした。
恋が始まるところを見たい方は「かわいくない兄貴を〜」で十分だと思います。

レビューの評価が高く、気になってたのでお安くなったときに買いました。
しかし、内容は薄く期待はずれ。
レビューから受けていた印象とは全く違い、残念でした。もっと内容が詰まっていると思っていました。