フォロー
0
フォロワー
0
総レビュー数
10
いいねGET
8
いいね
8
レビュー
今月(4月1日~4月30日)
レビュー数0件
いいねGET1件
シーモア島


投稿レビュー
-
上手にできないすべての人へ2023年5月19日物理的にも思考的にも上手く物を整理することができない、ちょっと不器用な主人公を中心としたゲームづくりのお話です。
ゲームづくりメンバーは性別も年齢も立場も違うけれど、それぞれが抱える「生きづらさ」が、日常のあちこち、ちょっとしたシーンで分かりやすく描かれています。人は悪気なく自分の物差しでものを考えて、また厄介なことにそれを良かれと思って助言(という名のお節介)をしてしまいがちなので、共感したり、自戒したりしながら読みました。それでもスケラッコさんの優しい表現のおかげで不思議と気持ちが重くならず、むしろ生きづらさを抱えた彼等が、互いに寛容であることに感動したり、彼等にしかない長所を見つけることが出来てほっこり、まあるい気持ちになりました。
またゲームづくりを1から始める様子を見ていると、こういうことに配慮されながらゲームは世に出てるんだ!という内容に触れられて楽しかったです。続きがすごく楽しみ。
毎日くたくただけど、なんとなくもやもやしたり、くさくさする夜に是非とも読んで欲しいオススメの作品です。 -
ハードボイルドなのに笑える漫画2023年4月14日映画を観るために第一部を一気に読破、映画を観て、そのあと二部を即買い、今ではすっかりファブルの虜です。ハードボイルドでありながら、隙間に入ってくるエピソードが何とも言えない可笑しさでクセになる。とにかくキャラクターがみんないい!青年漫画らしい強面たちが沢山出てくるけど、むしろそれが余計にシュールで笑ってしまう。不思議な魅力がある漫画です。
いいね
0件 -
-
繊細で勇敢な彼女たち2023年3月14日両親を亡くした女子中学生が叔母に引き取られ2人暮らしを始める…というところから話は始まりますが、彼女たちの生活はおそらく私たちと変わらない(なんなら自分も身に覚えがある)身近な事柄に溢れています。些細な違和感、もやもや、自意識や羞恥心なんかをどう飼い慣らし、生きていったらいいか?考えれば考えるほどドツボにはまってしまうあさちゃんや、年齢を重ねた分、自分なりの信念はあれど欠けているものにも気づいているまきおちゃん。生きていくのって大変だけどしっかり自分で考えなきゃなと思うし、勇敢な彼女たちの姿をみると励まされます。あさちゃんはどんな大人になるだろうか?楽しみです。
いいね
0件 -
-
平和しかない2020年12月24日アニメから好きになってコミックを一気に購入。非日常的な設定であるにも関わらず、ほのぼのした日常とクスッと笑えるシーンが盛り沢山で癒やされっぱなし。ギャグ系にありがちな面白くするために誰かを傷つける描写もないし、かと言って単調だったり押し付けがましくもなく、こんな漫画があったのか!と。嫌なことがあったりイライラした時に読むと、寛容さと思いやりについて考えさせられます。登場人物はみんな素敵だし、言葉を喋らない恐竜の表情もひたすらかわいい。あと、個人的には入院してる人の差し入れにピッタリの漫画だなと思いました。命に関するお話だったり、シリアス、ご飯もの、ターゲットを絞ったギャグ、字数が多く難しいもの等を避けつつ、ほっこりしたり、笑ったりできる漫画ってなかなかないんですよね。世代性別を問わず読めると思います。色んな人にオススメしたい作品です。
-
映画化も楽しみ2020年9月7日作家買いですがオカルトも好きなので一粒で二度美味しい作品です。心霊の描写もあるんだけど、お化けが怖いというより、人間の中に渦巻く嫌な感情が具現化しているようで恐ろしいなと思ってしまう。主役の二人の関係性は近付こうとすればするほど分かり合えない、けど、分かりたい、何かこのままではいけないと思わせるものがあってぐいぐい読んでしまいます。二人がどんな風に変わって行くんだろうと楽しみです!
いいね
0件 -