グルメ系のマンガはほとんど読まないけどなかなかの高評価だったので読んでみました。
主人公のたまこは父の遺した定食屋を継ぐことになった。その店にはメニューがなく、ご飯とお味噌汁がメインで料理はたまこが作りたいものを作るというスタイル。たまこはお客さんの手を握ると何故かその人の食べたいものが分かるという特殊能力を持っているらしい。そしてその店で食事をしていると、何故かだんだん体調も良くなっていくという。
そんなファンタジーのようなお話だけど、たまことお客さんとのやりとりは暖かく、見ていてほっこりする。ただ、主人公は若いのに(30歳という設定)、全てを包み込んでくれるオカンみたいなのがますます現実味がないところだと思う。