厄介くんの「なにか事が起きると犯人あつかいされる」巻き込まれ体質と、その体質にそぐわない善人っぷりが面白かった。事件発生して、厄介くんに助けを求められて出てくる今日子さんは、なんというか、フツーだな…と思ってしまった。1日しか記憶がもたない点や、総白髪というキャラ立ちはあるけれど、厄介な性格をしているわけではなく、性格に癖がないから、掴みどころかない印象。1巻には2つの事件が収録されているけれど、どちらも奇抜ではないので、読んだあとも印象に残りにくい話だった。続刊も読んでみたい気はするけれど、まだ、手は伸びないでいます。