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今月(4月1日~4月30日)
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シーモア島


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元農大生の転生リケジョ設定は面白いが…2022年10月21日物語の前半はテンポも良くて素直に面白かった。が、気がついたら大きな事件もドタバタも、どんでん返しもなく話が終わってしまった感が拭えない。そもそも悪役令嬢である必要性がないのでは?転生リケジョが、その知識を生かしてもっとチートする話かと思いきや、子供時代に小麦の品種改良と美味しいパン酵母を見つけましたで留まり、以後は公爵邸の敷地に畑を作って個人的に家庭菜園やっているようにしか読み取れません。表紙タイトルに「1」とあるのは続編があるということでしょうか?もしあるのなら、番外編「蒼い蔓草の秘密」の様な話をベースに王妃という立場を生かしたり隠したりを混ぜつつ、失敗しながら前進していく話を期待します。主人公ユリアも、第一王子(後国王)ローレンも素敵なキャラだと思うので、もっと生き生きと彼らを活躍させてほしいなと思いました。
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家から逃げ出したい私が、うっかり憧れの大魔法使い様を買ってしまったら
読んで、心が優しくなれる物語です。2022年6月17日「エル、ありがとう」「大好き」。ジゼル(名前の意味は約束、中世風には剣への誓約)が子供姿のエルを奴隷商から買って以来ずっと、魔法学院時代も、卒業して神殿で働き初めてからも言い続けた言葉です。この言葉と彼女の想いがエルヴィス(賢い、高貴な人の意)の人としての心を解き、大魔法使いだから存在し生きるのではなく、大切な人々、愛する人のために前向きに生きていこうと彼を変えていきます。エルは口が悪く、いつも憎まれ口を叩いていますが、それでも「大好き」と言い続けたジゼルは優しく強いと思います。2巻で終りかと思っていたら続巻が出たので気になり読んでみました。主にジゼルの出自に関する話で、ちょっとした伏線の回収もあります。最後は2人が結婚し新しい家族を迎えるという、気持ちの良いハッピーエンドでした。 -
3巻まで読了。続きが気になります!2022年6月3日1巻は、ヒロインのアリーシャがハヤトと出会い、二人の気持ちが徐々に近く様が微笑ましく、もっと続きが読みたいと思った所で終わりました。2・3巻目も、話の内容は悪くないと思うのですが、ハヤト目線の章はもっとコンパクトでよいのでは(?)と言うのが正直な感想です。内容的には繰り返しになるので、会話を一言一句再現され、少しダルく感じました。ヒロイン(もどき)の男爵令嬢アンナのエピソードも、長かった割にはあっけない終りかただつたかな。でも、闇属性の神格レベルの存在に憑依されそうなハヤトのその後が気になるので、次も読もうと思っています。
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仕事に真面目な二人の大人のスローな恋物語2022年5月19日見た目が華やかで仕事も出来る、しかし中身は地味で残念系の男性レイ(29才)と、バリバリのキャリアウーマンで行き遅れのブリジット(26)がお見合いを機に契約結婚したところから話が始まります。契約とはいえ同じ屋敷に住むのだから一緒に食事もするし会話もする。そんな中で相手のことを一緒にいて好ましいと感じるようになり、恋に気づく奥手の男女のゆったりとした物語でした。完璧なようでいて、でも相手が自分をどう思っているか不安だったりもする、そんな普通な二人が日常を通し、時にはちょっとした事件を経験して距離を縮めていく、スローで優しい恋物語だと思います。
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自ら行動するヒロインは好感度高いです2022年5月10日主人公ヴィヴィエッタは転生者で、悪役令嬢を自覚する。とはいっても前世でやったゲームの世界とかではない。だから未来が分かるわけもない。第2王子に婚約解消された彼女がたどり着いたのは田舎に引きこもったセシリオ=ヴェルデ子爵なのだが、実は彼、継承権を放棄させられた元公爵家嫡男。最初は弱気なセシリオが、ヴィヴィエッタの隣に立つために公爵の後妻と対峙することを決心するが、彼は決して完全無欠の強者でない。しかしヴィヴィエッタと二人で心通わせながら前に進む様がよかった。第2王子、実は自分のためなら元婚約者を危険な状況下でも平気で駒として使う、人間としては難有りの人物。一方、ヴィヴィエッタに強引にせまっていたエヴァルドは、実はすごく嫌なやつ、というほどではありませんでした。登場人物の人物像がきちんとしていて、モヤつくことなく読めました。途中で姿を消した謎の人物がいるので、続きがあってもいいのにな、と思います。
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楽しく読ませて頂きました2022年2月21日何でも出来るのに自己評価の低いイリーナと、そんな彼女に崇拝され少し困惑気味のミハエルの甘すぎないラブコメディといったところでしょうか。大事件がおこることも、二人の関係が危機に陥るといった見せ場があるわけでもないのですが、安心して読める、私的には好きな作品です。4巻では弟アレクセイや父カラエフ伯爵が多めに登場していました。次があるなら、次期公爵夫人となるべく奮闘するイリーナがみてみたいです。
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冒頭からテンポよく、一気に読めました。2022年1月30日結婚相手を探すため留学という名目で隣国に来た武闘派令嬢マリーアと、弟王子のため断罪イベントを企てた(後の)王太子レナートが婚約するまでの話。イヤミなく、何度も笑いを誘われる楽しい物語でした。陰湿でベタベタな恋愛ものでないところが、とても好感持てます。ただ登場人物の描写が浅かったのが残念。続きも出るのでしょうか?
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ハムスターにさらわれる?!2021年3月6日薬師になろうと前向きなマリアに好感が持てました。
王子がヒロインのマリアに向かって、いとも簡単に好きと告白したのは、ちょっと疑問。もっと相手のことを知ってから、という段取りがあってもよかったのでは?
マリアにもレイヴァルトにも、まだ語られていないことが多そうで、先が気になります。
ハムスター、かわいい!一緒にお茶飲めたらいいのにな…
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テンポよく、時に笑いを誘うところがgood!2021年2月10日今回、黒竜は登場しません。ですがフィーアだけでなく、シリル団長やデズモンド、カーティス(カノープス)などの脇役も生き生きと描かれ、作者さん、描くの上手いな〜と感心させられます。過去への未練や後悔など、陰鬱になってもおかしくないのに、そうはならず、軽々と話は進みます。恋愛話などもありません(今のところ)。そこが私的には気に入っています。ただ欲を言えば、サザランド編を1冊にまとめてほしかったです。
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迷ってる人は読んでみて。お薦めします。2020年12月10日ストーリーの展開が前作からブレることなく、読んでいて素直に理解できました。コニーやリーンハルトにまつわる描写も、不可解さ、疑問、不満など特に感じることなく深まっていて、次回作はどうなるかと楽しみでもあります。ただ1つ難を言うなら、リーンハルトの対抗馬であるアベルの存在感がとても稀薄だったこと。作者の気持ちがリーンハルトに傾いているのかもしれませんが、私個人としては、もっとアベルに登場してもらったうえで、コニーがどうするのか知りたいかな…。(ここまでは3巻) などと思っていたら、今作ではアベルもしっかり活躍していました。影王子の登場で陰謀の核心が明らかになったり、ジュリアンやリーンハルトの描写から彼らの人間的な部分での深みが増したりと、作品面白さは更に上昇。5巻目が出るのが待ち遠しいです。