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漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOP少女・女性マンガ少女マンガ 一迅社 comic LAKE 悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~: 1【イラスト特典付】【シーモア限定特典付き】
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悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~: 1【イラスト特典付】【シーモア限定特典付き】

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作品内容

とあるRPG系乙女ゲームの悪役令嬢レミリアに転生した「エミ」は、ゲームのヒロイン「星の乙女」により努力虚しく断罪されてしまった。エミの冤罪を晴らすため、そこに現れたのは中から見守っていた本来のレミリアで――。本物の悪役による復讐劇が始まる!一迅社ノベルスの話題作『悪役令嬢の中の人』待望のコミカライズ!単行本だけの描き下ろし短編も収録!

※本コンテンツには、コミックシーモア限定特典が付与されています。

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詳細  
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1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全6巻完結

レビュー

悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~のレビュー

平均評価:4.9 1,159件のレビューをみる

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高評価レビュー

考えさせられる。
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ それこそ『悪役』とつく作品はもう下手したら十年近く前からなろう系などで書かれた大量にある設定の一つ。スローライフ、ざまぁ、溺愛、DL、BL…あらゆるものとくっついたテンプレ。この作品はこの漫画から入り、小説購入しました。
読んでみて、漫画の方が最高だと実感してます。まず描写が上手い!レミリア様の元々の性格とエミのかき分けから、単なる文章をこうも楽しませるものに変わらせる事が出来るのか!と。原作は作者の癖が顕著で、淡々と進む為、ここまで心躍る感じにはならないんですよねぇ。サラッと終わります。ピナに対するざまぁ!も数行とはいかないまでも、さらっと終わる。この漫画だと醜悪な顔のピナが、です。ただ、この小説のページを、この漫画家さんならきっとざまぁ!で、スカッ!と描きあげて下さると確信しております。それが楽しみで仕方ない!先が気になる方は小説→漫画でオススメします。魔王がヘタレで笑えてきますので、個人的には好きなキャラクター。誰推しかと聞かれたら魔王です!!(レミリア様は除く←エミのだし)さて、タイトルにもあるのですが、ここからは別のお話。冒頭でも書いた通り、沢山の『悪役』物が存在してます。それは突然前世を思い出すものが大半。ここで作品は二つに分かれます。1今までの生きてきた人生と融合して、前世も持つ、二種類の人生を持ったまま生きるバージョン。2は今までの生きてきた記憶がすっかりない、または性格がマルっと変わってしまう突然変異バージョン。1は問題ないのですが、2を改めて考えてみると怖いなぁと感じました。だってそれまで生きてきた人格やら魂?やらを吹っ飛ばして、新しい魂と人格が乗っ取るんですから。ライトノベルスと言われるだけあって、そういう所は深く突っ込んではいけないんでしょうが、改めて考えると怖いと感じました。だって、今、こうして私の感想を読んでるそこの貴方、突然誰かに乗っ取られるんですよ?そして、口も体も自由になれないんですよ?最悪、自分が自分だと分からないまま消滅させられてハッピーエンド迎えられるんですよ?いやー怖いし、考えさせられます。そういう難しい設定面倒!気軽に読めないじゃん!って人はこの作品向いてないと思います。だって、最初からエミに体を乗っ取られたのレミリア様だし。エミが性格良かったから云々と言いますが、ピナもそうですから。エミだったらこうすると生きていく様最高!
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81件
2023年6月6日
悪役令嬢もののなかでトップクラスに良い
転生もので悪役令嬢ジャンル。ありとあらゆるパターンや設定が生まれるなか、この作品は群を抜いている。
文章で書くとややこしいのだが、ゲームの悪役令嬢レミリアに転生したエミは彼女のファンだったため幸せになるべく頑張るが陥れられ追放イベントが起きてしまう。そこで目覚めたのは元の悪役令嬢レミリア!という展開。大きく描かれているのはレミリアとエミの絆であり、友情であり、献身である。そこの描写がかなり丁寧で、転生者であり悪役令嬢であるという設定も上手く使われている。この手の悪役令嬢もの特有の動機もあるにはあるが、その大本の気持ちとしてはお互いエミのために、レミリアたんのために!という純粋なものであるところも他の作品ではあまり見ない美点。
なお、流れとしてはエミの意思を継いだレミリアがメインとなるために、純粋でお人好しで善人なエミの演じていたレミリアであろうと存在しているレミリアなので、これはつまり悪役令嬢としての気高く賢く在る上にエミのヒロイン然とした思想を持ち合わせているというパーフェクトなヒロインが誕生してしまった。この主人公が最高にかっこいい。

