ネタバレ・感想あり開花アパートメントのレビュー

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大正ロマンの世界にどっぷり浸かれる
2025年4月22日
翻訳家の藤が引っ越した先は、住人全員が秘密を抱えている集合住宅・“開花アパートメント”。
彼はまず初めに、同じく住人であり探偵業を営んでいる東条、そしてその事務所で助手をしている真と出会います…。

この作品、何と言っても表紙の美しさに目を見張りました。白・黒・赤・薄茶のみの色使いですが、その一つ一つが調和したレトロな色彩。どの時代の物語だと特に言及せずとも、その色合いのみで古き良き大正ロマンの雰囲気を醸し出せている気がします。
そしてページをめくれば緻密な描き込みのモノクロームの世界。そこはかとなく漂うその妖しさ、艶めかしさが、物語の舞台である大正末期にベストマッチ。
次代設定もあるのか、文学作品のような読後感です。ミステリアス×ノスタルジックで、ずっとこの世界観に浸っていたいような気分にさせられました。
めっけもんでした
2025年3月12日
シーモア内でたまたまオススメに出てきましたが、いいもの見付けさせてくれたなと思います。ヒンヤリしっとり美しく、たまに朗らかなユーモアも混ざる雰囲気が好みです。続刊が待ち遠しいです。
ほんのりとノスタルジックでミステリアスで
2025年1月17日
1巻のみ読了。美しく雰囲気のある絵柄にまず心惹かれた。時代は大正末期、アパートメントに集う謎めいた魅力的な人々、それぞれが秘密を抱えている。郷愁を誘う設定と不可思議な物語が心地よくいつまでも浸っていたい気持ちにさせる。さて2巻をどうやって手に入れようか…
1コマ1コマが美しい
2024年7月30日
理想の大正ロマン漫画だと思います。
黒と白とトーンのコントラストが美しい。1コマ毎に美しさに吸い込まれるようで…美しい画なのに各キャラのストーリーも、主人公が抱える秘密や問題点もすごく人間臭くて、そこが何というか「生きてる」と感じられて不思議な気持ちになります。
終わりまで追いたいです。
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独特な美しさ!
2024年2月12日
初めて拝見しました!本屋でふと見つけて試し読みで面白いと思い、買ってしまいました。エピソードも一つ一つユニークで特に第4話の切ないような話が大好きです。そしてとにかく絵が大好き!!ザ・大正ロマン!って感じの美しい絵がこの物語をさらに深く奥ゆかしくかんじさせていると思います!2巻が楽しみです。
待ってました
2024年2月4日
雑誌で拝見してからすごく楽しみにしていました。それぞれのお話がどれも美しい仕上がりで好きですね。今一番のオススメです。個人的には4話が一番好きですね。

短編の小説のような読後感があって、それぞれのお話は単品でも楽しめます。
絵の独特な雰囲気も相まってホントデビュー作とは思えないほどです。この作家様の短編でヨダカ心中っていうのもあって、オススメです。
本当にデビュー作?
2023年12月21日
タイトル通り、本当にデビュー作かと疑うレベルの漫画です。
なにより絵が綺麗。美麗で妖艶、そして少し不気味な雰囲気がお話に合ってる。

登場人物がすこし拗らせた人間達ではあるけれど、善良さもあるのがよかったです。
ストーリーを楽しむ漫画というよりは雰囲気を楽しむ漫画という印象です。(もちろん続きも気になりますが)
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作家名: 飴石
ジャンル: 青年マンガ 歴史
出版社: KADOKAWA
雑誌: HARTA COMIX