お掃除を題材にしたコミカルなラブストーリーと思いきや、読み進めていくとそれ以上に骨太なストーリーが全体を支えていることが分かります。
可愛く健気で芯の通った主人公やその逑、優しいけれど時には厳しい側面も見せる愛情溢れる周辺の大人達など、キャラクターの作り込みも素晴らしいです。
中でも最もこの作品がすごいと思うのが、キャラ達の言葉です。それこそ骨太で奥の深い言葉が散りばめられており、自分の生き方を振り返って反省させられます。
伏線もまだたくさん残っていますので、最後まで良い意味で期待を裏切ってくれるのではないかと考えています。次巻が待ち遠しい!