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さよなら、ナナシのバイオリン【電子限定かきおろし付】
1巻配信中

さよなら、ナナシのバイオリン【電子限定かきおろし付】

719pt/790円(税込)

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作品内容

――奏介さんを独占したい。私だけを見ていてほしい。

物に名前をつけると“名持ち”として命が宿り、意思を持った生物になる世界。
音大生の奏介は、楽器店で人型の名持ちバイオリンに出会う。
奏介の演奏姿に一目惚れしたバイオリンは「自分を買ってほしい」と言い出し、奏介は彼を購入することに…
パートナーになった二人。
しかし、いくら練習してもまともな音が出ない!
悩む二人が見つけた解決策は、楽器と奏者の「ちゅっちゅいちゃいちゃ」!?
純粋無垢なバイオリン×ワケあり音大生のドラマチック音楽BL!
電子限定描き下ろしマンガ1P付。

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レビュー

さよなら、ナナシのバイオリンのレビュー

平均評価:4.6 105件のレビューをみる

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高評価レビュー

必見!圧巻の演奏シーンと変身シーン
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ブラボーーーーーー!!!!
スタンディングオベーション。お見事。どうやってこの独特の世界観を創り出したのか。発想がすごい。そしてその世界観を完璧に表現する画力にも脱帽です。変身するシーンと演奏のシーンは圧巻。是非タブレットやパソコンの大きな画面で、見開きでご覧下さい。その迫力に鳥肌が立ちます。このシーンの絵だけでも星5つの価値があると思いました。

うめーち先生も音楽をされていた方なのでしょうか。楽器も演奏しているシーンもすごくリアルで、楽器への愛を感じました。そして私もその昔、自分の楽器に名前を付けていた事を思い出して甘酸っぱーーーい気持ちになっちゃいました。

物語としてはやや早足な気もしましたが、このテンポでないと、一巻にまとまらずにむしろ間延びしてしまうかもしれません。
グイグイと懐に入り、あっという間に身体の関係まで持ってったGaに拍手。当初の私の、攻め受けの解釈は間違っていたようで、「そっちがそっちか!?」のサプライズはありましたがそれもまたスパイス。(よく見たら作品紹介に左右書かれてた…)
楽器と人間のBLですが、致してる時は完全に人型で、情事の最中に楽器を彷彿させるようなプレイはないのでご安心ください。

ただやはり人外とのBLは最期の時を想像して複雑な気持ちになるのです。様々なBLに触れ、腐歴を積み重ねてきたゆえに暴走しがちな私の想像力はそろそろ地中深くに埋めた方が良い気がしてきました。ただただ、奏介とGaの幸せな時間が少しでも長く続くことを願っています。

描き下ろしのCodaもめちゃくちゃ良かったです。長谷川とコスモにも、末永く幸あれ。
音楽が好きな方にも、あまり馴染みが無い方にも、是非広く読まれて欲しい、素晴らしい作品でした。
【追記】うめーち先生が別名義で描かれている「四弦のエレジー」も拝見しました。音楽を専門的に学び、愛されているからこその卓越した表現なのだと納得。ジャンルは少年マンガでBL要素はないですが、ナナシのバイオリンがツボだった方は是非こちらも読んでみて下さい!!
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18件
2024年4月20日
ファンタジーだから描けた楽器と奏者の関係
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 作品紹介で楽器に名前を付けると命が宿るとあって、弦楽器で自分の楽器に名前を付けていた人がいたな!と思い出しました。

この作品は楽器のお話ですが、作者さんの実感に基づいたファンタジーなのだと思います。だからこそ誰にでも感覚的に分かって説得力があり、さらに楽器経験者ならあれこれ想像を膨らませるのが楽しい作品になっているのではないかと思います。

「ギターはボディ、ネック、ヘッドがあって、女の体と一緒だぜ!」みたいなものを昔、音楽雑誌で見たことがありまして、バイオリンはペグのある部分をヘッドとは言わないようですが、ボディ、ネックがあって形が似ているので、そんなところから着想を得たのかなと想像しました。これを名づけが特別な意味を持つ、ということと組み合わせて、楽器から実際に人へと変身してBLな関係になる、というアイディアがすごいと思いました。

皆さんおっしゃるように絵の表現が見事だと思います。
同じバイオリンでも個体差があることや、奏者によっても音に違いがあることを絵で見ることができます。演奏の表現は風景描写的なものに加えてGaが他の楽器と踊ったり、一緒に泳いだり、犬(ビオラ)の上に乗って走っていたりします。奏者がどんな感覚で音を合わせているのかがわかるし、擬人化だからできる表現だと思います。

初めて人に所有されてまっさらピュアなGaと、様々な人に所有されてきたピアノのコスモの違いも興味深かったです。設定を生かしたストーリーも素晴らしいです。

絵もそうですが、もったんの名前の襲名のようなところもまたジョ〇ョっぽいと思いました。もったんの本名は、こんなお菓子があったような…と検索したら似た名前が出てきますね。そのキャラクターの顔が!そうか最初からそうだったのか~となりました。よく見たらもったんの後頭部も面白いことになってました。

