神使長の跡取りで鹿の白羽×彼の父に拾われた孤児で使用人の養子の草介 の二人の幼馴染ラブ。
ヘタレで一途、彼以外友達は不要とブレずに草介一筋の白羽が発情期にも耐え、しかも恋愛感情は無自覚とのキャラ設定がとても面白かった。
一方、草介の卑屈ぶりが鼻についたけど、王子様的に全てを持った白羽と育てばそうもなるだろうな。肝心な事を周りの大人達に隠されていて、草介を想っての事だけど本人にしてみたら酷な話。草介のキャラも良かった。
今も引きずる過去の出来事は辛い物だけど、それを超える白羽の大きな愛情と白羽のお父さんの無償の愛と家族の愛、たくさんの愛情に溢れていて泣けた。
白羽のお母さんを亡くし自分は鹿の姿となった白羽のお父さん。威厳ある姿に心を打つ。白羽と草介は周りの犠牲の上の幸せを大切にして欲しいなぁ。草介はこの先自分の事を好きになって欲しい。告白シーンからエピローグまでの二人はとても良かった。男を上げた白羽が草介に蹴られて喜んじゃう姿が健在で嬉しい〜。
お話はホント泣けたし良かったんだけど、草介の家族の異常なテンションの仲の良さや義弟とのお手伝いや、精霊が見えるから草介は実は鹿の子なの?と思ったし、ヤンキーみたいな同級生とかもちょっと余計な演出が不自然だったかなぁ。台詞回しとかすごくいいのに、ストーリー展開の滑りの悪さを感じてしまい勿体無かった。