ネタバレ・感想あり山小屋にてのレビュー

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誰にでもある感情
ネタバレ
2025年5月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ 超ネガティブな山本と明るいエリートサラリーマンの熊飼の2人が山で出会って。
ネガティブ山本の心の声が面白い。彼が山に登る理由、誰しも思った事がある感情だったり。そんな山本に遭難寸前で助けてもらい、尊敬と愛に目覚めた熊飼がとっても可愛いです。山本から見たらエリートで完璧な熊飼も心に傷を持っていたりして。ギラギラした恋愛じゃなく、ほんわり穏やかな空気感で想いを通じ合わせる2人に癒されました。その後の2人をもっと見てみたいです。
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心にささる
ネタバレ
2025年4月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ シゴできクマみたいなワンコ×ひねくれ山ボーイ

受けの山本の気持ちは誰しも経験したような多くの人が共感できるものじゃないかと思った
山に登る理由が捻くれてるけどそれだけじゃ続かないし簡単に登れるものでもないし、やっぱり山本はすごいよって思う

攻めのクマも過去に傷ついたりもしてるけど明るく前向きで天真爛漫で一生懸命なTHE良い人!

Hは無しでキスまでなのでエロ目的の人は物足りないけど、この作品を読めて良かったという満足感

心の機微を丁寧に描いて2人の恋愛が進むので無理がなくてスッと落ちていく感じ

危険もあるので簡単には言えないけど読後山に登りたくなるような爽やかな気持ちになる
人との関係で疲れたときに沁みる山BL
ネタバレ
2025年3月29日
このレビューはネタバレを含みます▼ こちらの作品、レビューの良さとほっこりした表紙に惹かれて手にしてみたら、最近、癒しの空間だったレビューページの仕様が変わったりしたことで別れや負の感情を浴びたりすることがあり、ちと疲れたな…、と思っていた自分の心が読後表紙のように温かくなる、救いと癒しの物語だったのです…!

 まず、主人公の山本が遭難しかかっていた熊飼と山小屋で遭遇するのだけれど、やりとりがテンポよくてユーモラス。クスクス笑って読み進めると、下山した山本の会社での姿が描かれる。あぁ、会社人間として、身に覚えのあるネガティブワード満載のモノローグ。営業、という仕事上、求められる人とのコミュニケーションに苦手感のある山本が、息苦しさを感じ、自分をぽんこつ、と評する姿は、ちょっと読んでいて苦しくなってくる。

 そんな瞬間に登場し、山本と再会する、熊飼。山で会ったときの印象のままの熊飼は、山ではぽんこつなのに、会社では有能な営業マン。会社、という限られた空間とモノサシで見ると、スポーツマンで陽キャの熊飼の方が評価されるだろうけれど、熊飼は山で出会った時の敬意と好意を抱いたまま山本に接し続ける。このフラットな態度が、やや陰の感情をひきずっている山本(と読み手)の気持ちを高揚させていき、山本のモノローグもいきつ戻りつしながら次第に高揚していくのが、とってもいい。

 対照的に見える2人だけれど、熊飼のモノローグで、彼も体育会出身でスポーツで挫折した経験があり、会社での期待に応えなければ、というプレッシャーを抱えている中、山の中のぽんこつな自分の姿をさらして助けてくれた山本の前では素の自分をさらけ出せることが分かっていく。どちらも、他人から見た自分を意識して生きざるを得ない会社という社会に息苦しさを感じ、そこから開放された山という空間で出会ったお互いの関係を大切にしているという共通点があることが分かる流れが良くって、熊飼が山本に惹かれるのも自然に思える。
 さらに明かされる山本が山に登る理由。これが、人間の深淵をのぞくような感覚を覚えるものなんだけど、熊飼に誠実に向き合おうとして、全部自分の胸のうちをぶちまけ、それも受け止める熊飼の包容力に山本だけでなく読み手も救われるんですよ…!

