虫亡さん

隠し続けた想いを伝える純愛ものだったり、情事に対する密かな想いにつけ込んでプレイを仕掛けたりと、優しめの話が多いです。大学受験を迎えた高校生と勉強を手伝ってくれる義姉と二人で...兄が目撃した瞬間3人で、AVを見てるのがバレて再婚相手(義母・ただし作画のせいか主人公と同年代に見える)と...、新しい管理人(人妻)に友人が押し付けてきたHなDVDや本を捨てたことがバレて行為、禁欲中の予備校生と誘惑してくる姉の友人たちと複数プレイ、巫女姿の年下の幼馴染に成長を感じる純愛もの、料理下手に悩んだ末に大胆なバレンタインプレゼントを送る彼女、泊めてもらったことでHなお礼をしてきて結ばれる関係に、酔った勢いでお客さんたちに過激なサービスしちゃうビアガーデンのバニーガール(途中でコートが垂れ下がります)、別れるも再会した看護師と自分の不甲斐なさに悩む社員が想いを寄せ合うプレイ、という感じです。

人が都合の良い夢を見る対価として精気をもらうように働く社畜サキュバス・リリが出会ったのは、自分と同じく仕事で疲弊している会社員の男性・黒木。精気を奪うために夢を見させるはずが、彼が求めるのは憩いのひとときを過ごせる事。ツンツンな態度をとりつつも内心黒木のことを心配し、世話を焼くリリのデレっぷりが良い。他にも背中を押してくれる課長や、人間の女性を魅了する同期、猫が登場しており、最初2人を交えたほのぼのとした日常コメディが展開されます。ともに過ごしていくうちに、リリと黒木は仕事のうちに忘れていたものを思い出していきます。

女性が積極的にプレイを仕掛けてくる話がメインです。体の動きの力強さと多彩なオノマトペがHの生々しさと激しさを引き立てます。おすすめは「望月さんち」シリーズです。主人公が叔母にイケナイ想いを寄せていることを見透かし、積極的に攻めてくるイジワルな従姉妹はSっぽさがあって最高です。また行為を目撃して叔母も、長年封印してきた性欲を戸惑いつつも解放してくだりも見どころです(胸の陥没したところが出てくる描写もあり)。「もっともっと(第3話)」は風呂場で、番外編では穴場ビーチで激しく4人で行為します。他にも、助教の年上お姉さんとジョギング途中に道端で行為、からかい上手な双子の教え子姉妹と教師がホテルで行為、なかなか素直になれない後輩と先輩の純愛物語、やんちゃに見えて母性のあるギャルJKと女子との向き合い方で疲労困憊な教師、という感じです。

所々に描かれるお尻や太ももなど、質感溢れるイラストがすごい。褐色女子が出てくる話も多く、日焼けしなかった跡も強調されており、作者のこだわりを感じられます。また、肌や音などが最大限に敷き詰められており迫力がありました。作風は甘々とかイチャラブという感じです。作品については、見られることに快感を覚えてしまったテニス部員と体スケッチにこだわる画伯(スク水・ビキニ描写もあり)、最強とは裏腹に幼馴染には甘々な褐色ギャル(ブルマー体操着verもあり)、不良に負けないように強くなりたいと願う男子校生に協力してあげる褐色ガングロギャルトリオ、黒髪少女(制服・バニー・ブルマー体操着)と教師(お尻の穴もあり)、生意気な姪っ子に弱みを握られるおじさん、アイドルグループの4人に行為を求められるマネージャー、褐色肌の水泳部部長、恥ずかしげにマッサージを求める褐色肌の陸上部員とそれに応えるコーチ、友人の頼みでサーフィンの撮影に来たと思ったら怪しい処だった褐色ギャル、という感じです。修正も軽めなので行為を十分に楽しめます。

