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今月(4月1日~4月30日)

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シーモア島
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投稿レビュー
  • 蔵のある家

    波津彬子

    家族愛がテーマ
    ネタバレ
    2025年4月29日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 最後の「幽かな径をたどって」は、やるせなく
    とても印象的な話だった

    願わくば、なかなか家に帰れない人たちにも、帰りを待つ家族の想いが この瑛一のように届きますように
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  • THE WISH WE SHARE

    しちみ

    暴力的な表現が読んでいて ちと辛い
    ネタバレ
    2025年4月2日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 主人公ニコラスが帰宅直後に男に襲われ、読者はゲームのように3択で犯人を追っていく。犯人は常に同じではない。

    相手をそっと見守って、その行動や表情に一喜一憂するのが恋する男だとしたら、相手を傷つけたり怖がらせてでも自分本位に欲望のままに行動するのがストーカーだ。

    状況から、3択のうちフリオは ないと個人的には思っていたんだけど、フリオルートで1点だけ疑問が残った。

    主人公が晴れてフリオと愛の行為をいたしている最中に、フリオの息遣いが犯人のそれと同じだと感じて混乱する(ゾッとする)シーンがあるが、あれは欲情している男の息遣いが単に似ていただけで、主人公のちょっとしたトラウマってことでいいのかな。そこだけ解せないので★1つ減らしました。

    作品には暴力的シーンもあって、読むのもなかなか疲れるので、少し時間を空けて(特にフリオルート)答え合わせをしてみたい。
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  • 夜明けのポラリス

    嘉島ちあき

    読後感の良い作品
    ネタバレ
    2025年3月24日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ワケアリ教師と生徒として出会った二人
    教師には越えられない過去のトラウマがあり、一度は主人公である生徒の想いを拒否して、その前から姿を消してしまう
    生徒の卒業から数年、教師の過去の恋愛や心のキズを知った上で、何の約束もないまま主人公が元教師を一途に想い続けて早2年
    会えなくても所在不明でも相手と繋がっていたくて、日々の様子を一方的に元教師へメールで送り続ける元生徒が本当に健気だし、教師が過去を受け入れて新たなスタートを切るには、この数年という時間が必要だったと思う
    ラストまで読んでいただくと納得の結末で、読後感の良い満足度の高い作品でした
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  • #50日後に離れるBL

    りんこ/三原しらゆき

    ノーサプライズ、それでも
    ネタバレ
    2025年3月22日
    このレビューはネタバレを含みます▼ タイトルの「50日」でラストまでが想像できてしまい、50日目までは正直なところノーサプライズだった ふたりで居酒屋にいるシーンで周りがザワついてるのも 奇異に映ってるんだろうなと少し引いた目で見ていた

    そんな私でも、50日目の手紙には泣けた 運命は本当に残酷だ
    一番のお得意様に会いに行っていたあの2時間に、洋ちゃんは 自分が最後に相手にできる精一杯のことをしていたんだと胸が熱くなった

    小説はさわりだけでも生々しい感じがしたので まだ読んでいない
    個人的には その後の二人の話はない方が余韻を楽しめたかなと思うのと、やっぱりタイトルで最初から、ラストまでを匂わせているのは残念に思う

    やっと想いが通じ合って幸せな時を過ごしているのに離れなければならないという、なんともやるせない話だった
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    三つ葉優雨

    救いがなくて やるせない
    ネタバレ
    2025年3月15日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 初めての作家さんだったが、絵が好きで、結末が気になって、無防備に一気読みしたら凹んだ

    主人公と理央は お互いに好意を持っていることがわかって寝てみた処、理央のからだは女性を受け付けず 性癖の壁を越えられずに二人は別れる
    そこまでは驚きもしないが その後がいけない

    その後、理央は、主人公には特別な感情を抱きつつも女性とは駄目なんだと再認識して 同性の恋人を作り、新たな生活を始めて先へ進んでいるが

    主人公は、友人関係で理央と繋がりながらも、理央への想いが断ち切れず、モデルとして仕事はうまくいっても満たされず 報われない想いを抱えて生きるという なんともやるせない結末

    ここで理央がゲイではなく、女性も恋愛対象となるバイとして主人公と恋人同士になるというのは現実味がなく ご都合主義かと思うが、

    例えば、主人公が今はちゃんと恋人と幸せで、17歳の頃の初恋の痛みを懐かしく思い返すような、理央とフェアな立ち位置なら まだ救いがあったと思う

    振られた後のやるせない記憶が反芻されて、この作品を読み終えた後は どうにもならない未消化(昇華?)の悲しみだけが残った
  • 11人目のこいびとくん【ペーパー付】【電子限定ペーパー付】

    久松エイト

    何度でも読み返したくなる 心温まる作品
    ネタバレ
    2025年1月23日
    このレビューはネタバレを含みます▼ 女子より可愛く生まれたばかりに学生時代に辛く悲しい思いをした士くんが 心優しい学習塾の先生と出会って幸せになるまでのストーリー。

    この士くん、表情豊かで 泣いても笑っても戸惑っても ふくれっ面ですら可愛いらしい♪凛くんが言うように、素直で健気で危なっかしくて目が離せない!
    とても31歳のオトコとは思えない 笑

    そして 友人に徹している同僚の凛くんが男らしい!愛情をもって士くんの傍にいるけれど、″どんな時も士くんの支えとなる!″と学生時代に心に誓ってから 自分の想いを胸に封じ込めて傍にいるところも一途で泣ける(本編に収められなかった士くんと凛くんの絆を感じさせる学生時代の話も作者・久松エイトさんのSNSでは見られます)

    個人的には、塾での鳥海先生と佐野先生のコミカルなやりとりがお気に入り♪ 天然な佐野先生に塩対応の鳥海先生が笑える (コミックのオマケには 佐野先生が式に鳥海先生を招待するシーンも描かれている)

    佐野先生は、凛くんの言葉に″変わらなきゃ!″と決心した時の表情がとても印象的!!!
    悪夢に震えていた士くんを抱きしめる佐野先生の無意識の行動に、包み込みような優しい人柄が表れているようだ。

    エロメインではないので 皆さんが言うように表紙でちょっと損をしている気もするけれど、読み手も笑顔にしてくれるような多幸感の高い心温まるストーリーです。

    二人が結婚してからの2話も とても素敵な話(凛くんの両親や 店のお客さんも温かい)なので 是非最後まで読んでください。

    何度でも読み返したくなる 大好きな作品です。