 人との関係で疲れたとき、それを救うのは人との関係なんだなと。そんな気持ちで心が満たされる作品。良き。レビューに感謝!🍃
山を登る感覚で
2025年3月19日
スポーツ用品を扱う会社のポンコツ社員、山本は雪山の山小屋で軽装備の熊飼篤俊を助ける。下山したあと、接点のなさそうな2人は再会を果たす。熊飼は元ラガーマンで立派な体格に優秀なエリートサラリーマンだった。
そこから山を通してお互いの距離が近くなって行く。

エチはほぼ無く、同衾と💋があるくらいです。
いい年齢の2人だけど、恋愛は10代のよう。
主役の山本は下の名前が出てこない💦

山本は自己肯定感が低いネガティブコレクター(気分の上がらない言葉だけを選りすぐって集める人)猫背でいつも疲れた表情で日々を過ごしている。そんな彼が山に行くと安らぐらしい。山に登っても決してポジティブな思考になるわけではなさそう。

山本は山と熊飼と仕事と自分に少しずつ折り合いをつけていきます。ここらへんは山を登る感覚なのかも。一気に登れない、ジワジワと上に上がっていく。

初めての作家さんで良い作品でした。長く活躍してほしい。奇数頁にタイトルロゴが入っているのもなんか良かった。
好き!
2025年3月15日
めちゃくちゃいい。
試し読みして気になって購入しましたが、読後感もよかったです。
癒し系の絵柄です。
山で出会った正反対の二人(似てるとこもあるケド)が仲良くなっていく様子が描かれています。
体格差もいいし、攻めの優しさや一途な感じも良き。
なにより卑屈な受けが、攻めと出会った事で幸せになれそうで良かった。
素敵なお話し
2025年3月7日
レビュー読んで惹かれてお試し読んだらとまらなくて一気に読んじゃいました、働くってストレスばかりですよね、その息抜きさえもって、考えさせられながら、かわいい2人に癒されました。
誰だって不完全
2025年3月7日
職場ではパッとしない人間が他の分野でなら人並み以上に活躍できる場合がある。
本作に登場する山本はまさにその典型で、小屋で凍死寸前だった熊飼を助けられる程度にはソロ登山のサバイバル術を心得ていた。そんな山本に助けられた熊飼は逆に仕事はできても登山となれば素人で、自分を見捨てず手厚く介抱してくれた山本に対し尊敬と???な感情を抱くところからこの物語はスタートする。
連絡が取れず一期一会で終わるかと思いきや、山本の同僚が招いたトラブルをきっかけに同じ会社の統括部から熊飼が派遣され、エリートとペーペーという形で2人はまさかの再会を果たすことに…そこからすぐさま恋に発展するかといったらそんなこともなく、劣等感を軸に話が進んでいくところが面白い。だって劣等感ですよ?なぜ先生はこんなにキュンキュンしないテーマを採用したのか…なんてことは1ミリも思わせない、もちろん恋愛や人間関係を繊細に絡めた見事なストーリー展開です。
容姿も違えば性格も真逆な2人の共通項こそ劣等感でありますが、傾向として山本は“下“を見て溜飲を下げる卑屈型で、熊飼は期待に応えようとする努力型。そんなんだから山本は熊飼に好意を膨らませつつも優越感との区別がつかず二の足を踏むことになるし、熊飼は頑張りすぎて空回りしがちに。普通ならもうそこでなんかめんどくさくなって投げ出すところを、それでも実直に相手や自分の心に向き合い続け、ありもしない完璧を求めなかった2人の結末に心から拍手を送りたい。
滑り出し、山小屋で同衾した時点でお触りくらいはあるかな?と期待したのですが、そんなエロメガネをかけて読み進めた自分をビンタしたい…
セールでもクーポンでもない定価での購入で、大大大大大満足です。
初作者さま
2025年2月12日
無料立ち読みで惹き込まれ購入しました。ネガティブ&自分に自信のない2人が互いに嫌われたくなくて近づきたいけど近付けない、でもそんな所も引っくるめて愛おしくなるキャラクター達でした
人肌のあたたかさが詰まってます。
2024年11月1日
ちょっと奇をてらったBL作品なんか読むと年相応なのか疲れてくるんですが、この作品は何のてらいもなく、ただの日常が、ただ素直に描かれてて、ダメな部分があっても良いのだよ〜、と優しく諭してくれるような作品です。人肌のあたたかさが詰まってます。でも逆にあったかいと泣きそうな気持ちになっちゃうもんですよね。そういう人間が好き。
沁みる…
ネタバレ
2024年9月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ 世間に疲れた身体と心をリフレッシュするために山に登ってたのかと思ったら、結構ドロドロな気持ちを抱えたまま山頂で傍観してる山本くん(受)が愛おしい。
会社で同僚の失態を被らされそうになっても、そのドロドロを飲み込んで頑張ってる姿は胸がギューっとなりました。
感情を吐き出すことが上手くできない山本くんの唯一の逃げ場が山で…そんな山本くんの前に現れたのがクマの様な大柄な熊飼(攻)。
体力に自信あり過ぎて山を舐めて登ってしまった結果が、瀕死の状態で、山本くんが小屋に立ち寄らなければ低体温になり危うくサヨナラするところだった…笑。
山本くんという救いの手が差し伸べられて、熊飼は一瞬で恋に落ちたよね(後半、何故そんなに山本くんが良かったのか理由も分かって納得)。
山本くんは、山では師匠と尊敬されても下山して会社に出社してしまえば底辺リーマンに戻ってしまうというネガティブな感情をずっと抱えたままお話が進んでいくので、熊飼が猛アタックしててもなかなか素直になれない切なさはあります。
でも熊飼と出会ったことで山に登り山頂で迎える景色が、これからは違ってくるんだろうな〜と最後は温かい気持ちになりました。ほっこり。
なんだか好き
2024年9月2日
読後感が好きです。人はみんなネガティブな面もポジティブな面も待ち合わせていて、それで良いのだと思います。じっくり恋が進んでいきます。大きな事件などはありませんが、読んだ後が幸せになる素敵な作品です。
というわけで続編おまちしております。
良かった
ネタバレ
2024年8月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 山小屋で出会った2人。碌な装備もせずに山小屋の中で体力を奪われていたクマのような男を助けて一夜を過ごしヒーローと呼ばれ下山する。下界の日常に戻ればヒーローでも何でもないどちらかと言うと自己肯定感の低いまわりからはミスを押し付けられるような山本がいた。そんなミス対応に部長補佐としてやってきたのはあの山小屋で助けたクマである熊飼。仕事の出来る熊飼に山小屋同様懐かれ一緒に登山することに。幻滅されたくない気持ち、カッコよく見せたい気持ち、人付き合いが苦手だったり、みっともないと思ったり、負の気持ちも沢山あるけれどそれも全て含めて自分。それを長所と見てくれる人もいる。見え方はそれぞれ違うのね。山本の思い悩む姿も熊飼の大きくて可愛くて一直線なところも
色んな人が抱えているものではないかなぁ。もっと見ていたい2人でした。
続編を激しく希望
2024年8月16日
その後の2人が見たい!菅辺先生、続編希望です!!
よろしくお願いします!!

