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ジェラシー[コミックス版](1)【電子限定おまけ付き】

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作品内容

小説家の愛人として暮らしていた櫓木卯一は、借金の取立てにきたヤクザと出会う。その男・大和明虎に惹かれ、あらゆる手を使って近づこうとする卯一。だが気持ちが逸った卯一がうっかり明虎の組の名を騙ったことで事態は急変し――。人気作「四代目・大和辰之」の前日譚。 【電子版限定おまけ付き】電子版描き下ろしイラスト(1P)を収録!!

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レビュー

ジェラシー[コミックス版]のレビュー

平均評価:4.5 370件のレビューをみる

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高評価レビュー

ジェラシーロスとスカベリ子ホリック…
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ どんな結末であろうと受け入れる覚悟はできていましたが、ピンクで装丁された最終巻、予想の遥か上をいくハッピーピンクでした。
「嫉妬」と「愛」のお話。始まりとなる『みのりの手』から読み返し、本編1巻冒頭で「あぁ、このシーンは…」となりました。感情の赴くままに求め、奪い、人を傷つけてきた卯一が、明虎から離れようとし、与え、求めず、執着するものなどなかった明虎が、子どものようにはっきりと卯一を欲する場面は、とても印象的でした。
読み返しながら、伏線というか布石というか、「答え」がそこかしこにあるとこに気付き、点と点を繋いでいくような、パズルのピースを一つずつはめ込んでいくような、そんな感覚になりました。答えを知ってから読み返すと、一人一人の心の内に泣けて仕方ありませんでした。特に、麻巳さん。明虎に「俺の何倍も強い」と言わせられる麻巳さんの誰にも見せない葛藤や本音が胸に刺さります。それでも、「愛してあげる」と心に決めた麻巳さんが本当にかっこよくて、美しいです。だからこそ、生の象徴である麻巳さんの最期だけが、『みのり~』で分かっていたことと言え、消化しきれませんでした。でも、フォローさんのレビューで、「あぁ、麻巳さんは、愛する明虎に甘えることができた最期なんだな」って納得できて、最後のピースをはめることができました。私では至れなかった視点、ありがとうございます。
如何様にも涙を誘える場面で、スッと発動するベリ子節が好きです。毎度、「あぁ、ヤラレタ…」って思います。切なさや胸の苦しさはあっても、息苦しさを感じないベリ子先生の世界が大好きです。シレッと浅生田が"LOVE"エプロン付けてたりするんですよ笑。浅生田もよいキャラでした。松見も…。彼らが、「嫉妬」と「愛」の狭間で揺れ、どうしようもなくなっていく姿に、私も一筋縄ではいかない感情を抱かされました。それでも、最後に残るのは「愛」。最後に「愛」を残してくれるのが、ベリ子先生。あとがきにも感動しました。
結局、卯一は「いい男」にはなれず、明虎を想うあまり、やらかしているわけですが(『四代目~』)、麗華ちゃんと家族になり、「オムレツでーす」とハートを飛ばす卯一が好きです。麗華ちゃん、ありがとう。麻巳さん、ありがとう。ベリ子先生、ありがとう。オールドボーイたち、愛しています。はぁ、完全スカベリ子ホリック…。
いいね
25件
2021年8月7日
ベリ子先生…ありがとう。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 最終巻…購入してもなかなか読めずにいました。分冊版では新幹線で2人、手を繋いでいるシーンで終わりだったのですが…その後のエピソードと、あとがきを読まないと自分の中では終われないなと。
レビューを先に拝見させてもらったら、感謝の言葉とか作品への想いの言葉にあぁ…と共感して よし、読もうと思いました。

「ジェラシー」の途中までを先に読んだので、「四代目〜」「みのりの手」と読み進むうちに、浅生田さんが当然の様に辰之さんの隣にいるのを見ては、赤ちゃんの辰之さんを卯一が必死に守ったのを思い出してしまって、苦しかったです。そして彼のした証券会社への電話にも、それすらも許せないの?浅生田さん、と。 (その証券会社の男性が、望くんのパパだったんですね😩感謝!)
ただ最終話あとのエピソードで、浅生田さんが会長を東京駅で待っていたその服が下ろしたての上着だったのと、「おまえも結局好き」という鮨屋でのコマを見て、あぁ…浅生田さん、今でも卯一の事が好きなの?…と。やっと私は気付けて、自分の中の浅生田さんへのモヤモヤがようやく晴れました。よく見たら卯一も浅生田さんも子育てしてる所とか、求めてた事が似ていたのかな…と。