胸・お尻・太もものムチムチとした質感が最大限に表現されています。そのような体で挟んだり押し付けたりするサービスも魅力的。タイツの脚も良き。ストーリーはイチャラブや純愛がメインです。過激なサービスをしちゃうゲーム会場のコンパニオン、お見合いに乗り気ではない田舎の青年と色香の強いお姉さん、カジノの人妻バニーガールと再会して小学校(?)の思い出を語りながら告白Hする青年、患者に体の色んなところを当てる歯科医の二人、おとなしそうに見えて実は悪戯に積極的な女子高生と電車と車内トイレでプレイ、ストッキングのすごいキャビアアテンダント、眼鏡っ子ゲーマーと勝利を目指す青年、早く射出してしまう友人の悩みを解決するために協力する二人のチアガール、足で攻めてくるSっ気が強いクール系メガネ社長、お寝坊な幼馴染と振り回される男、ビキニのお姉さんと車内プレイ、というストーリー集です。

会員制レストランで働く人たちを主軸としたイチャラブor純愛ストーリーが展開されます。そのため、9話のうち7話がバニーガール姿でプレイするストーリーというバニー好きにお得な漫画です。登場人物は多彩に描かれており全て挙げると、会社では仕事ができる先輩と片思い中の後輩、妻子と逃げられてしまった店長と想いを寄せるアルバイト店員、体重増加に悩む彼女と料理上手な彼氏、不器用な見習い店員と寡黙な店員、夢を叶えた教え子と真面目な教師、スランプ中のコックと母性溢れる甘やかし上手な店員、無茶な要求をする動画配信者と振り回される彼女、一度別れるも再会した愛人同士です。相手への片想いや、お互いラブラブなシチュエーションを楽しめました。また、柔らかな胸、大きく映し出されるお尻、バニーコート破れっぷりなど、作者のバニーガールに対するこだわりを感じました。

「さきゅらいふ」少年ケンジが、夢魔試験合格を目指す幼馴染のツンデレ少女シズク(現実でのHについて少しウブ)に協力するため、様々なプレイをするストーリー。登場する夢魔は、クールに見えて実はSっ気な黒髪ロングの先輩・あやね、年下ながら男性へのプレイは強めな小悪魔系少女ユウカ、大人の色香漂う保健室の先生など、個性があります。夢魔のサディスティックなプレイもあれば、彼女たちが形成逆転される描写もあります(第2・5話・番外編)。お互いが愛し合う心理を描いた話というよりも、イチャラブものに当てはまると思います。個人的には、夢魔がどこから来たのかという説明や、最終試験後のシズクたちの話も見てみたかったなぁ... しかし、女性側から焦らしや金縛りなどで攻められたり、ケンジにやられて気持ちよくなったりするシーンの両方を楽しめる作品でした。攻守逆転はあるもののMにもハマりそう...?
第1話:シズクと屋上でプレイ(金網押し付けもあり)
第2話:シズクと焦らしプレイ(スクール水着)
第3話:あやねとプレイ(夢と現実の両方)
第4話:あやねと3人のショタと夢魔異空間でプレイ(常時あやね優位)
第5話:ユウカ内緒でプレイ(姉・シズクがいないうちに...)
第6話: シズクとあやねの3人プレイ
番外編:元気になる薬を作るために保健室と先生と協力するが、薬の材料はなんと...？

「祈年祭」豊作の儀式として、一人の巫女が複数の男性とHする話です。みんな気持ちよさそうで何よりです。

網タイツで覆われふっくらとしたお尻と脚、股間部の破れた部分など、バニースーツの特徴がうまく表現されていました。本当の思いを伝えられなかったり、自宅内でバニースーツを着て行為に当たる直前に頬を赤らめたりと、女性の純情なところも良かったです。
ただし、Hシーンの描写(形が残る白塗り)は9ページほどと少なめで、その内3ページはカチューシャが無く、上半身のレオタードが下にずれており、バニーガール要素が薄くなっています。「バニーガール姿でのH」を目当てとする人たちにとっては物足りなさを感じるかもしれません。