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夜明けのリトルマーメイド【電子限定描き下ろし付き】【特典付き】

760pt/836円(税込)

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作品内容

【電子版限定:描き下ろし&カラー扉収録!】歌うことが好きな少年・マコトは人前で歌うのが苦手だった。ある夜、海に向かってひとりで歌っているとノブアキという少年に出会う。黙ってマコトの歌を聞いてくれたノブアキに居心地の良さを感じたが、気づけば彼はいなくなっていた。もう二度と会えないと思っていたノブアキと高校で再会したマコトは、彼に恋していることに気が付く。しかし思いを告げられないまま卒業を迎えた。そして再び、大学生になった二人は巡り合い――…。ドライなイケメン男子×健気な一途男子が織りなす、長い長い片想いラブストーリー。

【特典付き】一部電子書店限定で紙と共通の特典が付与されています

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レビュー

夜明けのリトルマーメイド【電子限定描き下ろし付き】のレビュー

平均評価:4.7 58件のレビューをみる

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高評価レビュー

この告白に号泣した……たまらん!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 新刊作家さん買い。
一般的な恋愛感情や大衆的な人間らしいキャラの魅力を描いた作品でないことは確か。やけど、めっちゃ響く響く……!
やっぱ、自分はだいぶ拗らせてんなって感じさせられましたww
〇〇にしか抱かない感情がある……
そんな文言での告白、ズルくない?
泣くねんけど〜〜‼︎⁉︎好きとかよか、よっぽど響くけど〜〜‼︎⁉︎
ストーリー的には、長い片思いが実る話で、
最後までいわゆるエチは無し。でもそんなん気にならんくらい。そうゆージャンルの作品じゃない。
実は2人は昔からの知り合いとかストーリー的には人魚姫が何ちゃらとか(タイトルやw)色々あるけど、とにかくッ!
2人の一般的には理解されへんやろう感情の動きというか、やり取りが最大の魅力になる作品だろうと思います。
逆に言えば、それが刺さらないなら、多分しんどい?んかも。

人が良くて優しいマコトとおよそ人間らしい感情を持ち合わせないノブアキとの言葉のラリー、交流がじわじわと沁みました。
分からないから教えてほしい←それは、その人を理解したいとかの興味じゃなくて、目の前の分からない事象、言葉、そんなものが気持ち悪くて処理したくて知っときたいだけ。その感覚を怖い、凄く特殊と捉える読者さんには理解し難い作品になってしまうだろうと思います。
マコトはそんなノブアキのよく言えば裏のない言葉や行動原理に安心する子。マコトにとって、ずっとノブアキが特別だった。
感情の話を感情なく話す、作中に出てくる言葉ですが、こんな会話し合える相手……いいやんって思います。オブラートや気遣いの一歩先にある付き合い。確かなコレ!っていう関係性じゃなくても大切な相手っているし、素敵だなぁ……。哲学的というか、ひいてはその会話自体が心地良いのなら、相互理解に繋がるんですよね意図せず。言ってしまえば、相性で2人は凸凹ピッタリ。
向こうの人はキャラに多少の気持ち悪さを少し感じてしまってハマらなかったんですが、作者さんのこの感じやっぱ好きなんだわ自分と思いました。
10/5まで他作品が割引中。読み耽ろうと思います。

本作は琴線に触れて、めっちゃ好きな作品でした。
まあ、ノブアキの元奥さんには深く同情の念を抱いてしまうけど、人間関係って究極を言えば本当に需要と供給なんやろうと思います。自分にピッタリの人を見つけられたふたりは幸せですよホンマ。
いいね
12件
2022年9月24日
繊細なところを突かれてカタルシスを得た
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 読んでしまったら語りたくなる作品だなぁと思いました。読後、錚々たるレビュアーさん方のレビューをうなづきながら拝読致しました。本編とレビュー両方で感動できる、それはそれはステキな作品だと思います。

作品内容にある通り長い長い片恋の物語です。
せっかちにコトが進むお話ではなく、ずっと抱き続ける思いと共に生きる辛さと温かさを噛みしめながら読み進めました。
片想いの相手に偶然に会えないかと、このお店に入ったら居るのではないか?あの角を曲がったら出会わないか?この電車に乗ったら…と、運命任せで願った過去のヘタレな自分とかぶってしまい、少しづつ打ちのめされて泣きたくなりました。
行動を起こさなかった理由が漠然としていて、だから尚更に行動に移せない。
そんなジレンマとやるせなさを思い起こさせられました。
こんな稀有なところを突いて引き出すとは、さすがはポテト先生です。他の作品ではなかなかこうはなりません。

人生を一本の長い線で表すとしたら、他人との邂逅はほんの点でしか有りません。
片恋相手とのその「点」を何度も何年間も反芻して気持ちを確認し続けていたら、実は相手もその「点」を心地よい時間だったと思っていてくれた。
その点が、線として長く寄り添う日が来るとは…運命だけでは来なかった未来への行動をようやく実行できた時、過去の自分も報われたように感じてしまいました。

さて、主人公マコトのモノローグで彼とは他人じゃないほどの親近感を得ましたが、お相手のノブアキはいったいどういう人物でしょうか?
察しは良いけれど感情の発露が不得意で受動的な優しい人だと思います。
マコトが願ったコトは叶えてくれる。もしマコトの片恋の途中の段階で付き合って欲しいと願えば叶っていたかもしれません。マコトがそう思っていなかったからこその距離だったと思いました。
マコトが自らがどうなりたいかを知るには必要な年月だったのでしょう。
描き下ろしのタイトルが「その後」ではなく「途中の日」という言い方も嬉しい幸せでした。

