映画『デトロイト・メタル・シティ』に好きなミュージシャンが出演や楽曲提供をしていたのと、HR/HMとスウェディッシュポップスなどが好きなので、この漫画が気になり読みました。
最初から読んで6巻あたりで下ネタについていけなくなり、間をとばして最終巻の10巻を読んだのですが、読んだ部分では、バンドやファンがリアルに感じたし、HR/HMネタやスウェディッシュポップスのネタも元ネタが思い浮かび、面白かったです。
作中で主人公が書く歌詞は、漫画で読むと各音楽ジャンルを少し誇張しているように感じたのですが、実際に何度かライブで前述した好きなミュージシャンが楽曲提供した曲をこの漫画の歌詞で歌っているのを聴いた時に、ミュージシャン本人が作詞した曲の前後に聴いてもそれ程違和感を感じませんでした。そのミュージシャンでない人が作詞した感じは受けましたが。その位、この漫画に出てくる歌詞もそのジャンル風なのだと思いました。
描かれる音楽エピソードに、メインになっている部分でも細かい部分でも、作者さんが描く音楽への愛を感じました。