ひるなかの流星 3

最近読み2人とも少しモラの気がありタイプではないから贔屓目なしでいうとタイトル詐欺なような。馬村君は良く頑張ったし大輝晩成って感じの話だった。タイトルから内容を察するしタイトルって大事じゃないですか？破局のきっかけが主人公が迂闊すぎるのと叔父さんってのがモヤつく。叔父さんが先生に辛い時にどうのと言ってたけど働きだしたら仕事が優先で誰でもそれは同じじゃね？その観点で言うなら馬村君は学生の間は良いがあの性格は将来大丈夫なの？（実家は太そうだが）だが先生は職業は高校教師で容姿も良く出会った20代では年収400万位で年齢と共に昇給し退職金も⋯って年取るとリアルな本音が出てくるwとにかく卒業まで待てればかなりの優良物件。とにかく叔父さんが２人ともに話をしないのがないわー。良く姪と今まで通り何事もなく接することができるもんだ。本気なら姪には卒業するまで2人で会うな先生にはプラスで卒業するまでは手を出すなとアドバイスしても良いはず。馬村君とくっつけたいから在学中にどうこうという悪手を描き叔父さんに説教させたんだろうけどね。まぁ主人公に説教を伝えず嘘ついて1人で消化し手放してしまうのが先生の魅力ではありました。高校の友達が先生と結婚したので卒業まで手を出さなけりゃ先生と一緒になっても良いんじゃない？と思います。まぁ友達は先生の立場を理解してたから根底からして違うけど。この話は先生も主人公も卒業までの数年を待てなかったから仕方ないけど先生とくっつかないにしても途中で振ったりどうこうならないパターンで読みたかったかも。主人公に危機感が全くなく保護者も乱入してくるからこの結末しかあり得ないけど。馬村君が当て馬界のヒーローなどと言われてて気になってたが当て馬だなんてとんでもない。彼は未熟な想い人と立場的に踏み込めない先生に保護者の反対というレース展開の中で自分の力を出し切り最後は見事に差し切ってレースを制した本命界に燦然と輝くヒーローです。お前はダービーのキズナかよってくらい見事に全てのピースがハマってる。レビュー読むと番外編があるようなので探してみます。私は振られた相手をずっと思ってるのは不自然だと思うので作者がフォローを入れてくれてるのは良いですね。色々書きましたがとりあえずタイトル詐欺だなぁってのが1番の感想でございました。☆はあまりにも素晴らしいひるなかの流星というタイトルに。