人間の内面、人間関係などリアルに描かれながら、重すぎず登場人物のキャラクター描写が可愛らしく素晴らしい作品

地上波放送に適したBL要素低め、ほのぼの系
映像化希望!
ピュアで心温まる
ネタバレ
2024年5月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ 大人同士の恋愛なんだけどすごくピュア。主人公がやたらネガティブでちょっと卑屈なんだけれでも人間らしいというか共感できるところがありました。二人が段々と大切な存在になっていくところがかわいくてすごく癒されました。
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漫画として普通に面白いし、深い!
ネタバレ
2024年4月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ BLっぽくはないかもです。
恋だ性だという描写は無く、人間として敬愛する、人間としてお互いを必要とする、
そういう深くて暖かくて素敵なお話です。
チューが1回だけ、ふわっと。

登山を通して、主人公(山本さん)の本質が描かれています。
本人は自分を「クソ虫」と卑下していますが、
読んでいるほうとしては、山本さんが毒づくの「わかるー!」と共感するし、むしろ正直者だと思う。
会社での山本さんは自他共に認める「ポンコツ社員」、
山での山本さんは熊飼くん曰く「めちゃくちゃ頼れる人」。
でも山本さんの本質にギャップは無い。
山本さんは仕事にも山にも、真摯に向き合っている。
ただ会社ではスピードが求められていて、山ではスピードよりも慎重さが大事っていうだけ。