ファンタジー世界においては世界設定がめちゃくちゃ重要でありそこが本質にもなり得るわけだが、そのへんも美味しく料理していると言える。この手の作品では恋愛がメインであることが多く、そういった文化や世界観はサラッと流されて中世ヨーロッパ統一でざっくりしていることが多いが、魔族や瘴気に魔法の力など、ヒロインの復讐に使うにしても納得出来るように組みたてられている。そのへんの細かい部分でも手を抜いていないところが物語として好印象。

この作品は小説版のコミカライズだが、おそらくこの作品を名作としてさらに昇華している作画の手腕も見事。中村明日美子先生の系統というか、線が美しいタイプの作画であるが、同じ顔であるエミとレミリアがすでに違う美しさとして描かれている。バトルシーンもあるが、「溜め」のシーンでの見せ方が美しく「動」の流れがきちんとしている。漫画の描き方に詳しくなくても、この技巧は目を見張るものがある。

普通に面白い作品を普通に上手い出力がなされていると感じる。ひとつだけ言うとしたらスマホで読む場合字が小さい気がする程度。作品としては批判する要素がなにも無い。手放しでおすすめできる、女性向け転生悪役令嬢ものの傑作。
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167件
2023年6月5日
祝完結!異世界・転生悪役令嬢物語の最高峰
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ Web系小説では、異世界・転生、悪役令嬢物語が頻出し、乱読していました。そして、疑問に思うことが、、『人の生き死にもゲーム感覚、お気軽にゲーム世界の悪役令嬢とやらに転生させるけれど、転生前の元の?悪役令嬢はどうなったの? ゲーム世界の人間と現実世界の人間は同じなの??』
 この物語はその疑問に応えてくれるものでした。
 それだけではありません。冒頭の定番設定・婚約破棄から本来の?悪役令嬢レミリアの復活、それに続く、レミリアの自分語り、、、。この流れはスゴイ!『この作品は他の作品とは一線を画する傑作になる』との予感がし、すぐさまWeb系原作読破。、、『何コレ!原作の記述は淡白で印象薄い、、漫画の方が遥かに劇的! 原作を理解・咀嚼し、超絶画力で作画に落とし込んだんだ、、台詞無しのコマにも深い意味あり。エミリア様、怖いくらいにお美しい!』

 その他のキャラも素晴らしく個性的。、、傑作誕生を確信!ドキドキ、、その後は、祈るような気持ちでこの作品を完結まで追いかけてきました。

 なろう系原作アルアルですが、冒頭は大盛り上がり、ワクワク、定番設定の羅列で失速、迷走、ヒロインの謎慈愛等でゲンナリ、、、。さらに、後出し設定の追加or書き下ろし等で完結せずに、ダラダラ、、エッまだ続くの? 駄作に成り果て収束。何度、期待を裏切られたことか、、、。
 けれども、この作品は違いました。ラストの断罪まで大盛り上がり!ヒロインの慈愛の涙さえ逆利用するエミリア様、ストリーテーラーとしての完璧さにも惚れ込みました。物語が最高潮に達した後に余韻を残してハピエン。喝采しかない!

 読者は無力です。大好きな原作がコミカライズされると知り『原作の魅力を最大限に生かし、不備な箇所を改編していただけるように、、』祈るしかありません。その祈りと真逆のコミカライズがなされ、完結まで黙っていられず、早急に改編を要望するレビューを投稿したことが何度かありました。、、が、もれなく無断削除(苦笑)、、悪い予想ももれなく的中し、読み捨ての駄作がうまれただけでした。(涙)
 それだけに、この作品には感動しかありません。原作とコミカライズの素晴らしすぎるマリアージュ。これがあるから、Web系小説サイトと漫画サイトのハシゴと追っかけ?をやめられません。

