パラスティック・ソウル unbearable sorrow
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パラスティック・ソウル unbearable sorrow

木原音瀬/カズアキ

前知識は近未来ケモ耳SFBL。それだけでok

ネタバレ
2024年5月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 2009年から15年かけて紡がれた壮大な近未来ケモ耳SFBLパラスティック•ソウルシリーズ全6巻の大感動完結編。彼らの歴史を見届けた達成感で大満足、間違いなくお値段以上、こんな作品を読むために今まで小説読んでましたね。BL色はけっこう薄いし、エチシーンも必要な流れだけで書かれてるので(男性どうしだから、、っていう抵抗や葛藤は全くない世界だから性別上は完全にフラットな恋愛が書かれてる)、BLにもし抵抗ある人でもSF好きなら読んでほしいな〜。

そうよね〜そういう流れになるよねって、4巻、5巻続けて読んだ後思ってた通りに6巻書いてくださっててとても嬉しい。ふたりのすれ違いが過去のお話を思い起こさせて、あの同じひとことに息を止めた。ほんと、うまいな、、木原先生。

小説はほとんど前知識あらすじなしで読むから、この作品読んでたこの数日間は完全に近未来SFもふもふ世界にトリップしてて気持ちよかった!一気読みするからこそ、覚えてるセリフや設定が後の巻になって生きてくる。完結した今の機会に、たくさんのひとに同じ体験してもらいたいから、なるべくあらすじさえも読まずに一気読みオススメします。近未来ケモ耳もふもふSFBL、ちなみにパラスティックは「寄生」ソウルは「魂」。これだけが前知識でok、あとは作品世界に飛び込んで!
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