会社では熊飼くんが山本さんをフォローし(本人はそんなつもりが無くても)、山では山本さんが熊飼くんを助ける(本人が進んでやっているわけじゃなくても)。
山本さんが会社で使えない社員だとレッテルを貼られているために、自分に懐いてくる熊くんの対処に困りつつも、その居心地の良さについ甘んじてしまうのも分かる。
それはズルいことでも何でもなく、生きていくために本能が必要としているんだと思う。
熊くんだって同じ。命の危機を山本さんに助けてもらって特別な感情が生まれた。
そういう、相手に感じる安心感が、「これからもこの人と一緒に居たい」という気持ちになるのは自然なことだと思う。
激しい恋愛感情が無くても、共に生きる人って、こういう関係でありたい。
すごく羨ましい。

すごく素敵なカップルだと思います。カップルというか、パートナーと言うほうがしっくりくるかな。

登山の色んな知識も出て来て、読んでると本当に山本さんが頼もしい!
作者様が「登山解説書ではないので、漫画の情報だけで登山に行くのは危険です。自分でよく調べてから」と注意書きしていらっしゃいますが、
私は基本しんどいのが嫌いなので今後も登山は絶対しません。でも、やはり読んでて色んな知識が分かるのは楽しいです。

お話のテンポに画風もぴったり合っていて、読み返してみても もう一度細かくじっくり読んじゃいます。
最後の描き下ろしで独占欲がちょこっとだけ描かれて、わー、ちゃんとカップルだ!と微笑ましかったです!
マイナス思考のピュア
ネタバレ
2024年4月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ やっとのことのキスシーンのみ。
基本的には心情描写で、互いのコンプレックスや自分の嫌いなところを恋を通して受け入れていく、という感じ。

山ボーイ(笑)のお話。ソロ山登りで自分の均衡を保つ山本と、元ラガーマンで周囲の期待に応えることが苦しくなったクマ。
埋め合う2人のピュアな恋。
いい感じです。
作者買いしたくなる作家さんが1人増えた
2024年3月29日
*菅辺吾郎先生作品、初読みです。中でもこちら、ずっと読みたいと思って長らくお気に入りに入れていた作品で。
この度ようやく読めたわけですが、すごくすごく良かったです!
こういう気持ちの流れを丁寧に追った作風は読んでいてこちらの柔らかいところをグッと掴まれるようなところがあってたまりません。
山本くんもクマさんも、お互いの弱いところダメだと思っているところを曝け出してそれを互いに受け入れてもらえたのを実感できる…のを読んでいて無理なく納得できるところが素晴らしい(ヤヤコシヤ)
丁寧な心理描写とクスッと笑えるセリフやシーンのバランスが絶妙で最初から最後までテンポ良く楽しめました^^
4コマ調のオマケ漫画も全部楽しかったです(笑)
菅辺吾郎先生作品、追っかけます!!
ほんとにね
2024年3月27日
『長所短所のジャッジは人それぞれ』が優しく表現されたほっこりBLでした。あっさりとはしてるけど優しい気持ちになれます。心が疲れたときにぜひ。
優しいお話
ネタバレ
2024年3月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ まず、登場人物が皆んな良い人。
山本も最初は心の中に黒いものがあっても、他者に直接向けない。仕事のミスを押し付けられてもなおカバーする。
そして自分の弱さを恥ずかしいが、クマを傷付けない為に告白したシーンにはぐっときました。
途中、嫌な奴らもラストまでには反省したりするところもいい。
妄想や、願望のイラストにメルヘンな動物達が描かれている所も凄くほっこりしました。
真逆なお二人
ネタバレ
2024年3月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 凸凹のお二人、山登りで出会う1人は恩人になる。お互いが苦手なとこも理解あって付き合うことになる素敵なお話。エロいとこはなし、いろんな人が読めるBLだと思います!クマが本当にいい人で可愛くて何度も読みたくなります。
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なんて優しくて可愛い世界だろう…
ネタバレ
2024年3月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ ほんわりとメレンゲのような優しい世界観に、世の中のピリッとした厳しさもあり、正しさも悲しさも程よい具合の絶妙なお話しでした。

