かしゅさん

個人的に、絵、ストーリー、キャラクター、コマ割りが、ここまで完璧な作品が存在するの……？というレベルで褒め称えてしまう至高のBL作品です。
一巻も素晴らしかったのですが、二巻は軽く一巻を超えてきます。まず二人の関係性の変化が素晴らしいです。二巻では、攻めと受けが、執着心をお互いに膨れ上がらせていく様がリアルで、丁寧な心理描写が容赦なく読者をボコボコに殴ってきます。あまりにも感情移入しすぎてつらい時もありますが、これがBLだよなぁ！って唸り、悶え、萌えます。とにかくストーリーだけでも★5超えているのに、さらに二人の交わりがえろすぎる！！！決して下品ではないのに、性急に求め合っている二人がえろくてえろくて……。特に二巻。攻めが受けに対する執着心を自覚してから、暴力的なまでに受けを抱き潰している描写が何度もあり、一巻であんなにクールだった攻めが……と感慨深いです。その様変わりした攻めの必死さが堪らんです。受けがそうさせたんだよなぁ、と思うとまじで萌えます。このあとも波乱が待ち受けていそうですが、二人のハッピーエンドを切に願います！完結まで絶対に見届けたいので、死ねない😄！！

絵柄が好みで購入しました。3巻まで綺麗な作画が保たれていて、どのページも美麗で勉強になります。コマ割りも読みやすく、洋画を観ているような画面構成です。
設定自体は吸血鬼BL。黒髪トラウマ持ち？年上攻め×ワンコ短髪ほだされ受け。えろは多すぎず少なすぎず、描写も過度すぎず、あっさりすぎず丁度いいです。キャラクターの肉体美を思う存分堪能できます！(筋肉ムキムキ系が苦手な人にはお勧めできないかも。)
肝心のストーリーですが、最初はダークな世界観にワクワクして読み進めていました。ですが、キャラクターにイマイチのめり込むことができず(キャラクターが多すぎてメイン二人に集中できないのが原因かも？)、そのまま3巻へ。さらに、3巻ががあまりにも駆け足かつ説明的(説明セリフがとにかく多い)すぎて、一気に振り落とされた感があります。あと一歩、なにか心に刺さるものがあれば私もどハマりできたのに…と勝手に悔しい気持ちになっています😩

試し読みが増量されていたのと、高評価だったので軽い気持ちで読み始めました。が！あまりにも面白くて気付いたら謎の涙が出てきて……！？なんだこれ！！こんなこと初めてすぎてビックリ！もちろん即買いです。そして、結果的にめちゃくちゃ良かったです〜〜！！(2巻時点)メインカプは【先天性難聴の明るいワンコ攻め×役者の男前黒髪美人受け】です。読んでいて、こんなにわくわくと心が踊らされる漫画は久しぶりで。これは、すごいBLに出会ったなぁと何度も読了後の余韻に浸りました。一巻序盤の時点で、こんなに面白いならLOVEが無くても全然いい！このブロマンス漫画に出会えたことに感謝……！と思っていたのですが、いい意味で裏切ってくれました！ちゃんとLOVEあります！！もちろん出会って即エ◯チみたいな展開ではないです。えろ目的の人にはオススメできませんが、一歩ずつ、しかし確実にLOVEが進んでいるので安心して読めます。二人の関係がかなり焦ったいのですが、心地よい焦ったさで「これが萌えなんだよなぁ！！」と悶えてしまいます。二人の恋愛模様抜きにしても、まるで良質なドラマを観てるような骨太なストーリーです。すべての商業BL好きさんにお勧めします。

スローペースに進む二人の物語が心地よかったはずなのに、巻数を重ねていくにつれて心地よさが薄れてしまいました…。大好きな作品で長年追っていましたが、はっきり言って、テンポがめちゃくちゃ悪いです。また、絵柄が変わってしまい受けが小中学生に見えます。絵柄のせいだけではありません。受けがあまりにも性欲がなくてピュアすぎるのです。(アセクシャルというわけでもなさそうでモヤモヤします…)長年付き合ってるカップルがここまでセ◯クスしないなんて……あまりにも不自然な気がして、夢物語感が否めません。(ボーイズラブにリアリティを求めるな！と言われそうですが…)仮に受けが、プラトニックな関係でいきたいと望んでいて、二人で相談して今の関係ならまだ理解できるのですが、そういった展開も描写もなく。受けがまるでジャンプヒーローに見えてくる(たんじろう、ルフィ系)。ほんとうは★2ぐらいなのですが、BLじゃないと思えば漫画自体は面白いのと、幸福論までのトキメキ分でプラス1です。完結したらまとめて読むかもです…。学生の頃から読んでたのになぁ……完結する頃には、おばあちゃんになってるかも？

小さいときアニメで軽く観てた世代です。
アニメでおもしろいと思っていたので、最後どうなるのか気になって完全版を買いました。まさに王道バトル漫画です。ここまで熱くて泣けるバトル漫画少ないと思います。一番泣いた漫画「ぼくの地球を守って」と同レベルぐらいトータルで泣きました…読んで良かったです。