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狼領主のお嬢様 3

作品内容

毒を盛られ、この世を去ったはずの”狼領主”カイドは生きていた――。策略によって引き離されるも、再会を果たしたシャーリーとカイド。悪逆領主の娘として処刑された前世の記憶から、かつての恋人であるカイドの幸せを願って離れようとするシャーリーだったが、”お嬢様”と呼ばれていた頃の自分ごと見つめてくれるカイドを前にして過去と向き合い、胸に秘めていた想いを打ち明ける。

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1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全6巻完結

  • 狼領主のお嬢様 1【電子特典付き】

    650pt/715円(税込)

    【電子書籍限定の描き下ろしイラストを収録!】
    悪逆領主の娘として処刑された記憶を持つ少女・シャーリーは、なんの因果か前世で恋人だった現領主・カイドの館でメイドとして雇われる。
    前世の記憶故に自罰的に生きるシャーリーを、周りが驚くほど気にかけ構うカイド。
    しかしカイドは、前世のシャーリーと家族を断罪し処刑した仇で。
    歪な二度目の恋物語は、静かに巡り始める。
  • 狼領主のお嬢様 2

    650pt/715円(税込)

    「最後にきちんとお別れをしましょう」
    前世が前領主のお嬢様であるとカイドに知られたシャーリーは、自身が、そしてカイドが今度こそ前を向いて生きるための”別れ”を切り出した。かつての恋人の未来を祈りながら別の道を行く決心をするが、その夜に屋敷で使用人に毒が盛られる騒ぎが起こってしまう。それをカイドに仇をなすものの仕業だとシャーリーは考え、自身以外にも転生者がいるのではという推論にたどり着いた矢先、カイドも毒によって倒れてしまい――。
  • 狼領主のお嬢様 3

    670pt/737円(税込)

    毒を盛られ、この世を去ったはずの”狼領主”カイドは生きていた――。策略によって引き離されるも、再会を果たしたシャーリーとカイド。悪逆領主の娘として処刑された前世の記憶から、かつての恋人であるカイドの幸せを願って離れようとするシャーリーだったが、”お嬢様”と呼ばれていた頃の自分ごと見つめてくれるカイドを前にして過去と向き合い、胸に秘めていた想いを打ち明ける。
  • 狼領主のお嬢様 4

    670pt/737円(税込)

    “狼領主”カイドと生きていきたい――前世からの想いを実らせた“お嬢様”シャーリーはカイドとともにライウスを離れ、婚約報告のため王城に上がる。想い合う二人の姿に“王女”アジェーレアは何を感じるのか……。転生しても続くシャーリーとカイドの恋物語が、新たな局面を迎える。
  • 狼領主のお嬢様 5

    670pt/737円(税込)

    王から婚姻を許された“お嬢様”シャーリーと“狼領主”カイド。ようやく幸せを手にし、ライウスに戻ろうとする二人の前に“王女”アジェーレアが立ちはだかる。カイドと離れ、混乱を極めていく王城に残ったシャーリーは窮地の中で“ある人物”との再会を果たす。描き下ろし番外編「あなたと私の、とある大切な日」も収録!
  • 狼領主のお嬢様 6【コミックシーモア限定版】

    690pt/759円(税込)

    王女アジェーレアの狂気が止まらない……。カイドの手を自ら離したシャーリーは王城という檻に閉じ込められ、静かに追い詰められていく。ライウスに戻ったカイドはシャーリー奪還のために動き出すが、その手は届くのか? 最終話の”その後”を描き下ろした、守野伊音先生原案によるエピローグも収録!
    【コミックシーモア限定版には、エピローグの原案となった守野伊音先生の書き下ろし原稿と、限定版でしか読めない柑奈まち先生の描き下ろし漫画をプラス!!】

レビュー

狼領主のお嬢様のレビュー

平均評価:4.5 758件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) 久々に名作に出会った
    ちっちさん 投稿日:2024/10/10
    とにかく評価が高かったので試しに読んでみたけど、初っ端から感情の全てを持っていかれた作品でした。3巻までで良いと言うレビューもありましたが、私は最後まで読んでよかったと思います。 日本語が美しく、言葉にし辛い感情や思いが これでもかと言う ほど的確に文章として成立し、確実に心臓を抉ってきます(笑) 個人的には、鬼リピして読む作品になるだろうと確信しています。思い切り泣きたい作品を読みたい人は絶対読むべし。 もっとみる▼

