最強魔術師は死んだ妻しか愛せない 転生したら可愛い年下夫が過保護な溺愛夫になりました
八色鈴/天領寺セナ
このレビューはネタバレを含みます▼
ヒーローside・挿し絵あり
(前半)早くに両親を亡くして公爵家を継いだヒーロー(8才)と、後見の意味合いも考慮して家柄と年齢で選ばれたルビア(ヒロイン20才)のお話。
ヒーローはルビアの優しさや純粋さ、人柄に惹かれて懐いていくのを読んでてニヤニヤしました。
12才差ということでルビアはヒーローに対して恋愛感情はないだろうけど、ヒーローがルビアを好きになるのは時間の問題だったんだろうな。悲劇が訪れるまで二人の幸せな時間、とってもよかったです。
(ルビア死亡から16年後)かばわれたことでルビアを亡くしてしまい生涯未婚で生きようとしてるヒーロー(24才)と、今もルビアを思って未婚を貫こうとしてるから亡きルビアに似ているからと花嫁候補に選ばれたルビィ(ルビアの姪、ヒロイン16才)のお話。
※ルビィは父親に結婚の話を聞かされた時に前世(ルビア)を思い出した。
いや、生涯未婚を貫こうとしてるヒーローにルビアに似てるから結婚できるんじゃね?って気持ちで打診するってどようだし、ヒーローのところにいる従姉妹の勘違いもどうよだし、従姉妹の周りにいる侍女たちの新しい公爵家の女主人に対しての態度もどうよだしで読んでてイラっとするけれど、ルビアとの別れから一人になった後の苦悩や後悔から、ルビィの中にあるルビアの面影に惹かれ始めて自己嫌悪になるヒーローを読んでて感情がジェットコースター並みにハラハラしました。
根本的なところが変わらないルビィの正体に気付く前から変わりはじめてたけど、気付いてからのヒーローの変化がさらに凄まじいです。そこもまたいい。溺愛待ったなしですね。
ルビア自身に恋愛感情がなかったからルビィになってからの恋愛的な流れもそうなるよなぁだし、前世の黒幕から今世の黒幕の流れも読んでて飽きのこない展開でよかったです。
欲を言うのならヒーローとルビィのイチャイチャをもっと読みたかったです。
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