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愛から一番遠い場所【コミックシーモア限定版】
1巻配信中

愛から一番遠い場所【コミックシーモア限定版】

800pt/880円(税込)

会員登録限定70%OFFクーポンで
240pt/264円(税込)

作品内容

【コミックシーモア限定の描き下ろしマンガ&電子書籍版限定の描き下ろしマンガを収録!】
泥に沈んでいくような日々。

自身のバース性をオメガだと知った人紀。
それからというもの幼馴染の世継の視線がときどき怖い…
その奥底になんともいえない熱情を感じるから。友人に向けるものではない、何かを。
人紀はオメガであることを隠そうとするが
世継はそれを許さず、人紀を追い詰めていく…


※本作品は配信中の『愛から一番遠い場所』第一話~第七話を加筆修正し収録したものです。
ご購入の際は予めご了承ください。

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  • 愛から一番遠い場所【コミックシーモア限定版】

    800pt/880円(税込)

    【コミックシーモア限定の描き下ろしマンガ&電子書籍版限定の描き下ろしマンガを収録!】
    泥に沈んでいくような日々。

    自身のバース性をオメガだと知った人紀。
    それからというもの幼馴染の世継の視線がときどき怖い…
    その奥底になんともいえない熱情を感じるから。友人に向けるものではない、何かを。
    人紀はオメガであることを隠そうとするが
    世継はそれを許さず、人紀を追い詰めていく…


    ※本作品は配信中の『愛から一番遠い場所』第一話~第七話を加筆修正し収録したものです。
    ご購入の際は予めご了承ください。

レビュー

愛から一番遠い場所のレビュー

平均評価:4.4 70件のレビューをみる

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高評価レビュー

良作、ここにあります
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 読んでいて、果てのない精神の海に溺れそうになりました。
いやすんごいすき……雰囲気ある絵柄も演出も何もかも好みだけれど、わかるようでわからない愛を問うような、深いテーマに1番心惹かれました。
既刊も全部集めようと思います。

αの世継(せつ)とΩの人紀(とき)。
Ωは弱者とされる世界線。人紀を中心に、『愛』サイドに位置する職場の先輩・元さんと人紀のおばあちゃん、『執着』サイドに位置する世継とで関わり方がぱっかり分かれる構図なのかと思いきや…運命の番を主張するα花村の登場により、すっかりその見立てがシャッフルされちゃいました。
本人の同意を得ることなく人紀を囲い込む世継のやり方には窒息しそうになりますが、バース性ありきで人紀との接触をはかる花村とは違い、世継は人紀という個人にΩが付随しただけ(ラッキー!)だと思っている可能性もあり、たとえ人紀がβでもαでも、結局ヤツは人紀を縛り囲っていただろうな、と考えると…
あれ??なにが愛でなにが執着なんだろう??と途端に迷子になってしまうのですが、それでも花村が正規の人権ルートで人紀にアプローチをかけているのに対し、世継のやっていることは明らかに同意なき支配なので、まーお話がこじれるこじれる。愛とは意思の尊重や自由であることに対し、執着はそれを奪う持続性のないものだから。
世継もαとしての資質だけを搾取され育ってきた手前、まともな距離の詰め方を知らないだけだったのではないか…と同情しそうになりますが、それをどう受け止めるかは人紀に委ねられている感じです。
愛と、愛らしきもの=執着では行き着く先が真逆であることをはっきりと識別している作者さまが、自分の才能をフルに生かして自由に描いた作品のようにも思えました。最後まで低空で低温な感じは、ものすごく隠キャの肌に合う。

時折差し込まれる猫やカラスなどの動物、風に舞う木々や咲き誇るひまわり。なにか影響や予兆を示唆するようでいてただただ自然に巡る生命の営みと、ラベルに振り回され勝手に不自由になる人間たちとの何とも言えない対比が素晴らしかった。

冒頭の蝉の鳴き声からして、もう…2人の魂の叫びが湿気と共に感じられるかのようでした。
いいね
12件
2025年8月11日
感情と行動の”あわい”にあるもの
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 人紀と世継の多くないセリフと効果音によって、その情景や心情がとても鮮やかに表現されているな~と感じました。読めば読むほど深みが増していく感じで”味わう”という感覚がピッタリな黄昏系作品かもしれません。

人紀はこれからも世継が求めるような愛し方はできないかもしれないけど、世継を突き放すこともできないんだろうな。世継の異常な執着と独占欲はあまりに大きく、どれだけ拒絶しても人紀はなすすべもなく呑み込まれていってそこに満たされるような幸福感はない。すごい着地点です。

それでも人紀が優しい花村さんの手を取ることなく世継と一緒にいることを選ぶならそれは一つの答えだし、幸せかどうかはわからないけど、世継を受け入れてそこにいる事実はとても重い。
少なくとも世継にとってそれは何物にも代えがたい前進で、自分の命が助かったことより嬉しいのではないかと想像してしまいます。自分の人生をかけて追い縋った相手が自分の傍にいてくれる現実はきっと彼にとっては生きる意味そのもの。