嬉しかったら涙が出てしまうような感受性豊かなマコトと、それを汲み取ってあるがままを慈しむノブアキ。マコトが願い続ける限り2人はずっと一緒なんだろうなと思います。
いいね
28件
2022年10月26日
じわじわ染みる心地良さ
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 上野ポテト先生の新刊。独特な世界感に心惹かれ、作家さん買いしています。今度は何を見せてくれるんだろうとドキドキさせてくれる作家さん。
今作は不思議なテンポ感のある作品でした。
二人の言葉も行動も、微妙に噛み合わなくて思うようにいかないし、こうなるんでしょという方向に全然ストーリーが進まない。予想以上に時が開くし、えっそれでいいの?と心配になるくらいマコトは自主的に行動を起こさない。なのにそんな二人の長い時間を掛けた邂逅が読んでて心地良いという不思議。
一読では全てを飲み込めなくて、読み終えてすぐ二回目読みました。これは後からじわじわ染みてくるタイプの作品かなと思います。
感情の起伏が激しくなく穏やかなので、一見淡々と進んでるように見えるのですが、読み終わった後は充足感でいっぱいになりました。

二人の間には約束も何もない。ただ何度も偶然に再会するだけ。これは確かに運命なんだなって納得するくらいに。
自然に流れて二人が辿り着いた先がそこならば、それが彼らにとって一番正しい形なのだろうと思いました。
信章は感情を読むのが苦手で共感しにくいタイプだけど、マコトが無理して合わせているわけではなく、ただ一緒にいて居心地いいだけ、ただ彼に惹かれるまま想い続けてるというのがとてもいいと思います。
きっとマコトはこんなふうに、一生想いを寄せ続けていくんだろうと容易に想像できる。それはとても心温まる幸せな光景だなと思いました。
いいね
21件
2022年9月28日
人魚姫をモチーフとした長い長い片想い
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 潮心(うしおまこと)は中1の夏休み、夜の海辺で永浜信章と出逢います。歌が好きなマコトは、声変わりしてからは夜中に海に向かって歌っていました。そこに突然信章と名乗る少年が現れて、マコトにそのまま歌うように言います。一生懸命歌って気がつくと信章は眠っており、マコトは慌てて毛布を取りに行きますが、戻った時にはもう信章はいませんでした。その時の不思議な心地良さが忘れられずに高校生になったマコトは、信章と同じクラスになります。見ているだけで満たされるマコトは信章と直接関わることは無く、3年生になって一度だけ友達を交えて映画に行きます。二人になった帰り道で、マコトは信章が夜の海辺のことを覚えてはいるけれど自分のことまでは覚えてないこと、そして嬉しいがわからない、心というものがわからないという信章の内面を知るのでした。3度目の出逢いは大学3年になってから、この時二人は夜明けの街でキスをします。そしてまた離れて…と、もどかしくじれったい恋はどこまでも静かで乾いた空気感のもとに進んでゆきます。ただ一途に信章を思い続けるマコトの願いに応えるかのように、二人は何度も再会します。その偶然にわざとらしさは無くて、「運命力」が恋を成就させるファンタジーとして成立しています。海辺、歌声、王子様など人魚姫のモチーフを散りばめつつ、世間という人の波から浮き上がった二人がゆっくりと結ばれてゆくお話。エロなしです。
いいね
0件
2024年8月29日
ずっと読みたかった
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ まさかこんなお話だったとは!心があっても無くても辛いけど、同じ辛さならやっぱり心がある方がいいかな〜。
ノブアキは発達障害なのか、それとも幼い頃の両親の不仲で心が壊れてしまい、人の気持ちや自分の気持ちが分からなく育ってしまったのか分からないけど、マコトが愛してくれてることだけは分かるのだからノブアキはマコトに出会えたことで救われた。多分マコトタイプの元妻でダメだったんだから、ノブアキにはマコトしか一生無理だし、マコトがいなくなって悲しみや絶望を感じるのだったら心があることの証明になるし、そんな場面もちょっと見たかった気もする。
機会ある毎に2人で観ていた映画は、ポスターや話す内容からして多分リュック・ベッソン監督の『レオン』だと思うけど、その主人公の他者と交わることのない孤独な殺し屋のレオンとノブアキがリンクして悲しくなった。レオンにはマチルダがいて、ノブアキにはマコトがいる。でもノブアキは殺し屋じゃないからマコトとずっと一緒にいれるはず。
マコトはマコトでずっとノブアキ一筋でいたのだからやっと報われて幸せでしょう。
お互い気持ちを理解する努力をし続けないといけないCPだけど、それは全人類に言えることだし、このCPなら大丈夫なのでは、と光が見える終わり方でした。読んで良かったです。
いいね
5件
2023年4月8日

最新のレビュー

ぜひ読んでほしい!
冒頭から胸がぎゅっとなる掴みで、子供の頃に出会った信章を忘れられず片想いをしている心が主人公。彼を通して、恋愛に限らずどこかで体験したような~その時心が疼いているんだけど、ついつい流していってしまうような些細な行動、繊細な気持ちがしっかり表現されていて、作者さんの才能に感心しきり。ほろ苦いんだけど、根っこの部分に肯定感とか愛があるから苦みが皮肉とかイヤミじゃない、優しさ純粋さに救われる素晴らしいお話。
いいね
0件
2025年3月12日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

ただ一途に君を想う
制作:のぞ(シーモアスタッフ)
上野ポテト先生が織り成す感動必至の片恋ラブストーリー。中学生の夏に海辺で出会った心と信章。以来運命的な再会と別れを繰り返す二人ですが…。離れていてもフラれても、信章だけをずっと想い続ける心の健気さに胸がぎゅっとなります。長い長い片想いの末に心と信章が辿り着く結末に涙腺が緩むこと間違いなし!

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