ネタバレ・感想ありサタンと貧しき娘のレビュー

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流石の筆力!
ネタバレ
2025年3月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 貧しくても気高いヒロインの愛情が、悪魔のような経営者となってしまった氷のようなヒーローの心を溶かしていく、ファンタジー要素のあるラブストーリーです。
繊細な絵柄と、その表現力と、世界観は流石でした!
ファンタジー風なのが苦手な私ですが、最後には引き込まれてしまいました。
秀作です。
良かった!
2024年7月21日
まるでディケンズのクリスマスキャロルの様なお話です。でも、主人公達の心の機微が良く表現されていて、読後感の良いストーリーで、面白かったです。
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騙された…
ネタバレ
2024年6月2日
このレビューはネタバレを含みます▼ 新たな城館主に幽霊がみせる3つの正しい導きに時間軸を狂わされ、まんまと騙されてしまいましたw。間違いに気付いたヒーローならば、夢にみたような悲しい未来にはならないでしょうね。
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展開は王道
2024年5月7日
先も何となく読めてしまう王道のシナリオながら、最終的には泣きながらラストを迎えました。道中辛くても、多少都合が良くてもハッピーエンドなので本当に良かった。
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何度も読み返してます
2024年4月11日
さちみりほ先生の作品が好きで購入しました。
こちらの作品もほんと好き。童話みたいなストーリーと
絵、魅せ方が絶妙すぎる…。良すぎて、何度も繰り返し読むと思います。
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安定のさちみりほ先生
ネタバレ
2024年4月10日
このレビューはネタバレを含みます▼ よ、よかった…
途中とんでもないバッドエンドになるのかと思って震えました。
でもやっぱりさちみりほ先生は話の持っていき方がお上手です!
2組とも幸せになって本当によかったです。
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ほぅ~クリスマスですもの
2024年4月5日
原題のクリスマスキャロルさながらに、幽霊が見せてくれたものは、、、、産業革命のころはそうだったのでしょうね。クリスマスに邸宅に住民を招く、クリスマスのごちそうやプレゼントも素晴らしいけれど、根本的に生活も改善する。そうしていなかったらサタンというわけかな
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^_^
2023年7月28日
ヒーローが過去・現在・未来を夢に見て進んでいくお話でした^_^色々な葛藤のなか最後の方でヒロインに話す未来の夢がグッときました。オススメします^_^
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ハズレなし
ネタバレ
2023年6月25日
このレビューはネタバレを含みます▼ さみちりほ先生の作品にハズレはないです。表紙とタイトルから、ファンタジー?と思ったのですが、違いました(笑)貧民出のヒーローは、自らの才能で成り上がりましたが、心の芯の部分ではコンプレックスがあります。手に入れた工場の労働者たちの暴動でヒロインと出会い、その清廉な心根の彼女のことを忘れられなくなりました。ヒロインもまた美しいサタンのようなヒーローに心奪われ、そして、その悲しい過去を知り、より愛するようになりました。屋敷の主は三つの夢を見て正しき道を選べば繁栄がもたらされるという言い伝え通りに彼は夢を見ます。ラストはもちろんハッピーエンドですが、彼が見た三つ目の夢が余りに辛いもので夢だとわかっていても読んでいて辛かったです。作家さんの力量を感じました。
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泣いちゃった
ネタバレ
2023年6月21日
このレビューはネタバレを含みます▼ クリスマス・キャロルのようなハートフルなお話。もちろんさちみ先生なのでハートフルになるのは分かっていて読むんですが、やっぱり想像を超えて良いお話。ラストにジョセフがバーバラのためについた嘘が美しくて切なくて、本当に見た夢は悲しく救いのない未来だったけれど、絶対にそうはさせない、っていう強いジョセフの決意が感じられて、きっとその決意、願いの通りになってゆくであろう未来が想像できて、光が射すようで眩しくて、涙がほろり…。
ハラハラしました
ネタバレ
2023年6月3日
このレビューはネタバレを含みます▼ 幽霊が見せる夢が正しい道を教えてくれるという城館で、ヒーローも夢を見ました。でもヒーローは間違えてしまったのだと、読んでいる途中で悲しくなりました。さすがさちみ先生。いいお話でした。ヒーローも友人もどうかお幸せに。
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さすがと言うしかない
2023年4月13日
さちみ先生の数多い作品の中でも、さらに秀逸(個人的見解)。私は終盤泣きっぱなしだった。HQ=ハピエンという大前提があるので、涙は悲しみから喜びに変わったが。“3つの夢”がキーワードなので、随所に夢のシーンが入り、一部、読み手によっては理解しにくいかもしれないが、それこそが読み手の心理を逆手にとった見事な構成力。さすがです、さちみ先生!私は見事に騙されました(笑)ちゃんとあるんだな、切り替えのラインが。ただ単に時間の経過を示すには、背景と一体になっているから、うっかり見逃してた…物語に引き込まれて、夢中で読むほど気付かないかも。どこのシーンのことかは、読んだ人にしか解らない(笑) 通常より多いページ数と安定した作画、『クリスマスキャロル』を彷彿させるストーリー。クリスマスシーズンじゃなくてもオススメです!ティッシュの箱を用意するのもお勧めしておきます。
心が温かくなります
2021年12月28日
作者買いです。
さちみりほさんの作品は、いつも心が温かくなる、優しいラブストーリー。
ステキな絵ととびきりのストーリー構成で、毎回、買って良かったと思える作品に仕上げられています。

