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今月(5月1日~5月31日)
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シーモア島


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まさかの2022年1月28日高口先生の作品は、良くも悪くも雰囲気やシチュエーション重視で(それゆえに時に設定忘れや矛盾が生じたりする)、キャラに多くを語らせすぎず、解釈は読者に委ねる、という作品が多いのですが、この作品は比較的読みやすいと思いました。一昔前の作品を読む場合、自分の中で解釈が定まらない際に他の読者の考察を探すのが難しく(個人サイトやブログ等が衰退してしまったため)、ストレスに感じることが少なくないので、これくらいの読みやすさが丁度良いと思いますね。私はBLの歴史には詳しくないですが、この年代に中年男性が主役のBL作品というのは珍しかったという話を耳にしました。先生は先見の明がある方なんでしょうね。
ただ、残念ながらこの作品は私には合いませんでした。この作品のように、周囲から"愛され"系の人物が主人公の作品の場合、主人公に魅力を感じないと読み進めるのが難しくなるのですが、個人的にはあまり信乃には惹かれず。大人で、子どももいるがゆえに身動きが取れなくなることがあるのは理解できるのですが、あまりにも迷ったり煮え切らない態度をとったりすることが多くて。比べるものではないのかもしれませんが、キスシーンやラブシーンの表現も先生の過去作品のほうが優れていると感じてしまいました。
先生のBL作品はどうも合う合わないがはっきり分かれてしまうんですよね。しかし、まさか先生のBL作品の中でおそらく一番の人気作品が自分に合わないとは思いませんでした。いいね
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こういう作品がもっと増えてほしい2021年8月21日まず、絵が美しいです。これだけでも星5個を付けたくなります。
個人的には以前からBLというジャンルの作品にもっと多様性が欲しいと思っていたので、この作品のように恋愛要素以外の設定やメインシナリオが重厚で、恋愛の進行度も遅めな作品がもっと増えてくれたら嬉しいです。
主役二人だけでなくサブキャラの人格、設定等が作り込まれているところも好印象です。
おそらく細かく伏線が張られていると推察されるので、そういう意味でも何度も読み返したくなる作品です。 ******************追記*******************
12話まで読みました。
もしかするとアルト父とエルヴァは過去に接点があったのかもしれないですね。
そして、アルトの血筋は黒海に潜む者たちと同じ?
黒海に潜む者たちの行いも、領主主導でコントロールされていたりして…。
それにしても、修道院のやっていることは洗脳・マインドコントロールですよね。
人間誰しも多かれ少なかれ、何らかの洗脳を受けながら生きているとは思いますが、それでも修道院の行いには恐怖を感じてしまいました。 -