マンガ多すぎ!業界最大級!!
漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOPBL(ボーイズラブ)マンガBL(ボーイズラブ)マンガ マッグガーデン uvuシリーズ MAGCOMI 山小屋にて山小屋にて
無料会員登録で【70%OFFクーポン&最大100%pt還元】
BLマンガ
山小屋にて
1巻配信中

山小屋にて

680pt/748円(税込)

クーポン

会員登録限定70%OFFクーポンで
お得に読める!

作品内容

休日に趣味で楽しんでいたソロ登山中だった山本は、山小屋で凍えている大男と出会い一晩介抱することに。翌朝、回復した大男は山本に猛烈に懐くも、その場で別れ日常に戻っていった。しかし、思わぬ形で二人は再会することになり…。

読み放題の登録がお得!
詳細
  
簡単
1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  1巻まで配信中!

レビュー

山小屋にてのレビュー

平均評価:4.8 45件のレビューをみる

レビューを書く

高評価レビュー

人との関係で疲れたときに沁みる山BL
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ こちらの作品、レビューの良さとほっこりした表紙に惹かれて手にしてみたら、最近、癒しの空間だったレビューページの仕様が変わったりしたことで別れや負の感情を浴びたりすることがあり、ちと疲れたな…、と思っていた自分の心が読後表紙のように温かくなる、救いと癒しの物語だったのです…!

 まず、主人公の山本が遭難しかかっていた熊飼と山小屋で遭遇するのだけれど、やりとりがテンポよくてユーモラス。クスクス笑って読み進めると、下山した山本の会社での姿が描かれる。あぁ、会社人間として、身に覚えのあるネガティブワード満載のモノローグ。営業、という仕事上、求められる人とのコミュニケーションに苦手感のある山本が、息苦しさを感じ、自分をぽんこつ、と評する姿は、ちょっと読んでいて苦しくなってくる。

 そんな瞬間に登場し、山本と再会する、熊飼。山で会ったときの印象のままの熊飼は、山ではぽんこつなのに、会社では有能な営業マン。会社、という限られた空間とモノサシで見ると、スポーツマンで陽キャの熊飼の方が評価されるだろうけれど、熊飼は山で出会った時の敬意と好意を抱いたまま山本に接し続ける。このフラットな態度が、やや陰の感情をひきずっている山本(と読み手)の気持ちを高揚させていき、山本のモノローグもいきつ戻りつしながら次第に高揚していくのが、とってもいい。

 対照的に見える2人だけれど、熊飼のモノローグで、彼も体育会出身でスポーツで挫折した経験があり、会社での期待に応えなければ、というプレッシャーを抱えている中、山の中のぽんこつな自分の姿をさらして助けてくれた山本の前では素の自分をさらけ出せることが分かっていく。どちらも、他人から見た自分を意識して生きざるを得ない会社という社会に息苦しさを感じ、そこから開放された山という空間で出会ったお互いの関係を大切にしているという共通点があることが分かる流れが良くって、熊飼が山本に惹かれるのも自然に思える。
 さらに明かされる山本が山に登る理由。これが、人間の深淵をのぞくような感覚を覚えるものなんだけど、熊飼に誠実に向き合おうとして、全部自分の胸のうちをぶちまけ、それも受け止める熊飼の包容力に山本だけでなく読み手も救われるんですよ…!

 人との関係で疲れたとき、それを救うのは人との関係なんだなと。そんな気持ちで心が満たされる作品。良き。レビューに感謝!🍃
いいね
31件
2025年3月29日
漫画として普通に面白いし、深い!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ BLっぽくはないかもです。
恋だ性だという描写は無く、人間として敬愛する、人間としてお互いを必要とする、
そういう深くて暖かくて素敵なお話です。
チューが1回だけ、ふわっと。

