このレビューはネタバレを含みます▼
大麦先生は題材(今回は哲学)とBLを凄く上手く絡めて話を展開されるので、どんどん惹き込まれるし、場面切り替えとか描写とかめちゃめちゃ上手なので沼ります。哲学とは無縁な生活を送ってきましたが、巻末で紹介していた哲学書とか読みたくなりました。たぶん、読みます。作中に出てた饗宴とかアツいです!
大麦先生は取材して得た知識や情報の表面をただ、なぞるだけでなく深掘りしてご自身の中で咀嚼して吸収、消化して作中に活かしまくってるので、深みが半端ないです。コク出まくりです。出汁出まくりです。
先生のXで次(8話)でラストというイラストを見てどんなにショックだったか。もっと続いて欲しかったですし、最終話の最後は「これからなのにー!」と寂しかったです。口コミでも最終話だと知らずにコメントしていた人がちらほらいましたね。でも、今回の書き下ろしはそんな民にも満足できる内容だったのでは!
0時更新を待ってて良かった。紙の本も予約しているんですが電子版で一番早く読めて良かったです。満足。自分は何もしてないのに達成感さえあります。
こんな素晴らしい作品に出会えて良かったです。発売前重版おめでとうございます!!