このレビューはネタバレを含みます▼
スピンオフ元作品履修者です。
当て馬だった彼(酉市)のメインストーリー。双子と先生14話から話は繋がっていますが、未履修でもきっと楽しめます。
スピンオフ元と比較するとエロシーンはほぼありません。ストーリー重視です。修正は白抜き。
時間軸がゆっくり丁寧に描かれているし、2人の視点でそれぞれしっかり描かれているので気持ちに寄り添いやすいです。錦木は京都人ですがたね先生が京都の方なので関西弁違和感なく楽しめます。
本編は愛にトラウマがあり臆病で自己嫌悪な酉市と人生諦めムードの錦木が、共に過ごす時間の中で同じ方向を向いて寄り添い歩んでいこうとする過程を描いています。
性格もキャラクターも違いすぎる2人の掛け合いがおもしろいです。酉市はとことん自分のこと嫌いなんだなって思う反面、それはとっても強がってるだけなんだって、錦木と過ごす時間のなかでさらに不器用さが出てくる様子が可愛くて可哀想でした。スピンオフ元ではあんなにグイグイ行っていたのに…めちゃくちゃ自己嫌悪で愛を受け入れることも与えることも"怖い"酉市の目線を逸らし続ける視線の先には棘のような正論をぶつけ、見捨てずに会いに来てくれる錦木の姿があって。そんな錦木と共に生きていきたいと前向きに思えた大きな一歩がとても感動的でした。劇的に何かを与えてくれる訳でもないけど、ありのままを受け入れて酉市のそのままでいさせてくれる存在が酉市には必要だったんだなと、それが錦木だったということです。
書下ろしでは初おせっせのシーン。(利き手治ってよかったね)スピンオフ元読んでいる方は同じ気持ちになった方多いのでは?
なんせ酉市、受け属性すぎる…可愛い。
錦木メロい。雄すぎるくせにしおらしくなるのはなんで。でも、酉市の可愛さを引き出してくれる錦木ナイス。お互いの名前を何度も呼び合うシーンはとても愛を感じました。酉市からのいまを大事にしたいは泣けます。もっともっと読みたいです。
電子特典はスピンオフ元履修してるほうがいいと思いました。
じゃあねがかき消される・ピアスの穴…ぐっと苦しくなりました。(本編は普通にハッピーエンドです)いっぱい鶏肉食べてね。
今回もかきのたね先生の世界観にどっぷりハマりました。叶うならにしとりのこれからも読みたいです😌