あと、麻巳さん。女性に惚れる、てあまり無いのですが麻巳さんには惚れました。お葬式後に明虎さんを卯一の所に行かせたあの気持ちの切り替え方が、かっこ良かった。
気持ちでは納得してなくても、頭ではこうしたらベストだから…と吹っ切った麻巳さん。感情は何処かにやって、ただ体を動かして淡々とやるべき事をこなしてやっていく。 …女性がこうする時て結構あるんじゃないかな?と思うのですが、(特に麻巳さんみたいに甘え下手なしっかりした女性は…)彼女の最期を語った明虎さんのシーンを見て、ああ、良かった、母親でも妻でもなく1人の女性として最愛の人の腕の中だったんだ、と。女性として最期は甘えられたのかな、と思って涙目に…。

最後…明虎さん…腰。昔テレビで樹木希林さんが、「腰をやったら男は終わりね」と鈴木敏夫さんに言っていたのを思い出しました。頑張れ、明虎さん!卯一と幸せに! 卯一、ようやく…😩本当に良かったね。
いいね
30件
2021年8月5日
愛すべきクソ野郎に泣いた、びっくりした
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 凄かった、びっくりした(語彙力喪失)作者様がメンタルゴリラの時に〜って言ってる意味に納得。私のメンタル、受けの卯一に持っていかれちゃった。受けバンバン他の男とヤってるし、犯されるし、攻めには嫁と子供いるし、人死ぬし、耐性ない方は回れ右です。愛すべきクソ野郎の卯一の過去と現在を行き来しながら進んでいくストーリー。互いに魅せられた明虎と卯一。ふたりにしか分からないモノが確かにあったんだろう、明虎の魅力は正直分からないけどふたりとも自分の半身のような感じだったのかな。ふたりでやっと1人になれるみたいな。だから強く惹かれあって執着して求め合うんだろうか。そんなふたりの周りでみんながみんな誰かを羨んで妬んで眩しくて、ジェラシーですね。卯一が望んでいた家族、そこを突き放されたとき、自分から去るところ、涙出ました。自分でもびっくりした。もっと深掘りしてほしいところはたくさんあったんだけど、ストーリーとしての面白さと卯一が好きなので☆5にしました。
ただこれだけは言いたい。姐さんのまきさんがカッコイイとレビューで見て途中まで私も思ってたけど、最後まで突き通してほしかったな。あんな風に卯一を受け入れておいて(受け入れたふり、強がりなんだろうけど)なんだかなって思ってしまった。いや間違いなく良い女だしかっこいいんだけど!お話的に必要な存在なんだけど!でも卯一のあの悲しそうな姿が切なくて切なくて。同じ女として奥さんの立場に感情移入してしまう人もいるだろうけど、これはやはりBlであって私は根っからのそっち側の人間なので女に感情移入は一切できないし、しない。サバサバしてて良い女!とは思うんだけど正直もう少し出番減らしてほしかった(笑)明虎に腹立つくらいにまきさんの存在がデカすぎた。最高の終わり方だと思いますが、せめて、せめてもう少し再会するまでの期間短くしてほしかった。さすがに長すぎて……もっと求め合う明虎と卯一が見たかったーーー!!!!!(泣)わあーでも好きー!最終巻!あの家族に入れなかった卯一の姿に涙です。こんな終わり方もあるのかぁ。
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5件
2022年9月4日
櫓木卯一
「四代目大和辰之」を先に読んで、櫓木卯一という男のことが気になり、割引き中に5巻一気購入。
2人の運命的な出会いと別れに痺れました。
話の内容が凄すぎて再読するのに時間を要しました。
2回3回と読み、やっと2人の関係性を飲みこみ消化することができたように思います。
明虎はまさに子供のままに自由奔放かつカリスマがあり、懐に入れた人は命をはってでも守る人。
卯一も同じく子供のままに自由奔放だけども、とても危うくて素直すぎるが故に壊してしまう人。
2人とも似たもの同士だけども、明虎は優しすぎるほどに強くて己を殺して手放したものがあり、その手放したものと同じくらいに大切なものである麻巳と息子を手に入れていた。麻巳は明虎にとって「生」そのもので何者にも変え難い存在だからとても大切にしていた。
そこに現れたのが卯一であり、明虎が押し殺して生きてきた子供の部分をいとも簡単に引っ張り出していく存在で、明虎にとって卯一は「死」。
きっと死んででも守りたいのが麻巳なのだとしたら、死ぬとき一緒にいたいのは卯一なんじゃないだろうかと思いました。
明虎は誰がみても魅力的な男性だと思います。
愛する嫁と子供がいても必死になって卯一を守る姿は、普通最低な旦那なのですが、明虎にはその普通という常識が当てはまりませんし、ヤクザに適した性分でもあると思いました。
そして麻巳はどこまでもいい女でした。無様に嫉妬しないようにしていても最後には冷たい言葉を卯一に投げかけてしまう。それでもやっぱり一本筋を通したことをしていましたし、誰よりも強い人でした。
そして卯一。普通の家庭で育ってるみたいだけど、思考と行動がぶっ飛んでいて、危なっかしいけどたまらなく魅力的な人です。
おじさんになった卯一は常識をきちんと兼ね備えていてるけど、やはりどこか常識人とはほど遠く、こんな人物を描けるベリ子先生は凄すぎます。
脇役もかなり癖があり、なくてはならない重要な役割をしており、マンガとしての質がとても高い作品でした。
いいね
5件
2022年11月15日
究極の愛
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 胸が痛い。そして最後まで読みきった後の、言葉に表せないこの感動。最終巻は、涙が次々溢れて止まりませんでした。喉の奥がギュウっと締め付けられて、しばらくは放心状態で、何をどう書いていいのかわかりませんでした。本当に読んで良かったです。