ぜひぜひ、読んでみてください。
クリスマスの贈り物🎀
2021年11月24日
有名な「クリスマスキャロル」をHQ色でロマンチックにしたような物語でした。ちなみにクリスマスキャロルの作者ディケンズは、ジョセフと同じような成育歴を持っている人で、原作者もそのことを踏まえ考えられたのでしょうか。下品な人はいるけど(元館主夫妻や金持ち階級💢)、悪い人が一人も出てこないストリーは心癒される読後感で、さちみりほ先生の筆致によって最高のお話でした。今年初めの新作のようですが、待降節(アドベント)前のこの時期に購入できたこと、個人的ですがシーモアさんのゲリラキャンペーンに感謝したいです。ありがとう 😃 💕 (ジョセフはイエス・キリストのお父さんの名前の英語読みです。バーバラじゃなくてメアリーだったら…なんてね💦)
いつも感動しています♦
2021年7月30日
さちみりほ先生の作品は ほぼ全て購読しています👛いつも素晴らしい構成力……感服しています。 この作品も 私の拙い言葉の羅列より 購読なさって下さい。お薦めします。
読み応えあり!
2021年5月15日
他の人のレビューを読んだ上での作者買いです。
盛沢山なのに上手く話がまとまっているのは、さすがのさちみ先生!登場人物も多いのですが、読み応えのある感動ものストーリーに仕上がってます。
クリスマスに読みたいかも?
クリスマスキャロル
ネタバレ
2021年3月14日
このレビューはネタバレを含みます▼ 意地悪なお金持ちのスクルージがお金はあっても不幸な未来を夢に見て改心するあのクリスマスのお話のハーレクイン版!
途中、老けて結婚できず不幸せ(それでもラブラブ)になった主人公のところが新鮮!に感じてすごく面白かったです!
最後はお決まりのハッピーエンド!
毎回おんなじハーレクインに飽き飽きしてる方にもオススメです😄
夢のお告げ?
2021年3月5日
館を買った悪魔のような雇ね主ジョー、館の見せる夢のお告げで、本当の愛に目覚める!胸のすくような展開で、あ~良かった!やはりハーレクインだな、と。アンと親友のお坊ちゃまも結ばれて、大団円!なにげにアンが良い子で好きだった!さちみりほ先生の描く黒髪ロング、最高です!
何をしてきていたかこれから何をするか
2021年2月13日
よく人生や歴史に「もし」はないといわれるが、その「もし」を半体験させるストーリー。利に敏いジョセフ(ジョー)のただならぬ成功者ぶりを描く序盤で、彼の幼少期の一幕を下敷きに、読み手のこちらに、その日々あったればこそこうなってしまったのだ、と思わせる。あれがなければ、いい意味でも悪い意味でも今の彼はないのだと。
ディケンズのクリスマス・キャロルにおけるスクルージこと、ジョーがその主人公。ヒロインは彼の親友から渾名は「悪魔」なのだと伝えられる。が、その悪魔の名の由来も、通り一遍の意味からではない。本歌取趣向の過去現在未来の夢は、HQ仕様のロマンス色が入り、ジョーは胸潰れる「もしも」の悲惨な行く末を、正夢の如く生々しく見せつけられる。ただし、この状態で先に進めば、ということ、夢から醒めた所で、取り返しのつく「今」に居る自分に安堵する定番設計。

でもこれが巧みに構成された別物のクリスマス・キャロルなのだ。

富む知力はあったが、手段を選ばず、であったジョーがヒロインの為に動く各エピソードが、困苦の少年期と読み手のこちらは被ってしまい、ピュアな彼を覗かせてくれた気がして、彼の立たされる状況に同情も誘われる。嫌な奴、で片付けられない描写力構成力に確かに誘導されたのだ。
夢のシーンは漫画向きなのだが、それでも未来のシーン、もう少しトリップ感は欲しかったと書くと、いちゃもんか。
そうはいっても本当に上手い漫画家だ。

