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悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~: 3【イラスト特典付】

680pt/748円(税込)

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作品内容

「どんな運命だろうとも、わたくしが決めた信念には敵わない」悪役令嬢レミリアはゲームのシナリオを着々と進め、ついにラスボスがいる魔界へ。魔王アンヘルとの謁見で明かされる魔族の現実と狂化の真実。そして魔界の奥に眠るこの世界をつくった創世神に挑む――。世界を巻き込む第3巻、描き下ろし短編も収録!

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レビュー

悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~のレビュー

平均評価:4.9 627件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (5.0) ほんとすき
    きら.さん 投稿日:2024/3/18
    内容はもちろん絵がとっても好み エミのレミリアがいつかまた出てこれたらと思う反面レミリア自身がまた引っ込むのも悲しい どうにかして2人がその世界で生きて幸せになってほしい

高評価レビュー

  • (5.0) 考えさせられる。
    ラビさん 投稿日:2023/6/6
    【このレビューはネタバレを含みます】 それこそ『悪役』とつく作品はもう下手したら十年近く前からなろう系などで書かれた大量にある設定の一つ。スローライフ、ざまぁ、溺愛、DL、BL…あらゆるものとくっついたテンプレ。この作品はこの漫画から入り、小説購入しました。 読んでみて、漫画の方が最高だと実感してます。まず描写が上手い!レミリア様の元々の性格とエミのかき分けから、単なる文章をこうも楽しませるものに変わらせる事が出来るのか!と。原作は作者の癖が顕著で、淡々と進む為、ここまで心躍る感じにはならないんですよねぇ。サラッと終わります。ピナに対するざまぁ!も数行とはいかないまでも、さらっと終わる。この漫画だと醜悪な顔のピナが、です。ただ、この小説のページを、この漫画家さんならきっとざまぁ!で、スカッ!と描きあげて下さると確信しております。それが楽しみで仕方ない!先が気になる方は小説→漫画でオススメします。魔王がヘタレで笑えてきますので、個人的には好きなキャラクター。誰推しかと聞かれたら魔王です!!(レミリア様は除く←エミのだし)さて、タイトルにもあるのですが、ここからは別のお話。冒頭でも書いた通り、沢山の『悪役』物が存在してます。それは突然前世を思い出すものが大半。ここで作品は二つに分かれます。1今までの生きてきた人生と融合して、前世も持つ、二種類の人生を持ったまま生きるバージョン。2は今までの生きてきた記憶がすっかりない、または性格がマルっと変わってしまう突然変異バージョン。1は問題ないのですが、2を改めて考えてみると怖いなぁと感じました。だってそれまで生きてきた人格やら魂?やらを吹っ飛ばして、新しい魂と人格が乗っ取るんですから。ライトノベルスと言われるだけあって、そういう所は深く突っ込んではいけないんでしょうが、改めて考えると怖いと感じました。だって、今、こうして私の感想を読んでるそこの貴方、突然誰かに乗っ取られるんですよ?そして、口も体も自由になれないんですよ?最悪、自分が自分だと分からないまま消滅させられてハッピーエンド迎えられるんですよ?いやー怖いし、考えさせられます。そういう難しい設定面倒!気軽に読めないじゃん!って人はこの作品向いてないと思います。だって、最初からエミに体を乗っ取られたのレミリア様だし。エミが性格良かったから云々と言いますが、ピナもそうですから。エミだったらこうすると生きていく様最高! 続きを読む▼
  • (5.0) 悪役令嬢もののなかでトップクラスに良い
    Chimokkoさん 投稿日:2023/6/5
