草壁と佐条が出会った眩しい夏の『同級生』から季節は流れ……
手袋エピ、半分お前のもん、にお互いの独占欲を、
佐条母入院での「大丈夫」エピ、手術後の抱擁に涙、絆の強まりを感じた。
草壁の優しさや、不意打ちでの佐条のキス、チャージ、京
都での…やキスマークに悶え、
マフラー交換にはキュン。
2人の距離が少しずつ縮まる冬、
そして卒業の春。
同じ制服、同じ靴で、同級生である最後の日。
出会いの教室で、それぞれの道を行く葛藤をぶつけ合い涙し。
「好き」が溢れ、感情爆発したシーン。
誓いのキスに、思い出を辿る『After school』
こんなに心鷲掴みにされたのは久々で、感無量。
暫くレビューの言葉も出てこなかった…
この卒業式の一連のページを読むために、『同級生』『卒業生』冬・春と読み進めてほしいくらい。
中村先生の言われる
「未熟で 清々しく 熱を帯びた 透明な 美しさ」
それら全てが詰まったシリーズ。
出会えた事に感謝。
名作です。
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