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ライトノベル
パラスティック・ソウル unbearable sorrow
1巻完結

パラスティック・ソウル unbearable sorrow

900pt/990円(税込)

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作品内容

精神だけの生命体O(オー)が集まって暮らすコロニー“ネスト”。魂に傷を抱え、不安な日々を送っていたシドは、肉体の【乗り換え】をサポートするコーディネーターのパトリックを慕っていた。彼はシドには特別に親切で、望めばセックスもさせてくれるけれど、どこか底知れないところがあって……? 森の奥のパブリックスクールで展開する近未来SFロマンス、Oの物語ラストエピソード!!

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作品ラインナップ  全1巻完結

  • パラスティック・ソウル unbearable sorrow

    900pt/990円(税込)

    精神だけの生命体O(オー)が集まって暮らすコロニー“ネスト”。魂に傷を抱え、不安な日々を送っていたシドは、肉体の【乗り換え】をサポートするコーディネーターのパトリックを慕っていた。彼はシドには特別に親切で、望めばセックスもさせてくれるけれど、どこか底知れないところがあって……? 森の奥のパブリックスクールで展開する近未来SFロマンス、Oの物語ラストエピソード!!

レビュー

パラスティック・ソウル unbearable sorrowのレビュー

平均評価:4.9 12件のレビューをみる

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高評価レビュー

記憶だけが心を形成しているわけではない
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 心とは、記憶とは、命とは、愛とは、そういう哲学的な部分に切り込んだ話。
この最終巻を以て全ての時系列が整理され、伏線が回収された。主人公の正体に関して、仄めかすシーンが出てくると、スマホを握る手に汗をかいた。続編を渇望していた人物だとわかり、胃の奥が震える感覚。震撼させる程の興奮を文章で掻き立てる木原音瀬先生に脱帽。
先生の作品の登場人物は得てして情緒不安定なイメージではあるが、これほどまでに自分勝手で、救いようの無い主人公に終始イラついた。今作での主人公に対する共感は難しい。偏った考え方やモラルに支配され、失わなければ大切さにも気付けない。計画性があるようで非常に詰めが甘い。
また、今作で少し残念に感じたのは人間とビルア種の無能さ…。(全ては作品のラストの為仕方ないのはわかるが…)排出された『O』を全て踏み潰した→いや、ない。実験材料、もしくは科学、経済の発展のため確実に残す。その中で、罪人(とされる)ビルア種に子を産ませ、『O』の苗床として5歳になるのを待ち、寄生させる。そして排出の過程や条件を観察し続ける。もしくは強制的に研究,開発に従事させる。と、リョナグロの展開になるので却下か。いずれにしても『O』はどうとでも料理できる、天才的なアイディアだと思う。
ラストに関しては、『O』は精神体であり、記憶媒体ではない。『生きていて、心がある』というのを如実に表す形となった。ここからはネタバレ……フランからシドが抜け出た後、パトリックに対する愛はどうなるのか。どう転んでもハッピーエンドラストはまずないな。
とにかく『パラスティックソウル』という作品にこの生涯で出会えたことに感謝。
いいね
3件
2024年2月27日
前知識は近未来ケモ耳SFBL。それだけでok
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 2009年から15年かけて紡がれた壮大な近未来ケモ耳SFBLパラスティック•ソウルシリーズ全6巻の大感動完結編。彼らの歴史を見届けた達成感で大満足、間違いなくお値段以上、こんな作品を読むために今まで小説読んでましたね。BL色はけっこう薄いし、エチシーンも必要な流れだけで書かれてるので(男性どうしだから、、っていう抵抗や葛藤は全くない世界だから性別上は完全にフラットな恋愛が書かれてる)、BLにもし抵抗ある人でもSF好きなら読んでほしいな〜。

そうよね〜そういう流れになるよねって、4巻、5巻続けて読んだ後思ってた通りに6巻書いてくださっててとても嬉しい。ふたりのすれ違いが過去のお話を思い起こさせて、あの同じひとことに息を止めた。ほんと、うまいな、、木原先生。

