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雷神とリーマン四【電子限定かきおろしマンガ付】
5巻完結

雷神とリーマン四【電子限定かきおろしマンガ付】

637pt/700円(税込)

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作品内容

“人間になったら子孫を残したい” “人間になってもオオムラと一緒にいたい”
大村との同居生活で喜怒哀楽の感情を朧げながら感じとり始めた雷遊は、率直な気持ちを大村に伝える。しかし大村の答えは雷遊を大いに混乱させるもので? リクとチカコのもだもだな関係にも変化が訪れる! 大人気シリーズ、変革の第四弾!
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レビュー

雷神とリーマンのレビュー

平均評価:4.8 344件のレビューをみる

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高評価レビュー

笑って泣いて、人間になりたかった神様の話
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 絶対好きだとわかってるからもったいなくて読めてなかった作品のうちのひとつ。フォローしてる方々涙の絶賛、島でもオススメされてハズレようもないです。なんとなくそろそろかな〜と思って一気読みしてレビュー星10連打で速攻神作品本棚行き。絵柄は私の少し苦手なタイプの少年マンガっぽい筋骨隆々の男性メイン、でも読んでるうちに全く気にならなくなりました(ガチムチ好みの方にはどストライク間違いなしの超大型×大型)。ジャンルは女性マンガで外見男同士の恋愛、幸せなシーンはあれど絡みはほぼ全くないので背後気にしなくて良いです。だから普段BL読まない人にこそぜひ読んでもらいたいな。ある望みを持つ葛藤がBLでないと成立しない展開なので。世界に没頭してほしいから、できればひとりで読んで泣く準備もしておいて。私は子どもの送迎帰りに、5巻のあるシーンのセリフがラストでその通り約束を守ったことに思いいたってひとりで涙流しながら運転してました。

作者さんはTwitterのトップ連作画像にあるラストシーンを最初に決めて、それに向かって丁寧に5巻をかけて物語を紡いでいるはず。所々にふたりのこの先を予感させるモノローグがあって、再読するとまた胸にくるものがあります。これから読む方は、もしできればTwitterやpixivのラスト試し読みを見ないで作品を読んでほしいな。出会いから最後まで全部通して読んだ時に、ふたりで共に食卓を囲んで笑い合う普通の日々、辿ってきた人生の道のりの約束の果てに、あのラストがあることがわかるから。

仕事ハードで失恋もして人生に疲れてるゲイリーマンの大村のところにある日雷神が下りてきた。筋骨隆々の雷遊と名乗る奴は偉そうな態度で(神様だから当然)、自分を人間にしろという。流されるように同居生活を始めてしまった大村は、雷遊に人間になれるよう色んな経験をさせて、小さくなれる雷遊に高校へ通わせたりもする。学校生活では友達たちと楽しいわちゃわちゃも読めたり、友情にホロリとさせる所もあり、毎日の生活で神様ならではの笑えるシーンもたくさんあって、笑って泣いて人間とは何かをずっと描いて読み応えたっぷりの果ての5巻。。人間の命には限りあるから一生懸命生きる、そして人間と神とは生きる時間が違う、わかってはいたことなんだけど。