強突張りとばかりでないからこそ親友もいる、というキャラ設定がストーリーを支えたし、ヒロインの幼なじみも二度遣いされて話の厚みをだして心救われた。がその一方で、クレアモント夫妻が一緒に付いてきて、ストーリーの悪役としても立ち回ってなかなか。このぉ、と感じさせる母親の言動のいやらしさを、コミカライズならではの視覚要素に訴えたりして見せてくれる。

アメリカンドリームならいざ知らず、他の国や地域は新興成金を好まぬし、ラダイト運動と来れば英国、最も出身階級を問うことだろう(話中に、ジョーが労働者階級出身者であることを踏まえ、紳士階級-資本家階級-に入る云々があるが。児童労働にも触れ骨太)。
やはりそういう意味でもハーレクインの紡ぐ世界は夢の世界を見せてくれる。
背骨にロマンス二本も通しながら、豊かになること自体は肯定し富をどうするかを考えさせる、本家を部分踏襲した見事な作りだった。
さちみ先生の作品はどれも好き😊
ネタバレ
2021年2月8日
このレビューはネタバレを含みます▼ さちみ先生の作品はほとんど購入しています。ジャンルを問わず、いつもさちみ先生の漫画は笑ったり泣いたり、温かい気持ちで読み終えることが多いです。この作品もそうです。ハーレの原作は未読ですが、チャールズ・ディケンズのクリスマスキャロルのオマージュでしょうか?
過去、現在、未来を経験した主人公が改心し、違う道を選択するおとぎ話で、主人公もヒロインも脇役も誰もが幸せを迎えられる漫画です。
時間を巻き戻すストーリーはよくある話ですが、さちみ先生が描かれると上品で優しい雰囲気になりますね。
ディケンズのクリスマスキャロルの主人公と違って、この作品の主人公は守銭奴ではないです。資本家で経営者ではあるけれど、幸せになろうと努力する合理的で頭の良い優しい人で、最初から好印象でした。ヒロインも芯が強くて優しくて…。ハーレファン以外の方にもおすすめの作品です。
正しい選択
2021年2月6日
人生にはいくつもの選択があり、その選択の積み重ねが、今の自身を作っている。けど、それが後悔ばかりの日々だったならこんな悲しい事はないですよね。ハッピーエンドで良かった!!
不思議な時間
2021年1月29日
さちみりほさんのHQ はほとんど購入してます。この作品は、ヒーローの過去、現在、未来の時間の流れと心の闇とが織り成す物語で、美しく仕上がっています。
作者買い
ネタバレ
2021年1月18日
このレビューはネタバレを含みます▼ この作家さんの作品はどれも温かい気持ちにさせてくれます。苦労して手に入れた地位もヒロインとの出逢いによって今までの辛かった過去からの恨みのし上がってきた苦労もよじ曲がってしまった気持ちも将来の妄想の夢によって導かれて行きます。
二人が明るい未来に舵を切れて良かった
素敵な作品です。
いいお話でした
2021年1月15日
さちみ先生は盛り上げ方がいつも素晴らしい。今回も切なさマックスのところから一挙に幸せ満載へ。うるっとさせられてからの感動の嵐です。さちみ先生のハーレクイン大好きです。
あっちに本が…(ネタバレごめん遊ばせ)
ネタバレ
2025年3月16日
このレビューはネタバレを含みます▼ 何より絵がキレイで、予定調和の安心感(笑)。ダサめのタイトル、まったりしたカット割り。…ハーレクイン?とちょっと小バカにしていましたが。すっかり騙されました。現在、過去、そして未来の夢。やっぱりイイ!そう、いつでもやり直せる。引き返せる!でも、10年後にしては老けすぎ?30年後かと思いましたワ(笑)。
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描き方がさすが。
2025年3月15日
少し古めかしい絵柄は好みが別れるかもしれませんが、私は上品で綺麗だと思います。ストーリーとキャラクターがまた良いです。ストーリー展開の描き方かさすがさちみ先生。
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タイトルの「サタン」の意味がわかった
2022年1月5日
キャラクターやストーリーは良かったです。夢で過去や未来を見たりするので、時間軸が分かりづらい箇所がありました。絵は好みが分かれると思います。
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期待通り
2024年4月12日
読んだ後に幸せな気持ちになれるお話でした。やっぱり、さちみ先生の作品はどの話も期待を裏切らないです。
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