山登り、してみたくなる!!
そして、クマみたいなひとに懐かれたら、楽しい〜
主人公山本くんの、マイペースだけど真面目で丁寧な仕事をする人が割りを食うだけの世界じゃなくて良かった。
ゆっくり登っていくクマと山本くんの続編が読みたいのは私だけではないはず…
めちゃくちゃ良い
ネタバレ
2024年3月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ 序盤のブラックな会社っぷりにちょっと読むのが辛かったけど、だんだん周りもやわらかくなってきたし、何よりクマとのイチャイチャがかわいくて良かった。
ラグビー引退後もしっかり腹筋割れててガタイも良いのに、普段から一人称ボクっぽいのがすごくかわいいです。ちゃんと気持ちが通じ合ったあとの二人の話をもっと見たいです。
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確かに
ネタバレ
2024年3月7日
このレビューはネタバレを含みます▼ キスどまりではあるけれど、二人の出会いと、お付き合いにいきつくまでの心情とか細かにゆるやかに描かれていて、結構好きです。
山登りではある程度の知識をもっている山本と初心者の熊飼。
でも、職場では営業部部長補佐の熊飼、かたや平社員の山本。
山と職場での互いの力量の違いはあれど、そこでマウントとるわけでもなく、
知りたい、好かれたい、嫌われたくない、一緒にいて楽しいとかそういうところが描かれていて、とてもよかったです。
ほほえましいCPです。
じっくり心に沁みる
2023年10月10日
山で出会った、クマと山本。クマは明るくてスポーツマンで、何事にもストレートで仕事も出来る。そんな彼に劣等感や羨望を感じる山本。その人の一面しか見ないで判断したり、自分の弱さから逃げたり、ドロドロした感情がよく描かれている。でも、そんな汚い感情をも受け入れて貰えることで、自分も自分を受け入れる事ができるようになる。何ともBL枠にしておくのがもったいないというか、青年誌とかにしたら、もっと広く読んで貰えるのに…と思う。
山のような幸せ
2023年9月11日
本当に山のような多幸感を貰えた作品です。自分の不甲斐なさ・弱さでグルグルしながらも、結果それを認めて口に出せるのは強いです。山本くん弱くなんかないよ!クマも本当にナイスガイ。読後感最高の良作でした。
やっぱりいい!
2023年9月9日
愛の間に間にからファンになり、全て読んでる作家さん。新作がでて本当に嬉しい!じんわりと深く心に残る良作。
よかった!
2023年8月27日
広告で見かけて気になってました。はじめての作者さん。お世辞にも絵が上手とは言い難いけど、過不足なし。優しい空気感なのにしっかりと現実のしんどさや理不尽さもありつつ、漫画のご都合主義にも走らない。バランスがめちゃくちゃいい。高評価なのが納得。虚構としての漫画も楽しいけれど、現実と地つづきの幸運と幸福を楽しみたい方にはおすすめ。
ピュアだ~
2023年8月4日
誰にだって心の中は ぐろぐろしてると思う 表に出さない為に 発散できることや場所があるなんて羨ましい。
自分のぐろぐろの気持ち隠すの大変
可愛らしい2人をまだ見ていたいと思いました。
スパダリなんてそうそういない
ネタバレ
2023年7月26日
このレビューはネタバレを含みます▼ スパダリが風のように現れて恋に落ちで紆余曲折ありながもハッピーエンドもいいけれど、この作品の、闇があっても足りないところがあっても、お互いが相手を好きでいるためにネガティブなところを改善したいと思えて、そのネガティブを言える相手に出会えたところがすごく好きです。くだらない優越感に浸る瞬間って誰にでもあるだろうし、器用に何でもこなすと自覚してる人が思いがけないポカをすることもある。そんな当たり前が素敵な物語になっていて、山に登りたくなりますw