    転生もので悪役令嬢ジャンル。ありとあらゆるパターンや設定が生まれるなか、この作品は群を抜いている。 文章で書くとややこしいのだが、ゲームの悪役令嬢レミリアに転生したエミは彼女のファンだったため幸せになるべく頑張るが陥れられ追放イベントが起 きてしまう。そこで目覚めたのは元の悪役令嬢レミリア!という展開。大きく描かれているのはレミリアとエミの絆であり、友情であり、献身である。そこの描写がかなり丁寧で、転生者であり悪役令嬢であるという設定も上手く使われている。この手の悪役令嬢もの特有の動機もあるにはあるが、その大本の気持ちとしてはお互いエミのために、レミリアたんのために!という純粋なものであるところも他の作品ではあまり見ない美点。 なお、流れとしてはエミの意思を継いだレミリアがメインとなるために、純粋でお人好しで善人なエミの演じていたレミリアであろうと存在しているレミリアなので、これはつまり悪役令嬢としての気高く賢く在る上にエミのヒロイン然とした思想を持ち合わせているというパーフェクトなヒロインが誕生してしまった。この主人公が最高にかっこいい。 ファンタジー世界においては世界設定がめちゃくちゃ重要でありそこが本質にもなり得るわけだが、そのへんも美味しく料理していると言える。この手の作品では恋愛がメインであることが多く、そういった文化や世界観はサラッと流されて中世ヨーロッパ統一でざっくりしていることが多いが、魔族や瘴気に魔法の力など、ヒロインの復讐に使うにしても納得出来るように組みたてられている。そのへんの細かい部分でも手を抜いていないところが物語として好印象。 この作品は小説版のコミカライズだが、おそらくこの作品を名作としてさらに昇華している作画の手腕も見事。中村明日美子先生の系統というか、線が美しいタイプの作画であるが、同じ顔であるエミとレミリアがすでに違う美しさとして描かれている。バトルシーンもあるが、「溜め」のシーンでの見せ方が美しく「動」の流れがきちんとしている。漫画の描き方に詳しくなくても、この技巧は目を見張るものがある。 普通に面白い作品を普通に上手い出力がなされていると感じる。ひとつだけ言うとしたらスマホで読む場合字が小さい気がする程度。作品としては批判する要素がなにも無い。手放しでおすすめできる、女性向け転生悪役令嬢ものの傑作。 もっとみる▼
  • (5.0) ありふれた題材を新しく。斬新な作品。
    はーつさん 投稿日:2022/4/25
    【このレビューはネタバレを含みます】 「転生したら〇〇だった」系の物語は今やありふれた題材であり、似たような設定の作品で溢れている。しかし、当作品は題材をそのままに転生前の記憶の復活と同時に追いやられがちな本来のキャラクターにスポットライトを当てるという新しい切り口で描いた物語でとても斬新であると感じた。 「転生したら〇〇だった」系の物語に共通して抱いていた疑問点の「身体を乗っ取られた本来のキャラクターの心(魂)は何処へ行ったのか」に対する1つの答えを得られたことが大きな評価点となった。 この作品の何が良いかと言うと、主人公である『中の人』レミリアとエミの設定である。レミリアからはエミを感じることが出来ても、エミからはレミリアを感じることが出来ない。この設定が作品の随所で活かされており、レミリアの感情をより深く効果的に読み手に感じさせる働きをしている。読み進める程に感情移入してしまい、続きが待ち遠しくなる。このアイディアを閃いた作者は本当に素晴らしい。 エミによって救われ、愛を知った悪役令嬢レミリアが、今度はエミを救う為に立ち上がる。彼女の復讐は、エミが築き上げてきた心優しいレミリアをそのままに、復讐相手に最後まで何も気付かせず隙もなく完璧に…そしてジワジワと追い込んでいく。 『星の乙女』が醜悪・性悪で…よくもまぁ、ここまで酷いゲス顔が描けるなと感心してしまうくらいの悪者に仕上がっている。最初は心優しいエミと『星の乙女』のターンなので第2話あたりまでは胸糞悪い描写が多々あり…ですがご安心を。エミを傷付けた悪者たちはキッチリとシッカリと報いを受ける作品なので、悪者に救いを求めない人・スカッとしたい人にオススメ。 原作では一文で終わっていたレミリアの(計算された)善行を漫画版では詳しく描いているので、原作よりもボリュームが増している。原作よりも満足感が高く、より楽しめるのも高評価。 「転生したら〇〇だった」系の量産型の物語に追従するのではなく、新しい物語を作ろうとする作者の熱意が素晴らしい。 続きを読む▼

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