このレビューはネタバレを含みます▼
勇者である息子とともに異世界に召喚されたシングルマザーが人間たちと敵対する魔王軍の幹部になってしまうという奇抜な設定が面白く、作者様の発想力の素晴らしさに脱帽させられました。「子供のためなら頑張れる!」そんな母親の強みを全面に押し出して頑張るミホさんを応援せずにはいられません! ?
人間と魔物と聞くと、私達は人間が「正」で魔物が「悪」ときめつけがちですが、本作では真逆の設定で対比させて描いてあるので、人間が作り上げたイメージや思い込みがいかに心もとないものであるかをまざまざと見せつけられている気分で読んでいます。✏
エゴを押し付けて親子を引き離し、騙して息子を勇者に仕立て上げた人間側の神官だけはそれなりの報いを受けてほしいけど、それ以外の人間たちや魔物たちには戦いなどしないでもらいたいので、それぞれの軍に属している親子の働きかけでどうにか友好条約的なものが結べれば良いのにな〜と密かに期待しているのですが、どうなることやら?私的にはミホさん・息子くん・ガロン・シヴァの4人で美味しいものを食べながらわちゃわちゃ仲良く楽しく暮らしている未来が見たいです!?