大好きな漫画
2023年7月2日
ストーリー最高です。
主人公の性格や考え方に共感してしまい、読んでてすごく引き込まれました。
BL漫画は数えるくらいしか読んでいませんでしたが、この作品はお試しで数ページ読んで、話の先が気になってしまい、即買いしました。
購入して良かったです。
実際手にして読みたいので、紙の漫画も買います。
まだまだ登山に行く2人の続きが読みたいです。
凸凹カップル
ネタバレ
2023年6月23日
このレビューはネタバレを含みます▼ とても面白かった。雪山で凍死しかけていた登山初心者の攻めを受けが手助けし、その後職場でばったり再会するお話。職場での有能な攻めと山での迂闊でよわよわな攻めとのギャップが良かった。受けも職場とは違い山では攻めに頼られるヒーローで、二人の立場が入れ替わる構成なのが面白かった。最初は攻めが飽きるまで付き合うかって気持ちだったのに、嫌われたくない幻滅されたくない大事にされたいって気持ちに変化していくのも良かった。受けの自己嫌悪とか卑屈さとか劣等感の描写は辛いけど、そこにニコニコなクマさんみたいな攻めが現れて変化していく感じも好き。攻めのワンコ感も良かった。だけど気が付けば受けの家に行く約束を取り付けていたりできるビジネスマンとしての手腕も発揮してくるのが面白かった。二人が山頂で撮った写真がとても良い一枚で可愛い。山に嫉妬する攻めも可愛かった。
何度も読み返してます!
2023年6月9日
読み終わったあとの余韻が素晴らしいです。何度も読み返しています。とても心癒されます。誰しもが持っている嫉妬心や劣等感などに苛まれそうになっている山本に、真っ直ぐな眼差しで好意を向けてくるクマ。二人の関係が尊すぎです。続きがあるのでしょうか?もっと可愛い二人の先が読みたいです。
卑屈な彼に共感が生まれる
2023年6月8日
全てをマイナスに考えてしまう山本。
「仕事がうまくいかなくて当たり前、疎まれて当たり前、自分はそんな人間だから」
自分でグズだと思っているところは慎重で丁寧な証しなのに。
山本のことを「卑屈な暗いやつ」とイライラする読者もいるかもしれません。
でも彼の劣等感を大なり小なりどこか共感する読者も少なくないのではないかとも思います。
真逆の人生を歩んできたであろうクマや同僚の日高さんが山本の良い部分にハッとしたように、一人でも多くの人が山本のことを理解して肯定してほしいなという祈りが生まれてくるような、そんなじんわりとくる作品です。
山男たち、すき
ネタバレ
2023年5月24日
このレビューはネタバレを含みます▼ 普段あまり読まない系かもですが、ちょっとシュールな感じが好きでした。登山を軸に、仕事での居場所とか性格的な劣等感とか、それぞれの内面にまで切り込んでいて内容に深さがあって私はかなり気に入りました。命を助けてもらってからヒーロー的に慕ってるとか、実は登頂することで他人を見下していたくだりとか、人間味のあるエピソードが多く面白かったです。もっとイチャイチャするその後も見たかったです!
人間模様がいい
2023年5月23日
受けさんの卑屈な考え方も共感でき苦しくなったり、そんな受けさんにまっすぐアプローチする攻めさんが良い人すぎる!!安心感抜群でかわいい!!
性描写なしなのでBL初心者の方にもオススメできそうです。
なんとなく、救われて満たされる気持ちになりました!
わぁ可愛いよ〜!
ネタバレ
2023年5月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ シンプルで無骨なタイトル。ドキドキワクワクのBLが始まりそう!とはならないかもですが、ものすごく癒されます。ああいいもの読んだなぁとホクホクして、自然に笑顔になっちゃう感じ。