『四代目~』からは想像しづらい卯一の孤独感。好き放題に、自分の感情に従って明虎を求めてる卯一でしたが、ただひたすら愛を求めて孤独を埋めたかったのだと思うと、明虎から身を隠したあの最終巻は、堪らなく切なかった。卯一なりの愛なのだと。
明虎も自分の立場はあれど、唯一執着した卯一へのどうしようもない想い。松見に対する贖罪のような気持ちで、あらゆる拘りを捨てていた明虎の心の穴を埋めるかのように卯一を求めたのも、切なさが滲みます。
だけど、その影で気丈に振る舞った麻巳さん。極道の妻として、それなりの覚悟を持っていたのだとしても、女として、妻として、母親として、耐え難い事があるにも関わらず、彼女はずっと強くて輝いていました。誰よりカッコよくて美しい。最期に愛する明虎の腕の中、彼女は幸せだったんですね。あぁ、ダメだ。また涙が…
タイトルの『ジェラシー』全部通して見えて来たものが繋がって、ベリ子先生の素晴らしいストーリー展開に拍手喝采です。浅生田の想い、松見の苦しみ、それぞれの抱えるものがそこにあって、救いに変わるんですよ。あぁ、ベリ子先生に感服です。

27年の想いは色褪せる事なく、求め続けたものが重なりあったラストにまた涙。ようやく幸せに手が届いたなら、もう離れる事はないですね。麻巳さんの分まで末長く、幸せでいて欲しいと願わずにはいられませんでした。
本当に素晴らしい作品をありがとうございました。
もう一度、『四代目~』を読み返したら、また違った印象で読めるかもしれません。
そして、沢山の方にこの作品を読んでもらいたいと思いました。15日まで1巻無料で、2~4巻がセール中です。
いいね
19件
2021年8月13日

最新のレビュー

なかなかレビューが書けない作品
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 読むたびにレビューの下書きを書くんです。でも結局うまく言葉にできなくて毎回断念。
人間の汚い部分や狡猾な部分をあまりにもさらけ出しているので、目を背けたくなる場面もたくさんあります。でも嫌いになれないのはみんな不器用でかわいいから。あまりにも人間臭すぎるんです。出来の悪い子供を見ているようで。明虎さんの妻、麻巳さんの明虎や卯一に対して感じるのはそんな心境だったんじゃないかな。

1〜4巻では、特に卯一のあまりの振る舞いに腹が立ったりとにかく冷静には読めませんでしたが、最終巻はもう涙と鼻水でグズグズでした。
私の歴代ベスト5に入る作品です。
いいね
0件
2025年4月25日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

本格的なヤクザBL
営業:ラッキーボーイ(シーモアスタッフ)
スカーレット・ベリ子先生が描くダークな作品。とにかく登場人物が静かにぶっ飛んでいるのが魅力。ヤクザの組長代行である明虎に心惹かれ、そばにいたいがためにあらゆる手段を使ってヤクザになろうとする櫓木。刹那的な生き方と、執着する心が矛盾をはらんでいてゾクリとします。

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