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こまどりは、夜の帳[コミックス版](上)【電子限定おまけ付き】

770pt/847円(税込)

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作品内容

政財界で不審死が続き、内々に捜査を命じられた警察官・紀人。双子の兄弟で民俗学者の慎仁と片阪村に向かい、そこで神職に就く美しい男・慶臣と出会うが……!? 事件を追う男×追われる男の命を掛けた恋愛譚、上下巻同時発売!

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1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全2巻完結

レビュー

こまどりは、夜の帳[コミックス版]のレビュー

平均評価:4.6 100件のレビューをみる

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高評価レビュー

こまどりは戻ってくるか
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 単話1話を読み、それ以降の無料立ち読み分だけで紀人が好きなタイプと確信したので、単行本発売を首を長くして楽しみにしていました!
結果予想通り紀人が最高にカッコ良い。
普段は飄々としてマイペース、掴みどころがなく腹のうちを見せない感じなのに、慶臣にはストレートに愛情を言葉にするところが潔くて素敵です。
また行きつけのお店の人だったり、弟の慎仁だったり、職場の人間等周りの人が、紀人の人となりをセリフやモノローグでさりげなく説明する事で、益々魅力的なキャラである事がわかるのもいいです。
父親との確執も気になります。(父親と同じ職に就いたくらいだから少なくとも父親に尊敬の念を抱いていただろうに5年前に何があったのか?)
最後の黒幕に対する追い込みも、表向きは淡々と仕事としてこなしてますが、その内側に大きな怒りを感じました。
紀人の事ばかり書いてしまいましたが、他のキャラ達も大変魅力的です。
双子2組のそれぞれの関係性も良かったです。
三輪は置かれた環境のせいで双子だけど慶臣と身長差があるのかなとか、慎仁は紀人の本心や真意を見抜いてくるから紀人にとってはあんまり話したくない存在なのかな、とか。
慎仁と三輪は紀人と慶臣とは違った関係性を築いていて、それもまた良い。
下巻のお祭りからの初めて紀人と慶臣が致すところはとにかく美しくて、言葉少なに進んでいくのが余裕のなさを感じられて、あぁお互いの気持ちが溢れてしまったんだなと。とても好きなシーンです。
事件の関係者である慶臣を暴く過程で、紀人自身も慶臣に暴かれてしまったんだなと。
メインの4人の名前や設定、話の流れなど細部まで練られており、何度も読んでも新しい気付きがあります。
こんなに魅力的な登場人物達をこれで完結にするのはもったいなく感じるので、こまどりも続編を切に願います!!
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9件
2023年12月16日
受けの引力に乾杯
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙は落ち着いているしさして話題にならなかったし(すみません)で、正直まったく期待せずに購入したのですが、ごめんなさい。一度読めばもう満足という発情系BL作品の多い中で、めでたく何度も読み返す作品のひとつにランクインしました。
エリート警察官と美人神官。たしかにストーリーは終始謎に満ちていて回収されていない伏線だらけだから「完結」とは到底言えない終わり方なのですが、続編が出るとのことでそこはスルー。
何しろ警察官の紀人がかっこいい。飄々としていてシゴデキで、社会的地位もあればきっと年収も高く伴侶も選び放題だというのに、なぜあえていわくつきのそこ(幸薄美人神官こと慶臣)に行った???慶臣たちこまどり双子のその出自、取り巻く環境はややこしいにもかかわらず、紀人たち橘家の双子はそんな因縁に真正面から突っ込んで慶臣たちを救出します。その過程で紀人は慶臣を仕事上の被害者として割り切れなくなり、また慶臣も紀人の存在を心から排除することができなくなり、ついに2人は互いを強く求め合うのであった___

結ばれるまでに繰り広げられる2人の微妙な駆け引きが妙に色っぽい。
自分を犠牲にするような形での行為しか知らなかった慶臣は愛欲を知り紀人と離れがたかったはずなのに、責任を取れとも迫らず独り立ちしようとする健気さには胸を打たれるし、それを察した紀人が放つどストレートな告白シーンは超必見。
今回は双子の兄同士がくっつく話で終わってしまったけれど、双子の弟同士、美輪ちゃんや慎二の今後は続編に期待です。
※とらのあなにて同人誌(超短い)わざわざ買いました。到着が待ちきれず毎日郵便受けをパカパカしたのはじめて。
※24年10月に続編「こまどりは今際の目覚め」スタートしますって。
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6件
2024年8月7日
結局は
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 雑誌で追っていて、完結したときはホッとしたけど、三輪のことを考えるとちょっと切なくて。コミックスで何か描かれるかなと思ったけど、なかったな(笑)
紀人と慶臣ちゃんのイチャコラたくさんだった(笑)これはこれで、安心したし、慶臣にも幸せになって欲しいからな。紀人の「苦しみひとつもやらない」は愛を感じたよ。

結局は、里江ひとりの妄心と執着と復讐だったことが、腸煮えくり返る。雫は、双子の父親を愛していたし、双子も愛していた。
ただの失恋じゃん。雫は里江とは同じ気持ちではなかった。シスターフッド的だったんだろう。なのに、大勘違いというか妄想が、どんだけ多くの人の人生を変え命を奪ったか。

