主人公(お母さん的立ち位置になった女性)に凄く共感。
そして、美人で常に化粧とオシャレをして流行に神経質な見栄っ張り女性より、こういう人が母親や保護者の方がずっと嬉しい。
化粧やオシャレは母親個人にとって楽しいことであって、子どもにとっ
て嬉しいこととは限らない。
「自分の為に化粧やオシャレ(好きなこと)する暇あるんなら、自分達の話ちゃんと聴いてよ」というのが子どもの本音。
出産経験があろうがなかろうが、実子であろうがなかろうが、出産経験がある女性の方が絶対に意見が正しいというのは間違い。
保母さんや保父さんの方が産みの母親よりよっぽど子どもをちゃんと看ていて、子ども個人の性格を把握している場合が多々ある。
産みの母親より、保育士さんが正しいとか他人が正しいとか父親が正しいと言っているのではない。
主観で看る母親が客観で看る保育士さん達や他の人達の意見にちゃんと耳を傾け、一度立ち止まって自分の育児方法をもう一度考えることで、良い教育ができると思う。
母親の誇りを守る為に育児方法を自分だけで決め、他を拒絶する母親は、大概育った子を見て育児に失敗した成功したと、子どもを自らを慰める道具にして一喜一憂する。
子どもからすれば、それは愛情ではなくただの理想の押し付けで、母親が自らを慰めているだけ。
将来、親に心から感謝することなどない。
子どもが将来感謝するのは、子どもに変化があれば、子どもの性格に合わせて黙って様子を見守ったり、話をちゃんと聞いたりしてくれていると子どもが判断していた場合。
母親に疲れている時でも必ず子どもの話を聴けとは思わないが、子どもが話しかけた時に限って「後でね」を繰り返しているのなら、それは反省し、心から子どもに謝るべき。
母親から子どもへの「後でね」は、夫が妻に「後でやる」と言うのと同じこと。
子どもから見れば、いつも口だけで本当は聴く気ないだとしか思わない。
だから、実の親子でなくても、このような家族は理想的で凄く和む。
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