小説はほとんど前知識あらすじなしで読むから、この作品読んでたこの数日間は完全に近未来SFもふもふ世界にトリップしてて気持ちよかった!一気読みするからこそ、覚えてるセリフや設定が後の巻になって生きてくる。完結した今の機会に、たくさんのひとに同じ体験してもらいたいから、なるべくあらすじさえも読まずに一気読みオススメします。近未来ケモ耳もふもふSFBL、ちなみにパラスティックは「寄生」ソウルは「魂」。これだけが前知識でok、あとは作品世界に飛び込んで!
いいね
11件
2024年5月17日
まさに因果報応
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 面白かった。時系列的には4冊目の後。度重なる乗り換えやそれに伴うトラブルで傷を負ったOが増え始めた時代。幼少期を安全に過ごすための施設(全寮制の学校)が舞台でまさかのパブリックスクール?!とびっくりして面白かった。勿論O達しかいないのでそんな子供っぽい青春なんてないのですが。傷付き完全体ではなくなったO達は個人主義から仲間とつるむようになったり人間臭さが増しているよう。攻めは学園でも特に傷が深刻で時折体の持ち主の精神が出てきそうになる。そしてとびきり愛情深くて寂しがり屋なOだった。そして受けは人を愛しOの在り方に反対するようになったO。受けがジェフリーに与えた悲しみは結局本人に帰ってきて因果報応だったのかな?と先生のあとがきを読んで思いました。ジェフリーへの愛を誓ってOを滅ぼすと決めた受けだけど、攻めの方がずっと愛を知っているような二人の凸凹さ噛み合わなさが印象的でした。潜伏生活で孫を失った老婆との3人の擬似家族のような暮らしのパートもとても好きでした。攻めの乗り換え時期が来た後の受けの矛盾して愚かな行動もすごく好きだった。
いいね
0件
2024年3月22日
さりげないエピローグ
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 最終章で完結編が描かれているのですが、そのラストが「こうなりました!終わり!」という感じではなく、「実はOはあなたの隣にも…?」というような、さりげない終わり方だったのが、とても良かったです。ある日突然終わりを迎えるのではなく、徐々にフェードアウトしていくのが逆にリアルだなと。ハルの頃からのOの話がとても深くて面白かったので、パトリックで続編が読めて嬉しかったし、結局「人は人を愛さずにはいられないし、愛されずにはいられない」というのが答えなのかなと、個人的には思いました。性欲に応じた体の関係というのは生殖行為でなくても、愛情確認の意味がありますし、それが好きな人はどんなにクールに装っていても、人恋しさというのは持ってしまうものなのかなって。BLジャンルではありますが、幅広い人に読んで欲しいと思う深い作品で、こういうお話に出逢え、最後まで読むことができて、本当に幸せでした。
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0件
2024年6月6日
Оという種族の終わり
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 大好きなシリーズです!前作は木原先生の中でも糖度高めでしたが、今作はなかなかシビアな内容で、この作品はどうやって終着するんだろうと最後までハラハラしました。受けと攻めの間に身体の関係はありそういったシーンも多いですが、萌え成分は限りなく少ないです。(但しモフモフ萌えはあります。)全体的に切ない気分になるお話でしたが、攻めの最期のシーンや物語のラストなど読み手に解釈を委ねるような終わり方だったので、それが人によってはハッピーエンドにも捉えられるのかなと思いました。(私は限りなくメリバよりのハッピーエンドと感じました)。1作目から始まりОという種族と人間とビルア種との関わり、そして今作で物語の要であるОの終焉を読む事が出来てとても感慨深いです。1作目からまた読み返して余韻に浸りたいと思います。
いいね
3件
2024年1月19日

最新のレビュー

最終巻ですって!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ あとがき読んで思わず『うそ~っ!』と叫んでしまいました(^^;
最後を締めくくるのは、もちろん「あの人」でしたね!彼は過去の人生で痛いほど傷付き擦り切れてしまった心を抱えて生きていかなければならなかったけれど、最後の最後でやっと気付いて、でも遅くて…彼が望んだ結果のハズなのに、やるせない気持ちになりました。それでも、関わった人の優しさと愛情に触れ、幸せを感じられたなら良かったな~と思いました。
いいね
0件
2024年11月11日

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