立ち読み増量で、なんとなーく読みはじめたら、すごく面白くて最新刊の三巻まで全巻買いました。同居生活なんて、相手のイヤなところが見えそうなのに、ヒロインの趣味が料理でテキパキ家事をこなすところに読者ながら嫁にほしい…と思ってしまいます。こりゃ
弟くんも惚れますわ。二人が姉弟である関係を大事にしていて、それを色恋に発展させるなんて思ってもいない倫理観にも好感がもてました。相手の女の子っぽいところにときめく弟くんをかわいいと思ったり、相手が男の子であることを意識して動揺するヒロインに共感して弟かっこいいー!と思ったりで、読んでいて忙しいです。興奮して。同じクラスに編入したのは驚きましたが、同級生の描写がまたいいんです。姉弟それぞれに友達グループがいて、干渉しすぎない。同居している同級生をちゃかそうとする描写も入るけれど、悪い噂がたちそうなのも1コマで、おちゃらけ男子が解消。これもヒロインの倫理観がまっとうで、もし色恋に発展してもそれだけ相手が魅力的ってことなんだろうと、そういう信頼を友人達から感じます。悪い奴がいないからストレスなくよめます。現在、当て馬っぽく姉弟に絡んでくる学年一のイケメン波多野君も、なぜ冒頭で姉にダメ出しをしたのか巻が進むにつれて納得してしまって、そしてイケメン君が引いてる線引きの内側に入ってきてしまったヒロインに対して執着するのもすごくすごく分かるので、とにかく先が気になります。あと男の子の体のラインが抜群にかっこよくて、絵が大好きです。(追記)最終巻まで読み終わったら、ハタノくん……ハタノくん…!!!!!って気持ちで胸いっぱい。メインの2人よりもハタノくんに気持ちを持っていかれてしまいました。さすが魔性のイケメンだぜ…
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