『フォビア』で原先生が普段ギャグ漫画を描いていると知り、気になり過ぎて本作を読む。
…いや、これは見事に裏切られました。
まず、かんこ先生以来の声出しの大爆笑でした。
もうね、2巻の関先輩辺りなんか最高でしたよ。
だけどね、実は深いんですよ。
フォビアを先に読んでいたので、最初はこう来るかー!と驚いたけれど、読み進めれば納得です。
両作共に原先生の観察眼に驚かされました。
人間の怖さも滲んでる。
爆笑の傍らで、核心をつく天谷に感銘を受け、
まるで名著を読み終えて感動したかのように心がドクンドクンしています(笑)
天谷がモテるのにも納得。
私も一声でついて行っちゃうな。
笑いだけでもすごいクオリティーなのに、
そこに男女の真理が見事に絡んでくるので読み応えあります。
グッと来た!!
オススメします!