八方美人のリーマンと恋愛感情が良く分からない同僚が恋愛を学んでいくお話。
常にいい人であろうとする汐海はいつもどうでもいい存在になってしまう自分を諦めながら生きている人。そんな彼が変わっていくきっかけになるのは、恋愛感情が分からず色々と学
びながら試したいと思っているロボット人間盤内とのお付き合い。最初こそ、同僚だからという恥ずかしさや男同士という戸惑いもありましたが、何だかんだでお互いに愛に飢えた2人。愛を知り、愛を与えられることで、お互いが大切な存在になっていくのがきちんと描かれていて、読めば読むほど面白くなっていく作品でした。
読んでいて感じたのは、盤内は相手が男じゃないとダメだったかもなぁということ。思い立ったが吉日というようにパッと行動したり、言葉足らずだったり、きちんと予定を話さず振り回したりする様子を見ていると、相手が女性だったら理解されにくいだろうなと感じました。でも、それも、普段の仕事ぶりを知っている汐海なら受け入れやすかっただろうなと思います。
そして、えちシーンもとても良かったです。淡白そうに見える盤内がしつこく汐見を求める様はいつもの無表情で冷静な様子とは全然違い、雄らしさに溢れていました。めくってもめくってもずっとヤっているシーンは興奮できて、エロかったです。
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