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漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOP少女・女性マンガ女性マンガ 双葉社 JOUR liarliar 1巻
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liar 1巻

作品内容

「この男の前で、私が素直になるとき…それはベッドの中だけ――――」第一印象サイアク。無愛想、彼女モチ。まったく恋愛範囲外――だと思ってたのに。新社会人OLの成田美紗緒は、目ツキがわるく背のすこぶる高い会社の上司、市川のことが大嫌い。…なのに…!?ふとしたことがキッカケで、ふたりは”大人の関係”に堕ちてしまう。望んでいた理想の恋とはまったく違う、ふたりとも絶対幸せにならない上辺だけの恋愛。ダメだって、わかってるはずなのに、でもどうしてもやめられなくて!

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1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全21巻完結

レビュー

liarのレビュー

平均評価:4.0 1,539件のレビューをみる

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高評価レビュー

すれ違う大人の恋
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品では、大人のすれ違いの恋心を、巧みに男性目線からと女性目線からと両方を入れ替えながら描かれている。
この作品の主役は、前半は、市川一哉(イチ)と成田美紗緒。お互いなかなか素直になれないことや、イチに纏わりつく情緒不安定な彼女の田所や、イチの毒親(父親)などが関係してきて色々拗れまくるのだが、最終的には美紗緒の妊娠とともにハッピーエンドを迎える。美紗緒が幸せを勝ち取って嬉しい。
後半の主役は、絶世美女の文里薫。年上の出世頭の夫がいるが、、、夫から離婚を切り出され、、、。薫は学生時代から、非常にモテまくるのだが、ずっと男運が悪い。大学卒業後早々に今の夫と結婚してしまうのだが、就職先で運命の相手の上条(美紗緒が一時期好きだった男)と出逢う。
薫のような小悪魔的な女を嫌いな女性は多いかもしれないが、自分は好きだ。薫は裏表なくピュアで脳内が天然なのだ。それゆえ人を無自覚に傷つけてしまうことがあるが、薫もこれまでの人生で深く傷を負ってきているのだ。裏切られて愛した男の子供を中絶したことなど。
薫には人格者の上条と上手く結ばれて欲しいな、と心から願わずにはいられない。
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4件
2024年7月28日
懐かしい感じのオフィスラブ
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ だいぶ前にハマって読んでいて最近また読み返しています。
細かい説明なくいつの間にかお互い好きになり、何の言葉もないまま身体の関係を続ける2人。両者の目線で綴られ、言葉にしないとこんなにも相手に伝わらないんだということがよくわかる。何でそれを相手に言わんの、聞かないの、とイライラもしますが、実際こういう感じになるのもわかります。
後半 美紗緒いい加減それは言えよという状況になりイライラが募りますが、何とかハッピーエンド。絵が好きなのと先が気になるのとでどんどん読み進めてしまう。イチの外見がとても好き。

若い時の恋愛って、外見や匂い?が好きで、内面についてはどこが好きかわからんっていうことありましたよね?それでも執着してるっていう。イチもそんな感じで内面は・・。
でもそれも育ちの影響もあったりで、最後はスパダリに変身。美紗緒と出会ってよかった。素直に生きていってほしい。

2人とも最初から言葉で伝えていればこんなに遠回りすることはなかったでしょう。でもお互いが大好きという描写は心に響き応援したくなります。
実写化はやめてほしかった・・
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3件
2024年7月24日
一番の優先順位は自分のプライド
何も言わなくてもわかって欲しい。愛して欲しい。本当はこうして欲しい。
そんな気持ち、誰でも抱いたことがあると思う。
そして恋愛観や恋愛経験が幼いほど、そんな都合のいい気持ちを知らず知らずのうちに相手に押し付けてしまう。
一番の優先順位は自分のプライド。
人を愛することよりも、相手の顔色を伺って愛されているかどうかを基準に、心にもないことを言って誤解を生んでいく。
善か悪かの二元論主義的な考えが、素直な自分の気持ちに蓋をして本当に愛する人を遠ざけて傷つけてしまう。
相手に彼女がいなければ素直になれていたのか…?
自分が心を開こうとしないから相手も心をますます閉ざしてすれ違ってしまう。
ただただ素直な自分の純粋な想いに従って欲しい。
そうすれば本当はもっと簡単に得られるのに。

