読んでみたいと思っていた作品をやっと読めました。
現在3巻まで配信中、お話はそれぞれの過去を少しずつ掘り起こし始めた所です。
自然や暮らしを絡めて緩やかに進んでいるのでまだまだこれからといった感じ。
この先生の作品は初めてですが、めっ
ちゃ絵が上手でいらっしゃる!
絵柄は昔ふうで、斬新な表現がある訳じゃないけど見惚れるような日常風景に生活調度、子供の頃に憧れた北欧の童話を思い出します。
あんなに荒んでいたジュン君がどうしてこんないい子になってホテルに登場したのか、これからも楽しみで長く続いて欲しいです。
余談ですが、
40年くらい前に私が追っかけ回していたフィンランド出身のバンドがいるのですが、故郷の事を尋ねても余り話してくれませんでした。
スウェーデン訛りの英語を私がちゃんと聞き取れなかったんでしょうが、暗く長い冬、一日の殆どが夜、太陽を遮られた日々の中で塞ぎ込む人々もいる等話したくない事だったのかも知れませんね。
物語はまだクリスマス周辺、ずっと冬です。
これからも見事な筆致と異国の謎のホテル経営のお話を楽しみに読んでいきたいです。
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