高評価レビュー

  • (5.0) 最終巻でグサっときた
    にっくさん 投稿日:2023/9/7
    【このレビューはネタバレを含みます】 最終巻でお嬢様の価値観が語られますが、それが自分のソレとまるで同じで感情移入し過ぎて苦しくなりました。私に前世の記憶はないけれど大罪を犯したのではと思う程。いくら周りに愛していると言われても自分が害になると自分が判断すれば消えたいし、頑張るけれど最終的にはそれでしか周りを守ったり幸せに出来ないのではと思っている。 自分が守られる事も感謝より罪悪感、負担を掛ける心苦しさが勝る 主人公同様自分が愚かで何よりも許せない。と考える この価値観で生きる事は苦しくて、抜け出したくもあって、でもシャーリーもまたこの価値観からは抜け出せないまま、ある意味天命に委ねられた。 シャーリーは「その時」が来れば、また同じ選択をするでしょう。行動の前にカイドがシャーリーを奪わなければ。 物語としてはきっと綺麗に完結しているのですが、私の中では、答えが出ておらず、シャーリーの人生がまだ見たいです。 カイド視点の話ももっと知りたい。そうしたら、私の周りの人の気持ちがもう少しわかるかも知れない。 読者として、この歪んだ自分の価値観をまざまざと見るとは思わなかった。そして、読者として読んだ事で自分の価値観が、いかに自分を縛りあげてるのか 垣間見れた気がします。 ただシャーリーは私と違って魅力的な人物なので、そこは弁えつつ。 いつか愛してくれる人達の為に自分は消える日が来る なんて考えてる人間の戯言でした。 愛してくれる人達の愛を信じれない訳じゃないんだよね、シャーリー。愛は伝わってるんだよ、カイド。 信じる信じないじゃなく、他者の愛や献身を甘受してしまう、なのにそんな資格がない"自分"が許せないんだよね。 死んで良かった と言うシャーリーは、自分には甘美な言葉となった 『貴方がいるから頑張れる』とか周りは言うけれど 害なる人間がいなくなる事でやはり世の中は幸せになる、結局自分が消えた方が世の中としては良くなるのでは と解釈してしまった。 作者様の意図は違うかもしれない。 ただカイドやカロンを見てると、自分が消える事で大切な人達に傷を残す事にもなるのかと胸が痛くなる お嬢様ほど魅力ないから大丈夫かもだけど。 でも親は今ですら泣くから、少なくとも悲しませるな… とまぁ答えが出ないんですよね。 どんな答えであれ、続きが読みたいです。 切実にお願いします。 はぁ、私前世で何したんだろう… 続きを読む▼
  • (5.0) 一気に読んでしまう
    drtkothさん 投稿日:2021/12/7
    【このレビューはネタバレを含みます】 前世から考えても障害だらけのこのカップルが、なんとか障害を乗り越えて、幸せになってくれる事を望みますが、 新たに登場した王女がとにかくやべー奴で。程度の差こそあれ、たまにこういうタイプの人いるなあって思います。にしたって急展開すぎるやろと思いますね。 ファンタジーですから架空の世界ですけど、中世終盤のヨーロッパのような舞台です。前の領主の圧政を倒した新領主が世襲せず、自ら議会制に移行しようとしているという、不勉強で例が浮かばないですが、そういう地方のお話です。魔法とか魔物とかは出てきませんし、宗教も主張してきません。(でも掃除が大変そうなシャンデリアはある。だから魔道具があるのか、まさか電気があるのか?それともシャンデリアって元々は照明器具じゃないのかな?) とても良くできたお話だと思います。このまま生まれ変わりを誰も気づいて貰えず、不幸のどん底のまま死を迎え、そこで初めて救われる...。女性向けマンガだと、そういうルートだって有り得たわけですが、そうならずに周りのみんなが気づいてくれるルートでしたから、ハッピーエンドが好きな人間には読んでいて救われます。...やべー王女が出てくるまでは...。 3巻までで結構なクライマックスを迎えますから、これで終わりかな?って思ったら4巻以降も続いて良かったです。 とても面白いと思います。 続きを読む▼
  • (5.0) 読みたかった作品です。
    胡蝶しのぶさん 投稿日:2022/5/7
    【このレビューはネタバレを含みます】 広告等で気になってた作品。今回50%オフで全巻購入しました。転生復讐のストーリーは多々ありますが私はゲーム等の転生は好みません。この作品はおすすめします。物語も筋書きがしっかりしててミステリー要素もあってドキドキします。ヒロインのシャーリーは前世で裕福な領主のお嬢様でした。しかし祖父と両親が自分達の贅沢の為に領民から搾取し領地はやせ細り、領民から不満は溢れたが領民達を恐怖で支配しました。革命を起こしたのはヒロインの初恋の人カイド。身分を偽りスパイとしてヒロインのお屋敷に雇われた少年。ヒロインの家族は屋敷を焼き払われ死にました。初恋の彼に囚われたヒロインは何も知らなかった理由でヒロインの命を助けようとするが「悪逆領主の娘」として処刑を望みます。前世の処刑までのプロローグから25ページまでヒロインの凛とした態度に心打たれます。前世が辛いよ。そしてシャーリーとして自分の首が落ちた記憶そのままに生まれ変わります。なぜ自分が転生したのかその理由をずっと考えていたシャーリー。きっともっと罰を受けろと領民の恨みや憎悪から生まれたのだと。このヒロインの心情が辛いです。人と関わらず何も望まず一生を終えるつもりだったヒロインが再び愛したカイドと再会します。セリフのひとつひとつが胸に刺さります。読み終えるのもったいないような作品です。ラストの展開が楽しみです。 続きを読む▼

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

生まれ変わっても
設計:人参次郎(シーモアスタッフ)
柑奈まち先生、守野伊音先生、SUZ先生による作品です。前世の記憶、それも悪逆非道の領主の娘としてギロチンで処刑された記憶をもつ少女シャーリーが主人公です。その彼女が前世で恋人だった男性の館でメイドとして雇われることになり、二度目の恋物語が始まるという素敵なお話です。

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