慶臣が負わされた役割は、腹いせに過ぎない。儀式と称し、洗脳し、コントロールし、慶臣が自らの意思で行うように仕向けた。雫を奪ったと被害者意識をかさに双子を痛めつけた。虐 待ですよ。
マインドコントロールは罪深い。紀人がいてよかった。まだ解けきれていなかった慶臣は三輪のために動くことはわかっていた。

自分の願いが叶わなかったとき、勝手に裏切られたと思う他罰傾向。自分乃都合で人を使うことも、捨てることも罪悪感がない。反社会的パーソナリティ仕様だよな。

いつか、三輪が目覚めますように。三輪は本当に力があったんだな。慶臣はもしかしたらフラッシュバックすることもあるかもしれないけど、紀人が解っていて支えるから大丈夫なんだろうな。
最初は、「これBLだよね?」と思うことも会ったけど(笑)、ミステリーでとても面白かった!「后宮のオメガ」も同時進行で、先生たち、凄いデス!お疲れ様でした👍
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13件
2023年12月8日
断然好き。23年度私的BLタイトル賞受賞
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 「后宮のオメガ」と2ヶ月上下巻連続刊行、連載も同時進行で、作者さん(たち)お疲れさまでした。レビュー数では〜オメガの方が勝ってて、もちろんオメガも良かったけど、私はこの作品の方が断然好き。絵も安定してていつも攻めはカッコよく、全体的な完成度はこまどりのほうが高いと思う。

タイトルのセンスもほんとうに素晴らしいんですよ!!!これすっごく強調したい。こまどりって、「誰が駒鳥殺したの」っていう、有名なマザーグースで皆でよってたかって殺して葬列をするという死のイメージに結びつけられてるんですよね。「こまどり」に帳(とばり)っていう韻も踏んで、夜の闇に死体を隠すっていう、ストーリーに完全に沿っていて、いやほんと、誰が考えたんでしょう。マジで23年のBLタイトル賞ですよ。

論理を超えた呪いや土着信仰を扱った、現実に潜むかもしれない異端ファンタジー設定なので、完全な犯罪ミステリものではないです。呪いに理屈を求めてはいけない。。
作者さんの攻めって、けっこうわかりにくいんですけど、たまに見せるその瞳の奥の情熱がたまらなく好きですよ。突き放してるようですっごい気にしてて好きでたまらなくて、だけど必要があって離れてしまうとこ、かーらーの、最後のデレ。

ラスト、賛否両論なのはわかる。私は好きな終わり方でしたが、正直、オメガの続編が出るのだったら、ぜひこまどりの続編も弟CPで描いてほしいな。あの子の本気を見てみたい。。たぶん寝不足解消させて(目のクマとって)磨けばカッコいいはず。兄が超アレだし。あ、二卵性だよね。血液型が違った。
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29件
2024年1月3日
敢えて全部描かないのが逆に良い
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 上巻1〜6話+描き下ろしで236ページ、下巻7〜12話+描き下ろしで222ページ。ある事件の真相を突き止めるために、警察庁に務める紀人が双子の弟で民俗学者の慎仁と訪れた山奥の片阪村。そこで神職につく同じく双子の慶臣と三輪に出会い…。ミステリー作品ですが、完全にミステリーというわけではなく、呪いとか科学で説明しきれないファンタジーっぽい要素も少し入ってます。紀人×慶臣がメインで、二人の心情ががっつり描かれているわけではないので、いつそんなにお互い好きになったのか確かに少し分かりにくいところはあったかなーと思いますが、私はミステリーとBL要素のバランスが良かったと思います。最後の三輪の展開、賛否両論あるようですが、私は好きな終わり方でした。単に風呂敷を広げすぎて伏線を回収しきれず終わったわけではなくて、敢えて余白が残ってるんですがちゃんと伏線は回収されているので、不完全燃焼感はなかったです。分かりやすくハピエンで大団円な終わりが好きな方にはモヤモヤが残るのかも。でも長編小説とか映画のように、最後描かれてないけどこうなるんだろうなと考える余白があるのが好きな方にはハマる作品だと思います。確かに三輪のその後は気になるけど、個人的には慎仁×三輪のスピンオフより紀人×慶臣のその後のお話の方が断然読みたいかな。(←紀人が格好良すぎたのでもっと読みたい)
いいね
19件
2024年2月4日

最新のレビュー

露久先生の素晴らしい作品がまた!
作者さんの絵が美しく、お話もとても好きで全ての作品購入しているのですが、正直この作品は試し読みして、仄暗く、日本の因習を主軸としたお話があまり惹かれず、カートには入れたもののしばらく未購入のままでした。でもどうしても気になって上巻購入!あっという間に物語の世界に引き込まれ、一気に読み終わってしまいました。白骨死体発見のニュースから山奥の村の社に奉られる双子、そこに訪れるこれまた双子の警視庁の男と民族学者。設定、話の流れ、キャラクター、エロシーン全てが魅力的な話を作り出しています。そして何と言ってもやはり絵が美しい!!いやもうパーフェクトです。ドラマ化とか映画化してもおかしくないクオリティ。もちろん我慢できずにすぐ下巻購入。物語が終わった後の余韻が心に沁みます。
いいね
0件
2025年5月18日

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