タテヨミの読み難さとかそういうの以前に、突っ込みどころが多すぎる。
人類の標準時間の単位でデジタル時計にしか見えない画面でカウントダウンされる超常の扉、現れる対象を明らかに選んで出現しているのに出現後は誰でも入れるガバガバ扉試練システム、すぐ近くに仲間が待機してるにもかかわらずなぜか異形に単騎で挑む主人公、世界崩壊が数字で明示されているような状況で名誉だの金だの権力だのに執着して弱い者いじめに精を出す悪役、等々。
また、設定がゲームシステムそのまんま過ぎて萎える。もうちょっとファンタジーなりSFっぽくアレンジすることはできんかったのか? 扉のカウントダウンを砂時計とか色表示にしたり難易度表示を☆以外の表現にしたりするだけだと思うのだが…。
そして主人公の同じ穴の狢感もものすごい。能力獲得からの初戦の流れを見る限り金だの名誉だのが欲しかっただけ、としか読み取れない。結局将来は弟君と似たり寄ったりな感じの本質になってくとしか思えないのよこの主人公。
4話までの描写では他プレイヤーも皆、金とか名誉とか権力とか自己顕示欲とかの化物にしか見えない描き方で、魅力を全く感じない。そして5話で始まる茶番…、ここで挫折。
……てか受付嬢よ、重罪の科される犯罪行為を軽い調子で独断で見逃してるんじゃないよ…。