登山を通して、主人公(山本さん)の本質が描かれています。
本人は自分を「クソ虫」と卑下していますが、
読んでいるほうとしては、山本さんが毒づくの「わかるー!」と共感するし、むしろ正直者だと思う。
会社での山本さんは自他共に認める「ポンコツ社員」、
山での山本さんは熊飼くん曰く「めちゃくちゃ頼れる人」。
でも山本さんの本質にギャップは無い。
山本さんは仕事にも山にも、真摯に向き合っている。
ただ会社ではスピードが求められていて、山ではスピードよりも慎重さが大事っていうだけ。

会社では熊飼くんが山本さんをフォローし(本人はそんなつもりが無くても)、山では山本さんが熊飼くんを助ける(本人が進んでやっているわけじゃなくても)。
山本さんが会社で使えない社員だとレッテルを貼られているために、自分に懐いてくる熊くんの対処に困りつつも、その居心地の良さについ甘んじてしまうのも分かる。
それはズルいことでも何でもなく、生きていくために本能が必要としているんだと思う。
熊くんだって同じ。命の危機を山本さんに助けてもらって特別な感情が生まれた。
そういう、相手に感じる安心感が、「これからもこの人と一緒に居たい」という気持ちになるのは自然なことだと思う。
激しい恋愛感情が無くても、共に生きる人って、こういう関係でありたい。
すごく羨ましい。

すごく素敵なカップルだと思います。カップルというか、パートナーと言うほうがしっくりくるかな。

登山の色んな知識も出て来て、読んでると本当に山本さんが頼もしい!
作者様が「登山解説書ではないので、漫画の情報だけで登山に行くのは危険です。自分でよく調べてから」と注意書きしていらっしゃいますが、
私は基本しんどいのが嫌いなので今後も登山は絶対しません。でも、やはり読んでて色んな知識が分かるのは楽しいです。

お話のテンポに画風もぴったり合っていて、読み返してみても もう一度細かくじっくり読んじゃいます。
最後の描き下ろしで独占欲がちょこっとだけ描かれて、わー、ちゃんとカップルだ!と微笑ましかったです!
いいね
9件
2024年4月20日
誰だって不完全
職場ではパッとしない人間が他の分野でなら人並み以上に活躍できる場合がある。
本作に登場する山本はまさにその典型で、小屋で凍死寸前だった熊飼を助けられる程度にはソロ登山のサバイバル術を心得ていた。そんな山本に助けられた熊飼は逆に仕事はできても登山となれば素人で、自分を見捨てず手厚く介抱してくれた山本に対し尊敬と???な感情を抱くところからこの物語はスタートする。
連絡が取れず一期一会で終わるかと思いきや、山本の同僚が招いたトラブルをきっかけに同じ会社の統括部から熊飼が派遣され、エリートとペーペーという形で2人はまさかの再会を果たすことに…そこからすぐさま恋に発展するかといったらそんなこともなく、劣等感を軸に話が進んでいくところが面白い。だって劣等感ですよ?なぜ先生はこんなにキュンキュンしないテーマを採用したのか…なんてことは1ミリも思わせない、もちろん恋愛や人間関係を繊細に絡めた見事なストーリー展開です。
容姿も違えば性格も真逆な2人の共通項こそ劣等感でありますが、傾向として山本は“下“を見て溜飲を下げる卑屈型で、熊飼は期待に応えようとする努力型。そんなんだから山本は熊飼に好意を膨らませつつも優越感との区別がつかず二の足を踏むことになるし、熊飼は頑張りすぎて空回りしがちに。普通ならもうそこでなんかめんどくさくなって投げ出すところを、それでも実直に相手や自分の心に向き合い続け、ありもしない完璧を求めなかった2人の結末に心から拍手を送りたい。
滑り出し、山小屋で同衾した時点でお触りくらいはあるかな?と期待したのですが、そんなエロメガネをかけて読み進めた自分をビンタしたい…
セールでもクーポンでもない定価での購入で、大大大大大満足です。
いいね
5件
2025年3月7日
わぁ可愛いよ〜!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ シンプルで無骨なタイトル。ドキドキワクワクのBLが始まりそう!とはならないかもですが、ものすごく癒されます。ああいいもの読んだなぁとホクホクして、自然に笑顔になっちゃう感じ。