ハッピーエンドともバッドエンドともメリバとも言い難い不思議な感覚ですが、この白黒つかない感じがとても好きです。
人の心は複雑で人紀のように感情と行動が伴わないことも多々あると思います。そのあわいにあるものはとても不可解で説明がつきません。だからこそ最後の人紀の選択は本能的で何よりも2人の真実に近いんじゃないかと思えて、読んでいる私は幸せな気持ちになれました。
そして何度もでてくるひまわり。本数によって意味が全く違うの知らなかったです。最後のひまわりの中での人紀の微笑は2人の未来が暖かいものである暗示のようでホッとします。
ちょっと苦みのあるこういう作品も素敵で心に残りそうです。
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16件
2025年6月10日
愛は免罪符にはならないけれど、
終始重苦しい世界観。読み終わったあと、はぁ〜〜(クソデカため息)でした。ドロッドロの執着攻めからしか得られない栄養素があるんですよ。そしてとにかく逃げて逃げて逃げる受けを追いかける攻めが大好物なもので……久しぶりにこういう物語が読めて嬉しいです。わたし的にはこの2人はアルファとオメガではなくてもこういう関係になったんではないかと。出会った時から2人が過ごしてきた日常を振り返ると性別、バース性関係なく攻めは受けのこと結局は愛しちゃったと思うし、やり方さえちがければ普通に愛し合えた2人になれたんじゃないかなって。そこがすごく切なくて。愛は免罪符にならないという受けのセリフがありますが、それでもどうしても手に入れたかった手放せなかった攻めが本当に好きすぎました。脇役で出てくるおじいさんの元さんがとても良い人で「その人しか愛せない、そうないと死んでしまう。そんな存在もいると思う」という言葉がとてもずっしり、そしてしっくりくる表現でしたね。そういう執着攻めが理想なんですよっっ!!!(胸熱)救いがないようであるような、愛がないようで愛しかないような、決してハピエンでもバドエンでもないけれど、希望はあるようなこの物語にはピッタリな終わり方でした。単話でもいいので、その後の2人が見たいです。少しでも心が通い合った2人が見たい。お願いします!!!
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20件
2024年10月30日
完璧な漫画
BLでは括れん完成度の高さ プロの漫画家が描いた漫画、アートとして極まっていた。背景とか周りの登場人物、日常の風景、二人の本編に関係な周りの情景が二人の心理を如実に浮かび上がらせていてこれぞ漫画でしか表現できないアートだって感じ。画面から音がする。オメガバって基本嫌いだけどオメガバ設定を上手く使っていた、オメガバ設定なのだけどそれを凌駕する何かを感じる。
緊張感と抜け感と絵柄で読者を精神的檻に閉じ込めるすごい力量をもった作家さんだと唸ってしまった。 自分でもコントロールできない執着っていうのをほんと上手く描いていて人間の心理の複雑さに嘘っぽさがなくてついていける。自分の中の人間的な感情が上手く引き出されてちゃんと二人の気持ちについていける、これをしてくれる作家さんってBL界ではほぼいないのでほんと稀有な存在だと思う。ここまで完成度の高い作品描かれたらこれからが苦労するかもだけどほんと自分の世界を貫いてほしい。期待しています。
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2件
2025年8月10日
16本の向日葵
どこの書籍サイトのレビューでも評価が分かれている作品。
たしかにこれは評価が分かれそう…。

無理やり番にされたオメガの人紀と、人紀に執着する世継の物語――。

かなり怖かった。
執着というレベルを超えている。
ほぼ犯罪なんですが、彼の理由と生き様は色々と考えさせられる。
苦しみながら繋がる2人の姿に、とても複雑な気持ちになった。

他に道はなかったのか。
彼らの選んだ道を愛と呼べるのか……。
物語を読み終わったあとの、苦い余韻が好きでした。
闇系が好きな人はハマるんじゃないかな…。

必要最低限だけ見せて、見えない部分を読者に想像させる手腕が見事。
端正な筆致と構成で、読み始めたら一気読み。

タイトルはひまわりの花言葉です。
この二人、これからも16本な気がする…。
二人がいつか笑顔で99本の向日葵を抱きしめる日が訪れますように
いいね
15件
2025年2月17日

最新のレビュー

激重で陰鬱でかつ美しいBL
終始陰鬱な雰囲気が漂う。

愛激重めサイコパス執着攻めが良過ぎる。なんだかんだ逃れられず自分の意思で留まってしまった受けも…

愛の形に正解はない

2人が一緒にいる理由が、2人にだけ理解る関係なんだな…と感じた。

美しい物語でした。
いいね
0件
2025年9月14日

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