いろんな思いを抱えながら山に登る山本が、登山初心者のクマを助けることから始まるストーリー。
全体的にまったりしてるんだけど、二人の関係がするりと始まって、いつの間にか一緒にいるのが当たり前になってるところがすごく好きです。とっても可愛い二人。並んでる姿に和みます。
全然洗練されてなくて、不器用でちょっとデコボコしている、二人の独特なペースが何だか不思議と心地いい。

いつも鬱々としている山本だけど、まぁ皆んな心の中ではいろんなこと思ってるもんよね。別にそれでいいんだと思う。それでも大事な人には隠したままで分かり合えないなんて嫌だから。最後には胸の中吐き出せて、心がスッキリ少し軽くなってて、本当に良かったなぁと泣けてしまった。
会社であんまり上手くやれなくても、自分にはこれがあると一人で山に登る山本は、ある意味しっかりしてるし強いなと思う。正直で開けっぴろげで、感情の振り幅も愛情表現もでかいクマが合ってる。
いつまでも見守っていたい、最高にほっこりさせてくれる二人でした。後日談見れたら嬉しいなぁ。
山小屋で出会った二人の思いがけない再会
ネタバレ
2023年5月20日
このレビューはネタバレを含みます▼ 雪の山小屋で出会った登山初心者の熊飼×登山好きの山本。軽装備で弱っていた熊飼を助けたら懐かれて、それきりだったはずが会社で再会。山で自分をヒーローだと言ってくれた熊飼は自分よりずっと偉い人で、関わり合いになりたくないのにグイグイ懐かれて拒めない。山を介して知り合って仲を深めていく二人の紆余曲折が切なくもあったかかった。現実と山では立場が逆転して、劣等感にまみれた山本にはそれがぎこちなくも心地良い。好意全開で山本を追う熊飼のおおらかさ、山本の卑屈だけど山を支えに日々をこなす懸命さ、どちらも刺さりました。ドロドロした部分なんて普通にあるよね、罪悪感を抱くだけ山本は善良だと思うな。装備揃えるだけでも大変だろうしアウトドアは大の苦手だけど、なんだか山に登ってみたくなった。キス止まりだけど体格差に萌えたし面白かった!小さい山本の素朴さがすごく好みでした。
体格差やばい
ネタバレ
2023年5月17日
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙に惹かれて購入しました。
ほっこりしたー😄
山本さんの部屋で腕相撲、からの抱きしめて告白はきゅんとしたぁ😃
熊飼さんニコニコしてるのにたまにキリッとなるのと、いつも表情暗い山本さんがふにゃっと笑うの可愛い🌙
山本さんが何才なのか気になった
登山BL
2023年5月16日
BL初心者です。新作紹介で見つけた作品です、出会えて良かった!登山が好きなので日常のモヤモヤとかにも共感しつつ、二人の恋愛模様もゆっくり進んでいく感じに癒されました。すごく好きな作品に出会えました!!
なんかあったかい
2023年5月16日
大きなストーリー展開がある訳ではないなですが
なんだか暖かく良い作品でした。仕事で疲れた時に読みたい優しいBLです。ちなみにエロは皆無です笑
それでもコレはコレでいいんだなぁ。
苦しくて、でも優しいお話
ネタバレ
2023年5月15日
このレビューはネタバレを含みます▼ 会社で息苦しさを感じている山本の姿に胸が苦しくなりつつ、そんな山本を不器用な優しさで包み込むクマの存在に救われた気持ちがしました。また、山本の自信のなさが他人事ではなく、まるで我が身のようで辛くもなりました。が、山本は自分の弱さから逃げることなく、向き合い、少しずつでも行動を起こし、変わろうとする様に一歩を踏み出す勇気をもらえた気がします。エロ的には正直薄く、キスまで。でも、んなことはどうでもいい。むしろあの2人が1巻というページ数の中で最後までしていたら、逆に違和感を持ったでしょう。焦ることなく、2人のペースでゆっくり進んでほしいと思いました。
表紙絵に惹かれて
2025年3月17日
初作者さんでしたが、優しげな作風が気に入りました。主人公の山本くんにも親近感を覚えました。ちょっと全体的にごちゃついた感じがしましたが、他の作品も読んでみたいと思いました。
いいね
0件
素敵なお話し!
2024年10月13日
イマドキのキラキラBLにはない落ち着いた内容・タッチでとても素敵な話だった。ページ数が少ないのがちょっと残念…、もっと二人の続きを見てみたかった気もする。山登り×BLなんて最高で、楽しく読ませもらいました!菅辺先生、要チェック!
いいね
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ほのぼの
2024年1月5日
山登りでテキパキしている主人公は、実はウジウジ&ネガティブで仕事の要領が悪い。相手は山登りではしでかしてばかりたが、仕事も人付き合いも完璧。そんな二人の心が通じるまでの、淡々とした優しい物語。ちっともエロく無いBL。
淡々と
2023年8月1日
ほのぼのいいお話かというと、それだけじゃない。
真面目に丁寧に頑張っていても評価されない辛さ。
受け(仮)はそれを拗らせて自己肯定感の低さを山の標高でカバーして発散してたけど、すべて受け止めて肯定してくれて絶賛までしてくれる攻め(仮)と出会って幸せを見つけられたお話。
エロはないけど心があったかくなれます。
うーん
ネタバレ
2024年4月5日
このレビューはネタバレを含みます▼ レビューの評価が高かったので期待してましたが受けがネガティブすぎて私には合いませんでした。
あとセリフが多くてちょっと読みにくかったです。
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作家名: 菅辺吾郎
ジャンル: BLマンガ リーマン(BL)
出版社: マッグガーデン
雑誌: uvuシリーズ / MAGCOMI