私は木管楽器経験者ですが、相棒となる楽器をこんな風に描いた作品に出会えて本当にうれしかったです。
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5件
2024年12月12日
唯一無二のBLに出会ってしまった…!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ●すごい世界観でした。無機物に名前を付けると生物となり命を宿す。中でも珍しい“人型”のバイオリン。その設定だけでも特殊なのに、そのバイオリン×奏者というカップリング!バイオリンが攻!!なんてことだ…!
●あらすじには「ちゅっちゅいちゃいちゃが必要?!」とコメディのように書かれてますが、(実際コメディみたいなシーンもありますが、)「必要だからやった」というよりは、心はGaに惹かれてるのに必要性を言い訳にした感じでした。奏介がGaのこと「おばかで健気でかわいい」って思いながら抱かれる方を選ぶの男前!
●大事にしてる物をお持ちのかたには、奏介とGaの心のやり取りは沁みるんじゃないかなぁ…。本作は特に楽器なので、それがダイレクトに音で表れる。「じきにナナシに戻る」ことを望んでいた奏介が、音を出すたび、触れ合うたびにGaと溶け合う感覚を覚える。なのに今度はGaが「自分はナナシに戻った方が奏介さんのためだ」と言い出して…。楽器ならではのBLだ…
●Gaが忘れてしまった名前のことが奏介の過去の悲しみとも繋がっていて、二人が出会ったのも惹かれ合ったのも必然!って思えます。ストーリー構成もすばらしい。
●描き下ろしは、奏介の友人長谷川とピアノのコスモのお話。感情が動きにくいコスモはGaとタイプが全然違うけど、こちらのCPも素敵。(バイオリンが攻でピアノは受ってなんか分かる…。)物語にマッチした緻密な絵柄もとても良かったです。たくさんの方に読んでみていただきたいです!
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1件
2022年5月12日
ブラーヴォ!と言いたくなりましたよ。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ★音大生・奏介と人型バイオリンのファンタジックストーリー。(4/12まで還元ですよ)

★事故でバイオリンを壊してしまった奏介は新しいバイオリンを買うために立ち寄った楽器店で、「名持ち」でありながら「ナナシ」のバイオリンと出会う…。

★割と、無機質なモノにも息吹を感じるタイプの人間ですので、とても好きな世界でした。他の方も書かれていますが、生物から「モノ」への変化が素晴らしいですよ。独創的なセンスとそれに応える画力あってこそだなぁと、うっとりです。劇的なだけでなく、コスモの変化は彼の内面を表しているようで、その表現力もすごいな、と思いました。ストーリーも面白かったです。3話からBLへ急展開した感はありますが、思い切りが良すぎると言いましょうか…、可笑しくて…、そんな舞台転換を楽しみました。そして終盤、切なさが募った先での思いがけない本名…吹き出してしまったのは私だけでしょうか?作者様にやられてしまった感でいっぱいです。艷やかな絵を生かして、しっとりした物語に仕上げることもできたでしょうに…面白い作者様ですね。ただ、急転換が好みではない方もいらっしゃるかも?

★描き下ろし含めて222ページ。ピアノのコスモのお話が番外編として描き下ろされているのですが、これが、とても良かったです。

★別名義でも音楽漫画を描かれているのですね。ラストは賛否両論あるようですが、面白そう…。
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12件
2022年3月30日
絵のパンチ力がすごい✊
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 初読み作家さんで、シーモアさんの特集で見かけて購入しました。本作品は表題作のみ全6話+描き下ろしで合計222ページ。モノに名前を付けると生物となって名持ちと呼ばれるようになり、名前のないモノはナナシと呼ばれる、という不思議な世界が舞台。そんな世界で音大生の奏介が、ナナシだけど人型をとるバイオリンと出会って…というストーリーです。すごい独創的でアーティスティックなお話で、よくそんな設定を思いついたなぁと感嘆です。名前を忘れた名持ちは後にナナシに戻る。名前は単なる固有名詞ではなくて、何か魂が宿るような特別なものなんだなぁと。独創的なストーリー展開に加えメッセージ性もあったと思います。絵柄は、立ち方が印象的な某少年漫画風でちょっと濃い感じが苦手かなと思ったんですが、そんなことが気にならなくなるくらい画力がすごい。モノから生物に変わる変移とか絵にすごいパンチ力がありました。そして女の子の下着を付けたバイオリンのビジュアルに衝撃を受けていたら、奏介が腹をくくった後にこれまた衝撃的なビジュアルが。単に絵が個性的でパンチ力があるだけでなく、シュールさとか斜め上な感じも相まってなんかもう全体的に連打された感じで完敗です。そしてもったんの本名に最後の一撃をくらって読了しました。ちなみにバイオリンが攻め。なんかポジションもシュールでした…。ピアノのコスモと長谷川くんのお話も気になるな〜。
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5件
2022年4月23日

最新のレビュー

すごいすごい、音が音楽への愛を奏でてる!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 奇想天外、圧倒的描写、独特な世界観にドキドキが止まらない冒頭に確信する。これ絶対面白いやつ!

楽器の持ち方には、楽器への愛が表れる。名前を付けることで物に命が宿る不思議な世界で、名持ち楽器は持てないと自戒する程に愛を持つ主人公と、近いうちにナナシに戻るから自分を買えとのたまう人型楽器。大切にしていても物を壊しがちな主人公の辛さを受け入れ、全力で向かう彼の行動全てが愛らしくいじらしい。

面白さもツボだし、名前にまつわる物語の展開も熱い。何より描写が凄くて、コスモ達の変身なんてもう圧巻。音楽の喜びを漫画で体感できる。Codaで終わらすのもカッコよかった。素晴らしい!
いいね
6件
2025年4月15日

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