そんなふたりの若さ故の意地の張り合いと歯痒い切なさが、どんどん引き込まれて行きます。
最後はハッピーエンドになれるかどうか。最終回が楽しみです。
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14件
2015年12月24日
続きが気になる
めちゃめちゃ続きが気になります。
1巻を読んでみて合わないなと思っても、とりあえず2巻までは読んでみてほしいです。
主人公側の話と相手側の話、両方読めて双方の気持ちがわかっていくのに、2人がくっつくのも見え見えなのに、展開が気になってしょうがない。
あまりに焦ったくて小説版も読みましたが、文字が少なく、改行が多すぎて、途中で脱落しました。いかにも携帯小説というか。目は滑るし、やたらページを捲らされるし。
原作の言葉はすごーく少ないので、漫画のモノローグで出てくる言葉とセリフだけを見てるのが小説版を見たときの感じで、そこを表情や仕草で繋いで紡いでくれるので、原作より明らかに面白いです。
コミカライズでストーリーにハマった場合、原作の力がほぼ全てというか、原作を読んだほうがもっと面白いのが当然と思っていましたが、作画の方の構成力もかなり関係あるんだな、と思いました。
なので早く漫画の続きが出るのを楽しみにしてます!!
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4件
2016年9月2日
もどかしいところも好き
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ この作品は漫画だけど原作の小説版を読んでいたので話の流れは知っているけど、漫画だとまた違った印象を受けて新鮮ですね。
まだ途中までしか読んでいないけど、この先もっとお互い拗らせてしまいながらも、最後はイチが完全ではないながらもようやく素直になりつつあるので、そこまでの過程も楽しみながら読みたいです。
個人的にはラストの方の好きなエピソードがあるので、そこまで飛ばして読みたい気持ちもあるけど、やはり途中のもどかしい2人の関係や、交互に描かれるそれぞれの視点からのストーリーを楽しみながら読むつもり。
一途な美紗緒だけど本音を口にするのが怖い気持ちも理解できるし、イチの家庭環境や学生の頃の諸々からの斜に構えた性格も仕方ないとも思えるし、お互いすれ違いや素直になれない気持ちもわかるだけに、応援したくなる2人かなぁと。
順番を間違ってしまった2人だけど最初から気持ちはお互い同じなので、それに早く気付いて〜と応援してしまう。
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3件
2022年5月17日

最新のレビュー

上條さんのキャラが好き過ぎる
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ クールな眼鏡男子が好きなので、ドラマで1話を見て「これは原作が漫画ならどんなルックスなんだろう…」と検索しドラマの相関図の二次元上條さんのルックスがストライクで漫画を読み始めると、一挙一動がドストライク過ぎて、ハラハラしながら読み進めましたが、薫さんに嫉妬する事もなく、「はーよかったあ」と読み終えれました。
スレ違い、あるんだろうな。

なかなか本音って言えてない伝わってないんだな、と勉強になりました。
世の男性って、世間体を大事にしてるんだな、とも。
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1件
2025年4月7日

書店員・編集者などオススメレビューをピックアップ!

禁断のオフィスラブ
制作:クリームめろん(シーモアスタッフ)
「liar」は原作者はもぉらす氏、作画は「溺れる獣と甘い罠」でも作画を務めた、袴田十莉氏のタッグによる作品です。新入社員の成田美紗緒と、不愛想な会社の上司、市川。大嫌いなはずだったのに、ある日を境に二人はオトナの関係に…。印象は最悪、おまけに彼女もちにも関わらず、市川と関係をもってしまった美紗緒は、これからどうなっていくのでしょうか。大人だけど、まだ幼さも残っている絶妙な年頃であるヒロインの心情が、綺麗な絵と共に繊細に綴られています。オフィスラブをテーマにした、ちょっと大人の少女漫画です。

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