フォロー

0

フォロワー

0

総レビュー数

4

いいねGET

21

いいね

3

レビュー

今月(10月1日~10月31日)

レビュー数0

いいねGET0

シーモア島
ベストアンサー0
いいね0
投稿レビュー
  • 【電子オリジナル】ワン・モア・ハッピーエンド~愛を知らない大魔女が、憎まれそして愛されるまで~

    六つ花えいこ/はたはた

    作者買い
    2025年8月12日
    この作家さんの作品で外れたことがない。
    この物語もとてもよかった。魔女と姫君のために魔女の下に来た騎士(故あって子ども)とのふれあいが二人の間に絆を育む様子が、過不足なく、丁寧に紡がれる。それあっての結末。いつもながら整合性があってしかも胸にしみる作品だった。
    ※一点、8章に校正ミスがあります。
  • 転落令嬢、氷の貴公子を拾う【単行本版】

    中丸みつ/瑪々子/差異等たかひ子

    姉が可哀そう
    2024年11月24日
    姉に妹を羨み厭う気持ちがなぜ生まれたか、そして生来の姉の気性は優しかったこともきちんと描いているのに、その姉の迎えた顛末が哀れすぎる。
    やったことは決して許されることではないけれど、全部奪われて何も報われることなく去らねばならなかった姉がかわいそうになった。
    最後とってつけたように吹っ切れて自分の道を歩む姿を挿入していたけど、とんでもご都合主義によって割を食わされて終わった印象はぬぐえない。
    なんだかなー、である。
    それ以外の人物は主人公もヒーローも当て馬王子も類型的で平板。
    いいね
    0件
  • 恋した人は、妹の代わりに死んでくれと言った。

    永野水貴/とよた瑣織

    読み応えあり。7巻追記
    ネタバレ
    2024年3月25日
    このレビューはネタバレを含みます▼ ブライトが最低な男。自分の愛する人を救うためにその姉を死地に追いやる。(実質死んでくれと言ったのと同義。つまり自分の手で殺したのと同じようなもの)そのくせ自分は何一つリスクを負わず後悔するだけでロザリーと幸せな家庭を築いて幸福に過ごしている。自己中心ここに極まれり。身代わりを要求した時のこの男の物言いはあまりに胸糞悪い。ただこの父親が酷いだけに、その息子のロイドと主人公の関係性の尊さが際立つ。白薔薇女王やベンジャミンを含め、脇に配された人物も個性が立っている。エピソードの積み重ねもうまく、アクション描写も達者なので読者を飽きさせない。どうかロイドには主人公を幸せにしてほしいのだが…ががが。どうなるのか先が楽しみ。

    最新刊を読む。父ブライトが息子は自分と同じ、何を擲っても望むものを手にする、なんてほざいていましたが、やり方は正反対ですよね。ロイドは望むものを手にするために起こりうる事から家族を守ろうとする。父ブライトは自分の望みをかなえるために自分を慕ってくれていた女性を人身御供に差し出した。自分は何一つ痛手を被ることなく、人を犠牲にして自分は幸せを享受している。(のが未だに許せないわたくし)
    ロイドが全然違うタイプでよかったです。つか、早くロイドとイレーネ再会してほしいものです!次巻そうなるといいな。
  • 氷の城壁【タテヨミ】

    阿賀沢紅茶

    評価5.0は納得
    2022年9月17日
    心理描写が緻密。
    それぞれの悩みもモノローグによる心理分析も、チープでも陳腐でもなく、思春期の葛藤をしっかりと描けている。高校生の恋愛と友情をきらきらした瑞々しさで描きながら、チャラくなくて真摯で読後感もすこぶる良い。
    読んでいてストレスにならない程度のすれ違いエピの差し込み具合も上手い。
    無料部分でやめられず最後まで一気に読んでしまった。挙句、ほぼ毎日パラパラと見に来てる始末。