いろんな思いを抱えながら山に登る山本が、登山初心者のクマを助けることから始まるストーリー。
全体的にまったりしてるんだけど、二人の関係がするりと始まって、いつの間にか一緒にいるのが当たり前になってるところがすごく好きです。とっても可愛い二人。並んでる姿に和みます。
全然洗練されてなくて、不器用でちょっとデコボコしている、二人の独特なペースが何だか不思議と心地いい。

いつも鬱々としている山本だけど、まぁ皆んな心の中ではいろんなこと思ってるもんよね。別にそれでいいんだと思う。それでも大事な人には隠したままで分かり合えないなんて嫌だから。最後には胸の中吐き出せて、心がスッキリ少し軽くなってて、本当に良かったなぁと泣けてしまった。
会社であんまり上手くやれなくても、自分にはこれがあると一人で山に登る山本は、ある意味しっかりしてるし強いなと思う。正直で開けっぴろげで、感情の振り幅も愛情表現もでかいクマが合ってる。
いつまでも見守っていたい、最高にほっこりさせてくれる二人でした。後日談見れたら嬉しいなぁ。
いいね
20件
2023年5月21日
沁みる…
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 世間に疲れた身体と心をリフレッシュするために山に登ってたのかと思ったら、結構ドロドロな気持ちを抱えたまま山頂で傍観してる山本くん(受)が愛おしい。
会社で同僚の失態を被らされそうになっても、そのドロドロを飲み込んで頑張ってる姿は胸がギューっとなりました。
感情を吐き出すことが上手くできない山本くんの唯一の逃げ場が山で…そんな山本くんの前に現れたのがクマの様な大柄な熊飼(攻)。
体力に自信あり過ぎて山を舐めて登ってしまった結果が、瀕死の状態で、山本くんが小屋に立ち寄らなければ低体温になり危うくサヨナラするところだった…笑。
山本くんという救いの手が差し伸べられて、熊飼は一瞬で恋に落ちたよね(後半、何故そんなに山本くんが良かったのか理由も分かって納得)。
山本くんは、山では師匠と尊敬されても下山して会社に出社してしまえば底辺リーマンに戻ってしまうというネガティブな感情をずっと抱えたままお話が進んでいくので、熊飼が猛アタックしててもなかなか素直になれない切なさはあります。
でも熊飼と出会ったことで山に登り山頂で迎える景色が、これからは違ってくるんだろうな〜と最後は温かい気持ちになりました。ほっこり。
いいね
2件
2024年9月10日

最新のレビュー

心にささる
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ シゴできクマみたいなワンコ×ひねくれ山ボーイ

受けの山本の気持ちは誰しも経験したような多くの人が共感できるものじゃないかと思った
山に登る理由が捻くれてるけどそれだけじゃ続かないし簡単に登れるものでもないし、やっぱり山本はすごいよって思う

攻めのクマも過去に傷ついたりもしてるけど明るく前向きで天真爛漫で一生懸命なTHE良い人!

Hは無しでキスまでなのでエロ目的の人は物足りないけど、この作品を読めて良かったという満足感

心の機微を丁寧に描いて2人の恋愛が進むので無理がなくてスッと落ちていく感じ

危険もあるので簡単には言えないけど読後山に登りたくなるような爽やかな気持ちになる
いいね
1件
2025年4月16日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

山でフォーリンラブ♪
営業:カレー王子(シーモアスタッフ)
山登りが趣味の山本は、山小屋で介抱した大男・熊飼と会社で再会し…?山では山本が熊飼のヒーローですが、会社では山本の不利な状況を熊飼が救ってくれて、2人のお互いに対する敬意や好意が気持ち良いです!菅辺吾郎先生が山登りの知識も盛り込んでくれていて、お仕事BLとしても山BLとしても楽しめます♪

この作品を読んだ人はこんな作品も読んでいます

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

お得情報をGET!登録してね

▲ページTOPへ