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今月(10月1日~10月31日)
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シーモア島


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癖になる。なんだこれは。2025年8月15日癖になる。不思議な読み心地。
最初はよくある女性が考えた「ハイスペイケメンに異常なほど溺愛される」話だなぁと思いながら読んでました。間違ってましたね。
ロボットが一人の女性に心を動かされる話ですね。
そしてその女性もそのロボットに人生を動かされる。
理屈で生きていた方が効率的で、そしてはるかに楽だと。頭ではわかっているのに。
そういうようなことを考えたことがある人は、この漫画を読んでいて、胸の奥が少し掴まれたような気持ちになるのではないでしょうか。
また主人公の「のんのん」に対しては、個人的にまるで自分のことのようだと思ってしまいました。
付き合う時も、別れる時も、相手がそう言うなら。
肩書きやルックスを見て「この人と付き合う=世の中の一般的な幸せの形なのでは?」と考えて、付き合う。
そしてその事に自分自身で気づいて落ち込む。
動画の「のんのん」と素の「のんのん」。
誰もが皮を被って生きている。
だけど、そんな「外面」が誰かの心を動かしている。
久々に良作に出会えました。早く続きが読みたいです。
もう少し表現が上手くなって欲しいなと思って星4にしました(最新話の13話は、上手いなと思いました)。 -
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悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~
最高や2025年6月29日この漫画には「神」と呼ばれる異形の存在が登場するのですが、とにかくデザインが至高。ゾッとする恐ろしい見た目なのに、どこか神秘的で思わずページを捲らずに細部まで見とれてしまいました。
これだけでもこの漫画を読むべきです。
画力が高い……という表現は月並なので具体的に言うと、特にキャラの表情を書くのが上手いなと思いました。嫉妬や羞恥、恐怖の表情がとても上手いです。
ストーリーも無理がなく、よくある陳腐なものではなく政治的な話もあり、読みやすいのに圧倒的な読み応えがありました。
あとは主人公が誰にも媚びることなく、悪役の自分を想って生きてくれた「エミ」という現代の少女のために生きる、という趣旨を一貫していてとても良かった。"あくまで中身は悪役令嬢"なので、表面上は聖女を演じているが、心の中では冷徹な台詞を呟いており、そこが読者の代弁してくれていて気持ちがいい。
原作者と作画担当の方の別の漫画を探して読んでみよう、と思うくらいレベルの高い漫画でした。
1部ホラー演出があって、夜中読んでる時ゾッとしてしまいました。