無料分3巻まで読んだんですが、まずモノローグがひらがななのがすっごいサムい。お前高校生だろ!とツッコみたくなる。その上ポエムちっくなのがキツい。これだけで読む気がなくなる。
あとアリスは喉で歌ってて、腹式呼吸で歌うべきってアドバイスがあったけど、あんなすぐに腹式呼吸マスターできるものかなと。そんな簡単なものじゃないと思います。
もしアリスが6年ずっと喉で歌っていたとしたらポリープとかできて、普通は手術しなきゃマズいレベルになるのでは?と。現にそういう歌手の人いるので、リアリティに欠けていると感じた。
そしてギターもすぐにマスターしちゃって、マンガだから、天才だからという設定だとしても、ある意味現実の歌手やバンドマンをバカにしてるとも思います。
(3/30追記)せめて天才だからという設定でやるのであれば、音楽が好きだからギターにしろ歌にしろ没頭しているだとか、そういう描写があればまだよかった。普通人はそれを「努力」だと思うが、主人公は「ただ楽しいからずっとやっているだけ」みたいな「結果が出るまでの過程」を一切省いているのがどうしても納得いかない。陳腐ではあるが時間がどれだけ経ってもギターを弾いている姿とか。過程で挫折してる人間もいるのに、それ書かないのは表現者としてどうなのかと思う。「過程」で躓く人多いと思うからなおさら。
一体どうやって腹式呼吸やギターをマスターしたのか?努力や葛藤があまりにもなさ過ぎて共感できないんです。現実の歌手やアーティストだって隠れて滅茶苦茶ボイトレだ音楽の研究とかしてる。けどそれを表立って見せてない、見せないのがアーティストだと思う。がわ主人公にそういうのがない。完全に作者が好きなミュージシャンが隠れた努力をしていると思ってないんだなぁ、完全にファン目線なんだなぁと思いました。
あとかき分けの問題なのか、モモとユズにしても、他のキャラが出てくるとどっちがどっちか分からない。
全く作品に共感できない、これを読んで音楽っていいね!友情いいね!バンド最高!とは思えなかったです。