pixivで読める「星が廻った後に」はラストシーンのその後、あるかもしれないお話。本編読了後に読んでね。
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21件
2022年2月19日
一生の宝物が増えました。涙が止まりません
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ あーーもうこれはダメだ…子供の様にわんわん声をあげて泣いてしまいました。涙が止めどなく溢れてくる…泣き過ぎてもう目が真っ赤でパンッパンです…!
最終巻ラストシーンで雷遊が問うている様に、ふたりのあの最後がどんなものであるのか、そして読者としてどうしてこんなにも心揺さぶられ涙してしまうのか、ずっと考えていました。辛いのか、寂しいのか、悲しいのか、恋しいのか、愛しいのか…様々な思いが溢れてきて正直、わからないです。でも同時に、感じ得る、考え得る全ての言葉や感覚が、彼らのあの別れや今自分が感じているこの思いを、形容してくれるのかなあとも感じました。そしてそんな風に色んな事を感じ思考し想像するというのは、この作品の大きな題材の一つにもなっている「人間である事」というテーマにも繋がってくるのかなと…。"人間ではない"雷遊の存在を通して、人間である事の素晴らしさ、儚さ、脆さ、尊さ、掛け替えのなさを、改めて感じせてくれる作品でした。
しかしその一方で、最後まで人間として生きられなかった雷遊がいる。正直悲しいです。でももしかしたらそれは、姿や形、人間であるか否か、性別、種族、そういう類のものを全て超越した、雷遊と大村の唯一無二の「愛」がそこには在ったんだ、というRENA先生のメッセージでもあるのかな…と僕なりに想像しました。「焦がれるような想いも、喪失の恐れも、お前と出会わなければ手に入れることもなかった。「無」の俺にはそれすらも、生の痛みだ」と最後に笑顔と涙を浮かべそう心で呟く雷遊が、人としてもう一度お前に会いたいと切望している。もう雷遊がその想いを抱けたという事実こそが、彼らが心の底から愛し合っていたという、確固たる証なのかなと思いました。彼らの愛が、共に過ごした時間が、確かにそこに存在していたという証…。あーどうしよう、涙が止まりませんよお!
こちらは涙無くして読めませんが、コメディ作品としても最高に面白くて、沢山笑いました。どのページ、シーンも大好き過ぎて、ほぼしおり付いてます笑。
はぁ〜もう感無量、放心状態です…この作品読まれた方々と是非語り合いたい…自分の内だけに留めておくにはあまりにも神作品過ぎて…。エ○エール10箱必須ですね笑!
こんなにも心動かされ、人生観を豊かにしてくれる作品に出会えて本当に嬉しいです。RENA先生に、そしてふたりの"愛という至宝"に乾杯!心から感謝です。
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40件
2021年11月5日
漫画としての面白さと人間讃歌の奇跡の両立
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 読み終えたとき、きっとこの物語を必要とする人がこの世に確実にいる作品だという思いが湧き上がってきました。
はじまりは、働き過ぎの関西弁リーマン大村が帰宅するとなぜか雷神だという雷遊が部屋の中にいて、自分を人間にしろ、代わりに満足を与えてやると言う。この後のコミカルなやりとりだけでも漫画として充分面白いのだけど、この大村、少し人と違うところがありました、実は彼はゲイだったのです…。
次第に大村が感じている社会的疎外感や家族との障壁が登場してきて、最初の軽快さと、大村の内面のハードさのギャップがそのしんどさを引き立てて、切なさが浮かび上がる。
そんなときの雷遊の振る舞いや、語り…特になぜ人間になりたいと思ったのか…によって、自然とああ人間として、生きているだけで素晴らしいのだな、人は人との関係で苦しんだり傷ついたりしているけれど、人間同士で傷つけ合う必要なんてないではないか…という気持ちが湧き起こってきて、涙が溢れて止まらなくなったのです…。雷遊の言葉が、人間の視点ではないんですよ、本当に神のお言葉のよう…ちゃんと漫画なのに!私の中ではカルチャーショック級の衝撃。決して説教じみてない。漫画だから素直にメッセージを受け入れられて、胸を直撃した。そんな感じ。
同時に、自分は典型的な日本人的な無神論者。それは、信仰を持つことで自分の中の大切な部分を明け渡すことに対する本能的な恐怖があるから。ただ、そんな自分でも迷ったときには、誰かに頼りたくなるわけです。そんなときは、場面ごとに、あの人ならこういうときどうするだろうか、と考えて判断の一助にすると、最後は自分で決断することで少し客観的に考えられる気がしている。この自分の内心の友に雷神の雷遊を加えたら、きっと自分に染み着いた常識とか一般的な価値観から離れた視点を持つことができるのではないかしら。それって、きっとこの社会の中で個人の尊厳が損なわれていると感じている人、生きづらさを感じている人にとって、救われた気持ちになることではないかしら…と読み終えたとき思ったのです。
あんなに目の下にクマを作っていた大村が雷遊と一緒にいることで生まれ変わったようにいい顔をするようになったのも、同じ理由からのように思えて。
読んだら人におすすめしたくなる作品です。おススメに従って良かった!試し読み、無料版で面白そうと思ったら是非一読を!
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12件
2021年12月17日

最新のレビュー

雷遊が本当に神なのです
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ また素晴らしい作品に出会えた感激でいっぱいです…。

正確にはBLではないです。神様と人の間に生まれた至高の愛のお話です。

セクシュアリティも、独占欲も超え、ただあなたがここに存在していてくれればいいとまでに高められた愛情に涙がとまりませんでした。

壮大な設定の中で、ヤンキーみたいな雷遊が間違いなく神として存在して、私たちの思考の偏りを白日のもとに晒してしまう。素晴らしい場面は数あれど、大村が雷遊の性自認に干渉しようとしてしまった自分に気づき、自分の願いを押し留めるところが切なく心に残りました。そういう意味では、男同士であることにこれほど意味がある作品もないのかもしれません。

作者様の言葉を借りれば、2人が「楽しい」の先を見据え始める4巻以降が本当に素晴らしい神作でした。絶対にこれからも何度も読み返す。
いいね
0件
2025年5月23日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

雷様とリーマンの奇妙で笑える同棲生活
制作:コーヒーマニア(シーモアスタッフ)
小さな会社で営業をやってる大村。日をまたぐまで仕事して睡眠時間も3・4時間、もちろん給料も安い!そんな、働き盛りで男盛りの大村はゲイだ。ストレートの男を好きになるが当然振られ、自分の趣味や癒しもなく面白みの無い日々を過ごしていた。そんなある日、家に帰ると怪しい人影が…変な格好をして浮いている不審者は自分の事を『雷神』だと言い出し、人間になりたいと言ってきた。ひょんな事から一緒に暮らす事になった大村だが…雷神が人間界で繰り広げるギャグの様な日々、色んな人達と触れ合っていく中で雷遊は人間になれるのか?大村と雷遊の恋の行方は?『本橋兄弟』も手がけているRENA先生の絶妙のギャグセンスの中にある、繊細さが読者の心をつかむ事、間違いなし!完結作にとなり、最後はまさかの展開に…

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