 文句なしで[Web系原作異世界・転生悪役令嬢物語]の最高傑作です。
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54件
2025年6月26日
最後まで信念がブレなくて良い
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 物語自体は乙女ゲームの展開を逆手に取りつつといった王道ではあるのですが、ずっと観測者のようなポジションでのんびり映画を見るかのように自分に入り込んだ転生者の人生を一方的に見守っていたレミリア(中の人)が、転生者エミの絶望をきっかけに体の主導権を再び手にする展開が斬新。
自分を愛してくれた(愛を教えてくれた)エミのための復讐劇がとにかく「エミのため」に振り切っていて終始信念がブレないのが良い。
「だってエミならこうする」とエミの優しい笑顔をまとい、苦しんでいる人に手を差し伸べ世界をも救い『エミのレミリア』の名声を順調に上げつつ、メインディッシュ(復讐)に向けた綿密な計画を「クククッ…」と悪役さながらの表情でほくそ笑みながら遂行していく様が見ものです。
目的達成のためなら裏では味方になる者も利用(自主的に理想の働きをするよう誘導)し敵を容赦なく生き地獄に落とす「レミリア(中の人)」と、世の中に変革をもたらす程の力を持つのにその全てを躊躇なく困っている誰かのために振るえるお人よしの「エミのレミリア」が同時に存在できている上、前者は完璧に隠れているのが面白い。
愛を知った悪役令嬢の中の人がその愛をエミのレミリアとして惜しみなく周囲に還元し、その過程でエミのレミリアが称賛されることに中の人はこの上ない喜びを感じるという幸せのループ。
とにかくずっとエミに気持ちが向いているのでアンヘルの気持ちが蔑ろにされないか心配でしたが、(アンヘル以外も含めて)関係性の落とし所がなるほどそうきたか~!となりました。本当に最後までブレない。
一方、一番の復讐対象者は一切の同情も肩入れもできないレベルに利己的でゲームの知識を扱う以外はただただ浅慮なキャラ(ビジュも崩壊ぎみ)なので、主人公サイドがどれだけ何をやっても読者にやりすぎと思われない、むしろいいぞもっとやれ!と称賛される世界が出来上がっていて両キャラの立ち位置が極端とも言える構造になっているなと感じましたが、結果としてエミに加害した側が落魄れて(あるいは処刑されて)終わりではなく全員なんらかの形で相応の責任を取らせ生き地獄を味わわせているのは良いなと思いました。

あとは何よりやや癖はあるものの画の迫力がすごく、コマやページの使い方(読者への魅せ方)が素晴らしかったです。確かに文字は多めかな。
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1件
2025年7月12日
恋愛至上主義からの脱却が鍵かと
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 本作については、既に数多くのレビューが存在しているけれど、始めから終わりまでずっと新鮮さと絵の美しさを高水準で保っていて、ズバ抜けた存在感を放っていると思う。
 その理由は、悪役令嬢エミリアの幼少期に転生した人間エミを、実はそのエミリア本人が、エミを異空間で見守っていて、星の乙女なる乙女ゲームのヒロインの仕掛けた罠に嵌められて失神したのを機に、エミリア本人の魂が身体に戻り復讐を果たすという斬新な構成と、エミリアとエミ互いを大切に思い合うシスターフッドのような関係性の尊さが主題に貫かれ、いわゆる恋愛至上主義から完全に脱却しているところにあると思う。

 そもそもゲームの中で才能と美貌を兼ね備えたレミリアを破滅に追いやったのが、皇太子への恋愛感情という執着にあったシナリオは、善良な市民として無償の愛の中で育ったエミの前では無効化されていく。そんなエミと魂を交歓しているレミリアは、エミの中の豊かな愛情や善良さそのものを最も慈しみ、乙女ゲームが前提としている恋愛至上主義をあてがわれることなく、何が自分にとって最も大切なのか、それ自体、自分達で選んでいくという、価値観の多様化した現代社会を反映したような人物像をリアルに描いているところが魅力的かつ新鮮に感じるのだ。

 少し前の時代の恋愛至上主義にどっぷり浸かって生きてきたけれど、実は出版社などが作り出してきたモテのることこそ正義、という空気感に踊らされてきたな…と省みる人生の折り返し地点で、こういったヒロイン像が支持されるのも、至極合点がいく。
そんなヒロイン、エミリアが、全てのことに達観しているようで、魔王アンヘルという最大の攻略キャラからの愛情を好ましく思って応えつつ(彼も美しくて、その実可愛らしい魅力的なキャラだった…)、エミリアが本気で泣くのは、エミからも無償の愛を受けたことで世界から疎外されて不信感に満ちていた彼女が絶対に裏切らない味方を得て世界が愛情に彩られたことへの感謝を告白するときなのだ。密かに愛着関係の形成が人の幸福感に繋がることを示しているシーンで、上手いな…と思う。

 アニメ化企画があるそうで、今から善良キャラと非情キャラを行き来するエミリアがどう描かれるのか楽しみで仕方がない。未読なら是非、一度手にしてみてほしい、おススメ作品です!
いいね
2件
2025年7月12日

最新のレビュー

久しぶりに
ドハマリした漫画でした…
欲を言うと、その後のほのぼのレミリアたん一家も他のキャラのスピンオフも見たいなぁ…
いいね
0件
2025年7月12日

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