原作本が高次脳機能障害が社会的に問題になってきた頃のものだからヒロインの描き方に少し??と感じるところもあるけれど、障害をもったヒロインを主人公にした点で素晴らしいと思った。この障害は後天的なものなので周りのサポートが重要なんだけどヒロインの周囲は本当にクソで下衆💢だった。その悪意に吞まれないだけでもヒロインの人としてのすごさが分かる。原作を見ていないけれどそこのところ詳しく描いていることと思う。また今の仕事関係のサポートがあるだろうがコミカライズのページの都合上読者が想像するしかないのだろう。今作は家族関係でも身体でも障害を抱えてもなお前向きに生きるヒロインと、元婚約者のダブルバインドな言動💢にトラウマってるヒーローの恋物語。ハッピーエンド至上主義のHQで描かれて本当に良かったと思う。